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【デジタルファッション】MIdjourneyでつくられた洋服という表現

こんにちは。アキスケです。

今回はデジタルファッションの取り組みについて面白いニュースがあったのでご紹介します。

「MIdjourney」などの画像生成AIを使用して
デジタルにおけるファッション表現を研究しつつ
サービスの開発に取り組んでいる、
株式会社オムニスさんの事例です。

きっかけは下記のニュースです。

ニュースの内容を要約すると
株式会社オムニスさんは、
今年3月にAIファッションプラットフォーム
「OpenFashion」を提供開始。
その中でジェネレーティブAIとファッションに
関する情報をブログなど通して発信しています。

今回「OpenFashion Design Prompt Book #1」
という
Midjourney(ミッドジャーニー)を活用して
作ったアパレルデザインをまとめたルックを
発表しました。

ドレスやバッグ、靴など約50点を掲載していて
画像と一緒に生成に使用したテキストも
載せています。どなたでも無料で見ることができます。

という内容です。


さっそくサイトのリンクからPDFデータを
見てみると細部まで細かく描かれたデザインをいくつもみることができました。ぜひこのリンク先の【プロンプトブック #1】というところから見てみて欲しいんですけど、一部掲載させていただくとこんな感じです。

ご覧の通りとても完成度が高いです。
写真の中の「Prompt」という部分が
その画像を生成した時のテキストです。

これらはすべてオムニス社の方が作成しているらしく
しかも中には服飾に専門的な知識を
持っていない方もいらっしゃるんだとか。

表現の世界に革命が起きてますね!


とはいえ掲載している文字を
僕らがそのまま入力したら
同じ作品ができるとは限りません。

Midjourneyを使ったことがある人なら
わかると思いますけれど理想の絵が
生成されるまで作り直しをしたり
Prompt自体を微調整したりする必要も
時にはあります。

また、作成者がイメージ通りの絵を生成するため
元となる画像をAIに取り込ませて学習させる、
といったことが必要だったりもします。

オムニス社の方々がどれくらいの手間で
一枚の絵を生成したか定かではありませんけれど
つまりは、
それなりの大変さはあって
あの作品ができているのだろうと想像します。


上記ルックの他に
オムニス社が提供する
AIファッションプラットフォーム
「OpenFashion」では、デジタルファッションの
ニュースや生成系AIの使い方に関するブログを
見ることができました。

デジタル技術を使って表現をしてみたいけれど
専門知識やコツがわからなくて不安な人には
ヒントになりそうな内容がいくつもありました。
先の「OpenFashion Design Prompt Book #1」と
併せて見てみるといいでしょう。

今回は以上です。
それでは、また。

■OpenFashion


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