映画「海辺の映画館-キネマの玉手箱」
監督:大林宣彦
出演:吉田玲、山崎紘菜、成海璃子 ほか
「映画は最先端のタイムマシンである」という冒頭のセリフを実現するように、カット割りの多用や実験的な映像の数々で構成。
てんやわんやドタバタが目立っていたけれど、「数多の不条理と無情な死の上に現在があるんだ!その命を忘れるな!未来は決して争うな!」とするメッセージは響いてくるし、映画のチカラも伝わってきた。
大林監督にとっては、映画こそが生命源であり元気薬だったのだろうな。
もっと作りたかったなぁと、監督の心の叫びが聞こえてくるかのよう。
合掌
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