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【しまむら】AIモデル活用 コメ欄から見えるあれこれ

こんにちは。アキスケです。

今回はファッションのデジタル分野に関するお話です。少し前に「しまむら」で AIモデルの活用がスタートしました。
概要はこんな感じです。

■しまむら、AIモデル活用の概要
・5/15にしまむら公式インスタアカウントから発表
・名前は「Luna(るな)」
・その他設定
└20歳、身長158cm、服飾専門学生
・しまむらのアイテムを活用した情報発信を行う
・インスタアカウントあり
・現状は使用した生成AIや学習データは非公表

■Luna インスタアカウント


ここから個人的な感想です。

AIだと言われないとほぼわからないくらいの出来になっていると思います。僕はMidjourneyぐらいしか触っていないのでその感覚でしか語れないですが、生成したモデルに自社の洋服を着せるのはどうやっているんだろう?と気になります。アバウトな感じならできますがそれだとアパレル企業の情報発信用としては成立しないですしね。

あとモデルの顔の角度がほぼ決まっているなぁ、と一瞬感じましたけれどそれはリアルな人間も同じか。。。昔知り合いに「女優さんとかモデルさんとかって皆得意な角度ってもんがあんのよ」と教えられました笑


しまむらというたくさんのお客さんを持っている企業がAIモデルを起用したというだけでもこのニュースは興味を引きますけれど、さらにコメント欄がちょっと興味深かったです。

■この投稿のコメント欄です

しまむらユーザーがAIに対して現状どんな感覚でいるか、とか
洋服だけじゃなくてモデルさんのライフスタイルまで気にする人がいるんだなぁ、だから”カリスマモデル”とか生まれるんだなぁ、とか
人間て「よくわからないもの」をこんなに警戒するんだなぁ、とか。
いろいろ見えてくる感じがします。


以上、今回はしまむらがAIモデルの活用をはじめたことについて概要と感じたことを書いてきました。

ものを販売するときの宣伝広告費ってかなり大きな金額になります。AIを活用してここを軽くできるというのは、AIの出始めから言われているメリットなのでファッション業界に限らず今後も増加していくでしょう。

いっぽうで法整備のところやAIを活用していること自体に抵抗があるユーザーもいるでしょうから、だれをターゲットにするかで比重は変わるでしょうが、しばらくはAIとリアルを併用しながら進んでいくんだと思います。

今回は以上です。それでは、また。

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