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人新世・アントロポセン

「アントロポセン、取り上げてみない?」

毎週水曜日、世界が変わる学校でファシリテーションをご一緒しているひでかりんからの一言で初めて知った

人新世(アントロポセン)。

そう言えば耳にしたことはあったのだけれど、あまり気にせずさらりとスルーしていたワードでした。

あれ?人新世ってなんだろう?気になりますね。


まず、これは地層学の話であります。

地層のできた順番を大きく分けるとまずは『代』(例)古生代、中生代、新生代…など

『代』をもう少し分けると『紀』(例)白亜紀、第四紀…など

『紀』をさらに細分化すると『世』(例)更新世、完新世…などになります。

まとめると今現在、私たちは1万1700年前〜に作られた新生代第四期完新世の地層の上にいると言われていました。

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(画像お借りしてきました)

しかし2000年2月、ドイツ人のノーベル化学賞受賞者、パウル・クルッツェンによりすでに完新世は終わっているのでは?と考案されたのが

『人新世』なのです。

人類の時代という新しい時代区分で、1950年前後からその時代が始まった説が有力視されています。

20世紀後半における人間活動の爆発的増加によって、今まで地球上に存在していなかった物質が溜まって地層になるからです。

面白くないですか?!今、地球環境問題が大きく取り上げられていますが、地層にまで反映されるレベルって本当かな?と調べたくなってきます。


そんな訳でクラスでは、アントロポセンを通じて見えてくる問題点やゴールを話し合うことができました。


1、人類が生き続けるためには地球と共存する必要があるけれど、なぜ、私たちはそれができないのか?何があれば、そこに向かえるのか?人新世において、我々はどのような地球環境を後世に残したいのか?
2、.すべてのヒトが幸せであり続けられる貨幣制度とは?
3、無意識を意識化できるようになると、世界の創造主になれるそれは本当か? 大和調和は、世界を変えることができるか?

もう、どれも興味深い…キーワード『人新世』だけでも色々な角度でアプローチできそうです。

ちなみにこちらの動画を参考にしました。動画やこちらのブログも含め、情報は本当かどうか?もご自分で考えて頂けたらと思います。

Welcome to the Anthropocene 日本語吹き替え版


さて、あなたならどんなことを知りたいですか?

どんな「WHY」が出てきましたか?

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