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【曲紹介】花と雨/SEEDA

最近映画化もされた、SEEDAの代表曲を紹介。

SEEDAは2000年代後半から頭角を現した、今のシーンにも多大なる影響を与えたレジェンドの一人。

幼少期にロンドンで育った経験から、日本語と英語を織り交ぜたラップが特徴的で、独特なフローも魅力の一つ。

そんな彼の2ndフルアルバム「花と雨」に収録されているこの曲。
BACHLOGICのビートもたまらない。

2002年9月3日。
俺にとってはまだ昨日のことのようだ。

〜花と雨/SEEDA〜

<PV>

<歌詞の一部を抜粋>
※個人の解釈が入っています

親と喧嘩して よくきれていたな
機嫌がいい時は 一服したよな
もっと話すことあったって
いっちまって気付く
俺はマジ馬鹿だな

この曲はは亡くなったお姉さんに向けた曲。
この歌詞も、お姉さんに語りかけたような内容になっている。

長くつぼんだ彼岸花が咲き
空が代わりに涙流した日
2002年9月3日
俺にとってはまだ昨日のようだ

HOOKヤバい。

2002年9月3日はお姉さんの命日。

彼岸花は夏の終わり(9月ごろ)に咲く花。
雨を、空が代わりに涙流すという表現方法がカッコいい。

Memory lane Preston road行
バス停にschool busはこない
22に26もういい年
行き先違う旅に

22と26は2002年当時のSEEDAとお姉さんの年齢。
亡くなったお姉さんと、生きているSEEDAは行き先が違う旅をしている…

最後になるなら そればっか
最後にさよならは 言えないさ
ロンドンが誰よりも好きだったな
育った街 Hallowで また会おうな

2人が育ったロンドンの街。
お姉さんはロンドンが好きで、そこで再会したらハローと挨拶をしたい。
もう、歌詞がいちいちカッコいい。


映画はまだ見れてないのだが、ちゃんと見ないとなと反省。

SEEDAはHIPHOPブームが去った2000年代後半に、アンダーグラウンドからシーンのレベルを上げた張本人だと思う。

ちなみに、KREVAをフィーチャリングしたTECHNICはマジでカッコいい。

最近は個人名義で新しいアルバムを作る気はないそうだが、ファンはいつだって待ってます。


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