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【短歌】流転に向かって飛ぶ

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きっと言葉はどこにでも転がっているはず
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2019年11月の記事一覧

短歌 011-015

こんぺいとう照らして虹を手に入れる口に含めば失う苦さ、

ダ・カーポを指でなぞってふりだしへ/たった二文字が言えないでいる

指折りでお別れの日を確かめる/閉じた手はなぜか開けず

赤い糸だらけの街で絡まってこの苦しさが愛なのですね

べっぴんさん一人飛ばしてべっぴんさん飛ばされたのが醜い私

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