Re:ゼロから勉強し直すトレード講座#01「トレンド」ってどうやって読むの?(ダウ理論)
Hi everybody.明神アキラです。本記事にはPRを含みます。でも投資商材とかは一切売ってません。誠実なトレード講座です。
はじめに
今日は実践トレード講座の第一回です。
投資を「ゼロから正しく楽しく学ぶ」メディアにしていきたい、と考えてできるだけ分かり易くライトなテンションで書いていこうと思いました。
最近は投資を勉強せずに始める人も多いので、お堅い本を読むのは苦手という人も多いと見えます。なので、僕の使命はお堅い本だったり、僕が参考にした先輩トレーダーの教えを噛み砕いてお伝えすることかなと思ってます。
なんでRe:ゼロかというと、僕は「一回失敗した人」じゃないと本気でトレードを勉強しようという気にならないんじゃないかなぁ、と思ったからです。昔の僕ですね。2~3冊Zaiとかが出してる株の本を読んで理解した気になり、「デモトレードなんかせずに実戦だ!実践でしか本物の緊張感は得られない!」と意気込み、なけなしの貯金を全額投入してゼロになった思い出。
というか、資金がゼロになったの1回じゃないですね。FX始めてから、夏のボーナス入金してゼロ。冬のボーナス入金してゼロ。三菱UFJバンクイックでお金借りて入金してゼロ。
何度も「死に戻り」を繰り返してここまでやってきました。
現実って、結構死に戻りできますよ。諦めないでください。
自己破産してそこから再生してる経営者だっていっぱいいます。
失敗から立ち直った人って強いですからね
で、このnoteを見に来てくれた人というのはトレードを勉強したいという意思がある人なんだと思うので、その思いに鬼がかった全力でお応えします。
本当は第一回は、トレードに必要な「行動心理学」のお話から始めたいなと思っていたのですが読者のひとは「早く勝てる方法=お前の手法」が知りたいんじゃ!というニーズがあると思うので、先にこのテーマを持ってきました。でも、後からでもいいのでちゃんと行動心理学を学んでくださいね。
だというのが僕の持論なので…140%になっちゃった。
ちなみに、僕は特に新しい事は言えないと思います。
トレードには300年の歴史がありますから。。。
※Re:ゼロが好きなだけかもしれない。10月から3期ですね。
僕の鉄板手法…トレンドを読んで順張り
僕のトレード手法は一口に言えばこれだけです。
トレンドを読んで、順張りで入る。
100%全てを言語化すると以下の通りですが、これが理解できるように少しずつ順番にお話ししていくので、今は「ふーん」くらいに聞いといて下さい。ただ、これからお話していくトレード手法の「前提条件」にあたる部分なので最低限「1時間足~8時間足」を見てトレードを組み立てている人なんだな、という事だけ覚えてくださいね。
明神アキラの「トレーダーとしての自己紹介」
✅週足を基準に中長期の環境認識
✅8時間足チャートで短期のトレンドを読み
✅1時間足チャートを見て順張りでエントリー
上記を基本としたデイ~スイングの時間軸でトレードする
ドル円・ポンド円がメイン取引通貨のFXトレーダーです。
1つだけ先にアドバイスをしておくと、世の中のYoutubeやSNSで発信しているトレーダーの言う事を聞く前に、上記のようなトレードスタイルを確認する癖をつけてください。X(twitter)やYahoo!とかみんかぶの掲示板でもです。
なんでかというと、トレーダーの人が短いコメントを呟く時に、いちいち自分のトレードスタイルまでは言わないからです。
「ドル円上がりそう」とか「このあと〇〇円まで上がるな」とか「ユーロが弱くなりそう」みたいな事を言っている人が「どんな時間軸や値幅のトレードしてるのか」を知らずに見ているとそこには全くコミュニケーションが成立していないことになります。
誰かが「ドル円170円いくかも」と発言したとしても、その真意はその人は長期トレーダーで
「ドル円(何度か10円~20円単位の下落や調整を挟み、でも最終的には上抜けて2~3年後には170円台の世界)にいくかも」
という意味かもしれません。これに対して「よし!買いだ!」と飛びついてしまったら、短期的に10円くらい下落して「あいつは嘘つきだ」と文句を言う…そんなことになってしまうかもしれません。
