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#027_人に優しくなるために・・・

「イラッとすることはないんですか?」と聞かれることがあります。
僕は誰かに怒ったりすることは滅多にありません。

もちろん家族でケンカすることもたまにはあるし、人に対してまったくイラッとしないわけではありません。

ただ、カッとなって頭ごなしに怒ったこと、、、と考えるとちょっと記憶にありません。

以前のnoteで「仕事ができる人は圧倒的に優しい」ということも書きましたが、基本的には「怒り」の感情に振り回されるよりも、「優しさ」の感情でいたいと思っています。

(マネジメントや部下の指導としてあえて「怒る」ということもあると思うので、ここでいう「怒り」はカットなって勢いのままに話したりしてしまうことを言っています)

今日は自分なりに「人に対して優しくなれる方法」を考えてみたいと思います。


01. 余裕を持つ

優しくなるためには「余裕」って大事だと思っています。
僕もイラッとするときは自分に余裕がないケースがほとんどです。

例えば、仕事中にあと1時間でやり切らないといけないタスクが溜まっているときに、むちゃくちゃ呑気に「昨日読んだ本がさ〜・・・」とか全く関係ない雑談を振られたりすると、「ちょっとこっちは忙しいから!」って気持ちになったりしませんか?

「怒り」って余裕とのバランスで「風船の中の空気」みたいなものだと思っています。
全然空気が入っていなければ割れることなんてありません。
これが余裕100%の状態です。

「余裕がなくなる=怒りが満ちてくる」というのが空気がパンパンに張り詰めた風船です。
そこにちょっとした一言(パンパンの風船を小さい針でプスっと刺した感じ)がくると途端に弾けてしまいます。

余裕を作ることは風船をしぼませることに繋がります。うまく空気を抜いて余裕を作ってあげることが大切です。

仕事において余裕を作るためにはタスクマネジメントとか作業のフォーマット化が有効なのですが、それはまた別の機会に書きたいと思います。


02. 共感の輪を広げる

人は得体の知れないものは怖いです。
そしてこの「知らない=怖い」という感情は「怒り」に非常に近い位置にいます。

例えば、コロナウイルスの時でも、給付金が届かない、とか様々な場面で怒っている人をニュースなどでみます。

もちろん言っていることはその通りな部分もあるけど、それを「怒りの感情」にしているのが勿体無いと思ってしまいます。

みんな決して、サボったりしているわけではなくて、給付金も職員の方が毎日必死に作業してくれたり、アルバイトを雇って体制を整えたりしてくれています。

そういう状況を踏まえて、その中で頑張っておられる職員の方の気持ちなどをちょっと考えてみると、少し優しい気持ちになれたりします。

ただ、こういう他の人の気持ちを考えて、共感するというのは、最初に書いた「余裕」というのが前提にあります。

風船がパンパンの状態では誰かを思いやることなんてできません。

全員が大変な状況ではありますが、ちょっとでも余裕がある人は「共感の輪を広げる」ことを考えてみてもいいかも知れません。


03. 「謝る強さ」を持つ

「ごめん!」って言える人ってカッコよくないですか?

僕は、できるだけ自分が悪いときにはすぐに謝るようにしています。
これは、メンバーにもそうですし、取引先などにもそうです。

自分が間違っていたのに、謝れないって優しさとは真逆の行動だと思います。
自分にも、相手にもモヤモヤした気持ちが残るし、信用に繋がりません。

細かく言い訳されてごまかされるよりも「あの判断は俺の間違いだった。色々と動いてくれたのにごめんね!次は〜〜〜して取り返すね!」と言われたほうが気持ちよくないですか?

なんでもかんでも謝ればいいというものではありませんが、悪いことしたなって思ったときに謝ることができるというのは誰かに優しくするための必須スキルだと思っています。


04. まとめ

いかがでしたでしょうか。

人に優しくなるためのベースは「余裕」にあります。
なので、できるだけ「余裕」をもてる状態を作ることを考えています。

余裕は仕事だけでなく、いろいろな要因が繋がって生まれます。
例えば、経済的な余裕が精神的な余裕に繋がることもあります。
例えば、人間関係が悪化すると精神的な余裕がなくなったりします。

余裕を持つためにやらないといけないことはたくさんあって、自分もまだまだ修行中です。一緒に頑張りましょう!


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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