わたしの働き方6 レンソウホウ
社会人の基本として、ホウレンソウがありますよね。報告・連絡・相談ってやつです。円滑な仕事やコミュニケーションには欠かせないものですが、順番が違うように感じます。
学校業務や生徒対応の大半は複数人で動き、複数の視点で考えた方がいいことは多いと思います。
そこで、他者の巻き込み方法だったり、上の立場の人に責任を一部担ってもらう方法です。
若手は、特に頑張り屋さんの場合、1人で頑張って行き詰まってから相談に来ます。手遅れなことも非効率なこともあります。
それも経験から学ぶ、という視点では大切ですが、時間は有限だし、生徒相手に失敗はやはりなるべくなら避けたいところではないでしょうか?
10%で連絡
該当事由が発生した直後に連絡しておきます。
○日に三者面談します
△さんが三日連続欠席です
□の事前学習の日程組みますか?
などなど。
ここでは基本的に事実を伝えます。
あるいは質問も含まれます。
大きな目的は情報共有です。もしかしたら共有するだけで解決するものもあるかもしれません。最後の質問なんかは、それ他の人がやってるよー、とか。
30%で相談
10%の連絡との違いは、自分の意見があることです。
三者面談では、〇〇について、△△な感じで話していいですか?
欠席理由が毎日頭痛なんです。保護者と一度話した方がいいですか?
よっぽど変な意見じゃない限り、「じゃあそれでよろしく」みたいな流れになると思います。
大きな目的は、方向性のズレがないことの確認です。
たとえば、三日連続欠席の生徒の場合、もしかしたら、起立性調節障害かもしれません。その場合、なんで休んじゃうすんかねー?のテンションより、しんどいっすよねーくらいの寄り添いがあった方が保護者も安心するかもしれません。
このように自分が取ろうとしている行動が独りよがりでないか、を確認したいためです。
70%で相談②
また相談かい!と思いますが、そうなんです。
というのも、教師による一回の行動で完結する業務や生徒対応は少ないです。
ここでは相談①の後の、こちらの行動で起きた変化(事実)を踏まえつつ、フォローアップや他の教師のサポートの必要性を相談する感じです。
最後に報告
ここでは終了の事実だけでなく、感謝の言葉があるといいです。
時には当該生徒と一緒に、その先生の所に行って感謝を伝えるのもありですよね。
一介の教員が相談する相手は、先輩という可能性もありますが、主任クラスや管理職が多いと思います。
彼らは担任ほど濃密に生徒と接することが少ないです。
でも教師続けてるんだから、なんらかの形で生徒と接することが好きなんだと思います。
そこで生徒の登場です。彼らに感謝されて嫌な教師はいないでしょう笑
これで次回も相談に乗ってくれやすくなるはず笑
NG: 一人で抱える。遅れて報連相。
Better: 複数で取り組む。折を見て連相報。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?