トレンドの定義(ダウ理論)
今日のメイン講義はこちら。
「ダウ理論」は聞いたことあるでしょうか?良く理解していない人も、恥ずかしがらないで良いです。結構この「ダウ理論」は「本当にそうなの?」と初心者の頃は思うような所が多く、「長期のトレンド」というものの終焉を自分の目で見るまで理解がし辛い部分があります。
ですが、このチャールズ・ダウ(Charles Dow)さんが提唱したダウ理論は、恐らく相場に入るひと全員の頭の中にあるくらい、最も有名で普遍的な理論なので、これだけは絶対この機会に勉強しましょう。
※NYダウ平均株価←ダウ氏が設立したファンドがNY証券取引所の経済の動向を表すために各産業から選出した銘柄の平均株価です。1902年に亡くなった方なのですが、後世に名前を残すって凄いですよね。
彼は金融市場における「トレンド」を定義しました。何気なく、チャートを見ていて「トレンドが出た!」と言う人が多いのですが、殆どの人が間違いだらけです。
特にひどいのがXとヤフコメで、ちょっと上がったり下がったりするだけで
「おっ下落トレンド入ったか!?」
「完全に上昇トレンドに転換しましたね。火柱ドーン🔥」
とか、煽るコメントが嵐のように書き込まれています。こういうの見てると心が掻き乱されちゃいません?
ダウ理論の基礎をまとめると以下になります。
文章の後に図解を載せるので安心してください!
1. トレンドには3種類ある
主要トレンド(Primary Trend): 長期間(数か月から数年)にわたるトレンドで、マーケットの全体的な方向を示します。これは、牛(ブル)相場と熊(ベア)相場に分けられます。(上昇がブル・下降がベアです)
二次トレンド(Secondary Trend): 主要トレンドに対して一時的な逆方向の動きで、通常は数週間から数か月続きます。主要トレンドの中での調整(反発)や修正(逆戻り)を指します。
小さなトレンド(Minor Trend): 数日から数週間続く短期的な価格変動を指し、日々の値動きに該当します。
ちょっと大げさなくらい期間を長くとってみたのですが、
このくらい大きな波で「トレンド」というのは動いています。
小さなトレンドについては一旦説明を省きますね。
もう1つ、教養クイズなのですが「長期トレンドの転換点」はめちゃくちゃ大きなエネルギーが必要です。猛スピードで走ってる乗り物ほど、ブレーキをかけて、反対方向に向かうには大きなエネルギーが必要ですよね?
👆の図で、緑色でマルを付けたのはトレンドの転換点になる大きな出来事です。
①2007年の6月
②2011年の1月
③2020年の3月
それぞれ、何が起こったかわかりますでしょうか?
正解は…
はい、というわけで突然ずんだもんに登場してもらいましたが、こうやって「身近なニュースと関連付ける」と、だんだんトレンドを見るのが面白くなって来ないでしょうか?いまは上昇トレンドが止まったところですが、「日銀の政策変更」だけで、長期トレンドが転換に向かうか?ちょっと難しいところです。長期トレンドの転換は「天変地異レベル」とか「国家が破綻するレベル」の出来事で変わることも多い。
いまとりあえず、目の前で予測できることは…大災害を除いて、スケジュール化されているものだと、1つ。
2024年11月15日のアメリカ大統領選だろうね。
2. トレンドは「高値」と「安値」の連続で定義される
上昇トレンド(Bullish Trend): 高値と安値がそれぞれ前回よりも高くなる場合を指します。具体的には、価格が次々と「高い高値」と「高い安値」をつけるときに上昇トレンドが形成されます。これは、マーケットの参加者がより高い価格で買い進んでいることを意味します。
下降トレンド(Bearish Trend): 逆に、価格が次々と「低い高値」と「低い安値」をつけるときに下降トレンドが形成されます。これは、マーケットの参加者がより低い価格で売り進んでいることを示します。
ちなみに、僕はこうなったら「しばらく取引を止める」戦略を取ります。
「レンジ相場を獲るのが得意」なトレーダーさんもいますが、僕はそのタイプじゃないです。
(レンジが得意=逆張りが得意とほぼ同義なので、僕とは真逆ですね)
なんで苦手かって、往復ビンタ喰らうからなんだよ…😨😨😨
これもヨコヨコ。
