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台風一過230817

昨夜は入稿のあと、書き仕事を持って友人の事務仕事を監視。苦手なことをたった一人でやらなきゃいかんのは大変。部屋の窓を開けると、台風が接近しつつある湿った風が吹き込んできたのだけど、虫の音もコロコロと聞こえて着実に季節が動いていた。い草の部屋でパタパタと湿った風にはためくカーテン。こんな時に一句詠めれば、このしみじみとした気持ちも格好が付くだろうか。

カバー写真とこの写真、どちらも2016年の9月のもの。函館は9月の中旬になると随分秋が深まったような色合いになる。闇の濃さが迫る晩秋、迫る冬を思い起こさせる。

台風一過。東海地方に住んでいた頃は、毎年何度かはこの暴風と青空に会う。強すぎる台風の低気圧が、酷い喘息持ちだった小学校の同級生の命を間接的に奪った。あの時も台風一過の体育祭だった。30年も経つが、こんな日は未だに心が軋む。

その頃そばにあった音楽は德永英明のアルバム「Nostalgia」。

德永英明といえば、「風のエオリア」とか「夢を信じて」、「壊れかけのRadio」、近年だとカバーアルバムでめっちゃ稼いだはずなんやけど、アーティストとしても声も至高だったのは、この「過ちの夏」が含まれるアルバム「Nostalgia」とその前作「Revolution」「JUSTICE」あたり…だと思う。

バブルからバブルの終わり、聴いていたのが自分の思春期と被っているから余計にそうなのかもしれない。

恐ろしいことに「Nostalgia」収録の曲は今でも全部ソラで歌えてしまう。どんな記憶力だよ。

ということで、本日も朝はADデザイン直し、昼からはイベント取材・サポート、夕方~夜は占い(?)屋。脳が焼けそうになるが、それなりに。明日までに仕上げなきゃいかん原稿が2本、3本…終わるんかねえ(゜_゜)?

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