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#167_幹事から学べる事

20代前半のときにやっていてよかったと思うことの1つが飲み会などの「幹事」です。

特に入社1年目では、積極的にやっておく方がいいと思っています。

今日は「幹事から学べる事」というテーマで書いていきます。


01. 知ってもらえる

幹事をやるメリットの1つは「知ってもらえる」ことです。

幹事は、立場上、参加者全員に連絡をする必要があるので、自分の存在を知ってもらうことができます。

業務外のことで連絡を取り、知ってもらうことができれば、その後、仕事でのやり取りが発生しても、初めてではない分、非常にスムーズに進みます。

他部署の人とも繋がることができるため、相談などもしやすくなるので、新人のときには本当に頼れます。

仕事を一生懸命やることも大事ですが、会社行事に積極的に参加することで自分を知ってもらうことができ、それが仕事に繋がることがあります。


02. 段取りを学べる

人数が多くなるほど、当日に向けた段取りが大事になります。

日程決めから始まり、お店の予約、コース選び、ゲーム、出欠確認、スピーチ、お金の回収などなど・・・
それぞれの項目をどのくらいの時間でやるのか決めていきます。
会社によっては、誰にどのタイミングでスピーチを依頼するかなどある程度ルールが決まっていることがあります。

こういうちょっとした情報から社内の立場や関係性が見えてきたりします。
また、いろいろな部署が関わったりする会食では、調整しないといけないことも多いですが、こういう場を経験すると、段取り力がついてきます。

飲み会の段取りってプロジェクト進行や仕事のタスク管理にも繋がる部分があると思っていて、いい練習になると思います。


03. 気配りを学べる

当日は、大体トラブルが起きます。
遅刻者が出てきたり、盛り上がって進行が遅れたり、酔いつぶれる人がいたり・・・

幹事としてどう対応して、みんなが楽しんでもらえるように進行していくか、その場その場で判断して、協力してもらって、会を進めていきます。

お酒の席での立ち振る舞いを学ぶには宴会幹事は最適で、「こういう風にしたらスムーズに進むんだな」「この場面では別の対策を取るべきだったな」と後で振り返ると、反省点も多く、それがまた次に活かせます。

こうして書くと大げさかもしれませんが、新入社員の立場からすると、自分より10歳も20歳も年上で役職も上な人達が大勢いる状況はなかなかに緊張します。

ただ、あくまで社内なので、基本的にはミスしても許されますし、みんな協力してくれます。
こういう安全な場で経験を積んでおくことで、場慣れすることができます。


04. まとめ

いかがでしたでしょうか。

大学時代、新入社員時代・・・これまで飲み会幹事をさせてもらう機会は多くありましたが、本当にいい経験だったなと思います。

ポイントは、「年齢や立場が下のときに立候補してやること」。

これが立場や年齢が上がってくると、幹事の難易度は一気に下がってしまいますし、学べることも少なくなります。

コロナによって、オンライン飲み会になったりしても、場を取り仕切る人の存在は欠かせません。

幹事は若手のうちにできるだけ多くやっておくといいと思ってます。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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