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入院三日目の記録 MRI編

この表題と言うことは、、、
はい、失敗記録、三日目=昨日のお話です。
すみません、適切なイラストを見つけられず、
どなたかの初めての検査のイラストを、
初めて部分をトリミングしました。

私は、もう何度かMRI検査を受けています。
多分、最初に受けたのは、28歳で
卵巣嚢腫になり、手術を受ける前。

その時は、四か月の我が子を
ほぼワンオペで育児中で、
眠れない日々に、痛みに苦しんでおりました。
卵巣嚢腫は痛くないと言われるのですが、
痛かったんですよ、私。
痛いか、痛くないか、患者の感覚なので、
痛いのに、
痛くないでしょ、
とか、どうか、言わないでください、お医者様。

話がそれました。
28歳の私は、手術前検査として、
初めてMRI検査を受けることに。
この検査は、大きな色んな音が鳴ります。
そのため、耳栓したり、
ヘッドホンつけて音楽ならしたり
対策している病院が多いです。
仰向けでじっとしていないといけません。
閉所恐怖症の方は、辛い検査かもしれません。

初めての子育て、
睡眠不足マックスの私は、
仰向けに眼を閉じて検査が始まると、
一気に睡魔に襲われ、
そのまま検査終了まで、爆睡しました。

何度かMRI検査しましたが、
その時の印象が強くて、私の中では、
寝ている間に終わってしまう、楽勝な検査、
というカテゴリーに分類されています。

前日の細胞診の両極に位置している検査です。

検査はコンタクト外すので、朝からメガネ装置。
検査技師さんは、細身でなかなかのイケメンさん。
検査入口でメガネもマスクも外したので、
私の視力は奪われ、
更に見えないベールがかかり、
イケメンさんは、王子さまレベルまで、
想像力豊か過ぎて、どんどんレベルアップしていきました。

さて、検査がスタートしたら、
仰向けにじっとしていないといけません。
28歳で検査したときは、大丈夫でしたが、
45歳の今は、副鼻腔炎が悪化しており、
痰切りのお薬を飲んでいることもあり、
後鼻漏で、痰か鼻水かわからない液体が、
口の中に溜まり続けます。

飲み込むのも、体に悪いことだと思うし、
唾を飲むことも、動いてしまうことになるし、
検査が終わるまで、我慢していました。

15分ほどして、音楽が止まりました。
ようやく、解放されると思っていたら、
先程の王子さまが近づいてきて、

あと10分くらい、続けます、大丈夫ですか?
と。

いや、どうしよう。
音楽止まった時点で、私は終わったと理解し、
口の中に溜まったものが出せると。
どうにか伝えたいけれど、声も出せない。
手振りで何とかモゾモゾしていると、、、

あ、痰ですね、
ちょっとお待ちください、
一度起こしますね。

おじいちゃんでもないのに、
痰が絡んで、途中中断なんて。
せっかくの王子さまとのひとときが、、、

背に腹はかえられぬ、
ティッシュをもらい、
再度検査する体勢を整えました。

恥ずかしい気持ちいっぱいで、
検査続行。

おそらく、王子さまは、何も思っていないのですが、
自意識過剰な私は、色んな検査の度、
過剰反応し過ぎて、
勝手にいろいろ恥ずかしくなっております。

前日の細胞診では、
実験台にされる悲劇のヒロインになっていましたし、
想像力豊か過ぎるのも、考えものですね。

無事にMRI検査も終わり、部屋に帰り、
午後からマジ本気ラジオ体操をしていたら、
またまた看護師さん来室。

どこかモニターで見ていて、
私がラジオ体操し出したら、
看護師さんが来室しているんじゃなかろうか疑惑勃発。
2回目ですよ。
2連チャンですよ。
1日一回しかしていないのに。

今日もマジ本気ラジオ体操しているときに、
看護師さんが来室されたら、
つぶやきます。

さあ、つぶやくか、つぶやかないか。
あなたはどちらに賭けますか?

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