3. トレンドの転換は「高値」と「安値」の関係で判断される
上昇トレンドから下降トレンドに転換する場合、価格が「高い高値」をつけた後、「低い安値」を形成し、その後の「反発高値」が前回の高値を超えられない場合、トレンドが転換する可能性があります。
下降トレンドから上昇トレンドに転換する場合は、その逆で、「低い安値」をつけた後に、「高い安値」が形成され、その後の反発で「前回の高値を超える」場合、トレンドが上昇に転じると判断されます。
👆この図解はメチャ重要なので良く見返してね。
真ん中あたりの白い水平線がロング軍団とショート軍団両方にとって超重要な「最終防衛ライン」みたいな感じです。
ここの攻防がメチャ大事だったんですが、ここが崩れるとどっちかに一気に雪崩れ込むように形成が逆転する、というポイントですね。
僕の頭の中ではこの映像が毎回流れてます。ロング勢とショート勢の熱いバトル。跳ね返された側が総崩れになって逃げだすところまで解像度高い。
4. トレンドは継続するものと仮定する
ダウ理論では、「トレンドは明確なシグナルが現れるまで継続する」と仮定します。これは、トレンドが一度形成されると、終わるまでに時間がかかるという考えに基づいており、トレーダーがトレンドフォロー戦略を採用する際の基盤となっています。
この明確なシグナル、というのが③で語られた「前回の高値をつけた起点となる安値を割る」(またはその逆)ですね。そして…
はい、というわけで結局最後はメンタルなんですが、これ本当にそうです。
ダウ理論を信じていれば実際は「135円」を突破した時点で「148円」まで上がることは確信に近いレベルで殆どのトレーダーが考えられるはずなんです。(これは、次回「水平線の引き方」で詳しく説明します)
13円の値幅がとれるならば、1ロットでも13万円の利益が出せる。
確信が持てるならば、オプション取引を使えば莫大なお金を稼げる…のですが、現実はそう甘くはない。自分のお金がかかっているというプレッシャーがかかった状態で、自分のシナリオを100%信じて取引できるというのは「天才」だけ。99.999999%の人は「凡人」なので、訓練なしにはたどり着けない領域なんです。
おわりに…(僕のエントリーポイント)
最後に1つだけ、ここから有料記事にしたいくらいですが
無料で公開すると宣言しているので僕の王道ポイントが👇の図にあります。
「トレンド転換が起こったラインに、1度戻ってきたローソク足が再度ぶつかって跳ね返った時」です。
このタイミングは、ほぼ確信を持って大きなロット・大きな値幅を取るつもりで入れます。詳しい解説が必要ならコメント下さいね。個別に記事を書いて再度解説しますので。。。
以上で第一回は終わりです!
ダウ理論だけでもかなりのボリュームになってしまいましたが、1番大事な理論なのでできれば何度も読み返してくださいね。
➤次回予告「ダウ理論②水平線の引き方講座」です。
予定は来週の半ばくらいかな。日曜はまた1週間の分析やります。
お楽しみに!
みなさんのナイストレード👍を願ってます。
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僕は「お茶」の時間を大切にしています。今日は紅茶がお供だったので、ご紹介を。
僕はシンガポールをアナザースカイと設定していることもあって、紅茶はトワイニング一択になっちゃってます。コーヒーや健康茶みたいなのは色々試すんですけど、、、オレンジペコーが一番好きですね。
もう1個宣伝は、前回のまんまコピペですが自宅に設置しているウォーターサーバーを宣伝しておきます。
ウォーターサーバーは僕は「水の質」とかよりも、時短の革命だと思っているので自宅と仕事用の別物件に2台設置しています。※デザインで選んでいます。
水はもちろん美味しいですが、このサーバーは「幅が狭い」のが最大の利点です。チャイルドロックとか、エコモードは搭載してますが、他のサーバーも同じ機能はあるので差別化ポイントは外側にありますね。僕と同じプラチナシルバーは在庫が少ないそうなので手に入ったらラッキーだと思います。
👇詳細はコチラ。
今後も皆様のトレードに貢献していくので
引き続き応援よろしくお願いします。
👇スキ&フォローであなたに幸運があるかも…