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【2024/02/20 黒ひげ危機一髪ゲームってまさに!】

今日は幡野広志さんのネットでのお悩み相談をまとめた書籍「なんで僕に聞くんだろう。」を一気に読んだ。

もう、何度も途中、「そう!そうなんだよね!」「そっかー」「わぁ」と声が出た。わかりみが深くて、気づきがあって、我振り返って、代弁してもらって、私の今日文の上位互換で(厚かましいけど)、感動して、反省して、学びになった。かなり感想の表現が重複してる。

自分の手元において、そして息子と母の血肉を分けた直系家族には読んでほしいと思う、とにかく上位互換なので私の思いをより伝えてくれる本だった。実際、読みおわったら即Amazonで購入して、母宛に送った。

とにかく、共感ポイントはたくさんあったのだが、一番私のぼんやりした思いが少しクリアになるキッカケになった箇所を記録に残しておこうと思う。

『これって「黒ひげ危機一髪」にソックリなんです。…みんなナイフが刺さっていない時は何も考えずにナイフを刺して、だんだん穴が減ってきていよいよ飛びそうになってくると、途端にどこに刺そうか考え出すんです。運のゲームだから考えたって無駄なのに。そもそも考えるなら最初の一本から考えればいいのに。黒ひげが「自殺する人」、ナイフが「否定する言葉」です。最後のナイフで黒ひげが飛んだように思うけど、実は否定の言葉を刺した全員で殺しているんです。あなた自殺を今否定する人は、あなたが本当に死にそうだから否定するのです。でもあなたの入っている樽に余裕があったときにナイフを刺してきた友人は何も感じないですよ。そもそもナイフを刺した感覚もないだろうし。』

私はこの表現を「自殺」ではなくて、黒ひげ=「自分」、ナイフ=「自分の行動や考え方」に当てはめて、生き方表してるなーと思った。一度「癌」になって、穴の数に限りがあると気づく。しかも全部でいくつあるかはわからないのに急に残りの穴が少なく感じる。しかしそれは最初から運ゲーなので、考えたり恐れるのは今更なのだ。癌の再発への不安を筆頭に、本当そう。

あともう一つ、『大丈夫です、体調が悪いフリをしていればいいんです。ガンになると仮病が疑われないですよ、すっごい便利です。』いやー、本当、本当そう。メモメモ。

癌になった人側の話だけでなく、癌になった人にどう接すればいいかのお悩み相談&回答も秀逸だった。立場を変えて考えてみることは、とても大事。

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