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医療保険が不要である理由

社会人になると誰もが一度は加入を考える医療保険。
しかし最近はネットを中心に「民間の医療保険は不要」とよく言われます。
私自身も不要派です。
今回はその理由を深掘りしてみたいと思います。


医療保険の加入率

まずはそもそもどのぐらいの人が医療保険に加入しているかの実態を調べてみました。
その結果、現在は65%ほどのようです。
加入率が減っているようですが、不要論が広まっているからかもしれませんね。

医療保険が不要な理由

1つ目の理由は公的保険の存在です。
日本には国民皆保険制度があり、すべての国民が公的医療保険に加入しています。
そのため、いつでもどこでも医療費は3割負担で済むわけです。

2つ目の理由は、高額療養費制度です。
いくら国民皆保険といっても入院や手術をしたら3割負担でも高額になります。
でも高額療養費制度があるおかげで1カ月あたりの医療費には上限があるわけです。
具体的には、一般的な収入の人の場合は約9万円です。
入院や手術で何百万円かかろうとも支払いは約9万円で済むのです。

以上のように、日本は社会保険料が高い代わりに公的保険が充実しています。
そのため日本人のほとんどは民間の医療保険に加入する意義は少ないです。

逆に、貯蓄がなくて高額療養費制度の上限額の支払いが厳しい人は医療保険に入る余地はあると思います。
ただし、その場合でも掛け捨ての安いものにしましょう。
そして医療保険に入らなくても問題ないよう貯蓄を進めていくことをオススメします。

医療保険に関わらず保険屋さんはあの手この手で不安を煽り加入をすすめてきます。
本当に必要なのか自分の頭でしっかり考えるようぜひ心掛けてください。


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