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関係からはじまる

昨晩は サディこと佐渡島さんにお招きいただき、鮫島輝美さんと東村知子さんと座談会の機会を授かりました。

「関係からはじまる」の読書会に先立って催された「社会構成主義」がテーマの座談会。

約2年間、延べ50回かけて大阪ファシリテーション部で精読した「あなたへの社会構成主義」の訳者である東村さん。

僕の本棚の「この本は繰り返し読みたい本コーナー」に収められている、「あなたへの社会構成主義」と「関係からはじまる」は、ともにケネス・ガーゲンさんの著作です。

僕のファシリテーション観(チームビルディング観、組織開発観)の言語的な価値体系は、ガーゲンさんの言説(ディスコース)によって涵養されてきました。

師匠であるダイアナ・ホイットニーさんのTaos Instituteのプレジデントをガーゲンさんが務められている、というのもとても不思議なご縁です。

本というのはとても不思議なもので、僕はテキストを通じてガーゲンと、鮫島さん東村さんと交流をしてきた感覚を持っていました。

昨晩、実際に(お二人とはオンラインでしたが)お会いして話をした時に、ほっとしたんです。

「『社会構成主義とは何か』を説明せずに共通の感覚を保ったままお話ができる豊かさ」みたいなものを感じました。

Relational Being、な感じです。

これまで離れて生きてきたけどネットワークはされていた。

今日、そのネットワークが立体的になる感覚。

森信三という敬愛する教育者が、こんなふうに言ってました。

「人間は一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に。」

この言葉をじんわりと反芻しています。

くどくど書いちゃいました、すみません。

あの、とにかく嬉しかったんです、お二人に会えて。

そして、こんなに刺激的で、こんなに優しい本を世に出すべく動いてくださり、ありがとうございます。

サディも声をかけてくれてありがとう。

あなたは僕の人生において、必要なタイミングで必要な刺激をもたらしてくれる存在です。
これから刊行されるガーゲンの新著(これもお二人の訳です)、「何のためのテスト?」も予約しました。
こちらもテキストを通じて、訳を通じてガーゲンさんとギルさんとおしゃべりするのが楽しみです。

今日も良い一日を!

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