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一級建築士試験 合格への道 ★学生と社会人の違い☆

今回は学生と社会人での一級建築士試験に対する考え方の違いを書いてみます。

建築士法の改正により、令和2年度受験から実務経験無しで受験資格を得ることができるようになりました。つまり、社会人1年目で受験することが可能となりました。

ですので僕のnoteも対象者を下記としています。

・学生
・社会人で初受験者
・社会人で既受験者

まず、大前提であり、本質だと思っている僕の考えです。

【試験と実務は分けて考える】

色々な考えを持っている人がいると思います。そこは各々判断してください。

ただ、一級建築士の学科試験では【計画】【環境設備】【法規】【構造】【施工】の5科目があり、『仕事で全てに精通している人はおそらくいない』だろうと思います。
社会人の人でも自分の分野以外は見たことも聞いたこともないものが多いはずです。その分野では学生も社会人も差はありません。多少の有利不利はありますが、その差はそこまで大きくありません。

それでは両方を見てみます。

○学生

学生の最大の強みは時間があることです。
これに関しては現役の学生さんたちから『そんなことない』という声が上がるかもしれませんが、社会人になって初めてわかります。社会人になったら今以上に自由に時間が取れなくなるものと思ってください。

逆に弱みは4月以降の予定が立たないことだと思います。もちろん配属先等もすべて決まっている場合もありますが、それでも新しい生活に慣れる必要があります。そこを考えると4月までにある程度の状態に仕上げておく必要があると思いませんか?理想の工程に関しては別の記事であげていきます。

また、目標が不明確になってしまうのかなとも考えています。実際に働いた経験がないので一級建築士とはどのような存在かがまだ漠然としているはずです。それを会社や今後のキャリアに具体的にどう活かせるのか。ここが見えていないとやる気すら起きないと思います。ここは【核】となる部分なので後日詳しく書いていきます。

知識に関しては社会人と比べると多少不利に働くかもしれません。ただ、上記の通り、社会人も全ての経験があるわけではありません。普段の仕事分野とその周りの名前や実物を見たことがあるくらいです。『わからない言葉』を調べる、可能なものなら実物を見に行く等で多少は縮められますので、その努力をしてください。


○社会人

社会人の最大の強みは自身の経験です。あなたの分野が何かにもよると思いますが、施工管理だったら現場で実際に使われているものや工法の名前とどんなものかまで、その分野の知識だけでなく実際の経験があります。自分の経験に紐づければ記憶も定着しやすいです。これは学生にはない強みです。

ある程度仕事に慣れている、そして異動が無ければある程度試験までの想定がしやすいことも強みだと思います。
試験勉強は長期戦です。毎日の積み重ねがものをいうので、習慣化の弊害が少ないのも強みだと思います。

また、目標を明確にしやすいのも強みだと思います。会社によると思いますが、資格取得で給料UPや設計への移動、はたまた転職や独立等、取った後の自分のキャリアが鮮明な人が多いはずです。『何で資格取得をしたいのか』これが明確にならないと資格の取得はできません(何年も取れない人の多くはここが明確でないからです)。
そこを具体的に考えることができる経験を持っているのも強みです。

逆に弱みはやはり時間の確保が難しいことだと思います。
特に社会人として多少のキャリアを積んでいると、仕事も多くなり、部下を持ってととにかく時間が足りなくなります。その上、結婚したら家事や子育てもあります。ここに関しても、今後僕なりの考えややり方をまとめて書く予定です。


○まとめ

こう見てみると学生と社会人とでは強みと弱みが真逆であることがわかります。もちろん他にもあると思います。


学生の方が弱みが多く見えますが、それを補って有り余るほどの強みなのが【時間】です。もし、本気で一発合格を目指すなら、この時間を大切に使ってください。その為にもマインドセットがとてもとても大切です。是非僕のnoteや他の情報に触れながら学んでみてください。

社会人はいかに時間を確保するかが課題になります。周りからのサポートがとても大切です。どのようにしてサポートを得るかも考えてみてください。そこらへんも今後書いていきます。


最後まで読んでいただきありがとうございました。



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