【植物日誌】カポックの異常事態
我が家で1番存在感のあるカポック。
最近は綺麗な葉っぱを沢山生やしてくれていたんだけれど、どうやら異常事態が起きたみたい。
新芽がクルクル巻いていて、表から見ると焦げ茶色、裏から見ると紫にも見える斑点ができている。
それに明らかに成長のペースが落ちている。
病気や害虫の影響かと疑ったけれど、調べてみてもそれらしい症状は見当たらない。
考えられるのは、根詰まり。
地上部分が35cmに対して、鉢の深さが10cmとやや浅めでもあるのでそろそろ鉢増ししても良い頃合いだろう。
最後に鉢増ししたのはいつだったか…。
鉢から出してみると、鉢底には根が回っているけれど上部の根は少ない。これはよいのか悪いのか…。
ちゃんと白い根だから元気なのだとは思うけど。
少し土をほぐして、ほぐした古い土と新しい観葉植物用の土を混ぜて植え替えた。
新しい鉢と前の鉢を比べると大きさの差はこんな感じ。
これで斑点が現れなくなれば良いのだけれど。
また成長を見せてくれるといいなぁ。
おまけ
他にも鉢増しをしてみた。冬に100均で見つけて購入した子たち。
冬の間は生長が緩やかだから、根を痛めたりすると枯らしてしまうかもしれない…と静観を決め込んでいた。
ただ、近頃成長が著しいのでカポックのついでに綺麗にしてみた。
パキラ
春になって葉の数が増えたけど、左右で葉の成長に差があるみたい。
鉢から出してみると根が回っているように見えた。
土は排水性の悪そうな腐葉土?ばかりだったから、カポック同様に土を慎重に落として新しい土と混ぜることにした。見ると、ずいぶん深く埋まっているし根っこ自体も少ないように見えた。
植えられていたポットと見比べてみると、鉢の深くに埋められていたから根を伸ばすスペースもなかったのだろうと想像する。かわいそうなくらいに。これでよくここまで成長できたものだと感心すらする。
クワズイモ
こちらはずいぶんと立派な根が回っている。あまりに巻いているし土もやはり腐葉土のようで排水性が悪そうだから、こちらも土をほぐして植え替えた。
この子は切った幹で増やされたものらしかった。根っこは側面から生えていた。最近知ったことだけど、切った株は断面からではなく側面から生えてくるものらしい。
もう一つ。白く太い根っこと同じくらい茶色くふやけた根っこが絡みついていた。根腐れだ。最初の葉が日照不足で葉緑体がなくなってしまったためか理由は分からないけれど、このタイミングで気づけて良かったと思う。
クワズイモは素手で触らない方が良いそうだけど、触感を確かめたかったから手袋はしなかった。
ゴムの木
小さいポットの割に立派な根が回っている。でもこの子もべちょべちょの排水性の悪い土。その上、水をあげてもなかなか吸収しない。
丁度パキラが植わっていたポットが良いサイズなのでスライド式に植え替えることにした。
ポット自体が蒸れやすくてそのまま植えるのには向いていないのだけれど、なんせ我が家は鉢不足。致し方ない。
名前が分からない子
一度水遣りに失敗して、葉を全部落とした子。おそらく水の遣り過ぎ。
その後枯れたと思って諦めていたけれど、茎は緑のままだったから捨てずに置いておいた。
そしたら、春になって芽吹いた。次は絶対に枯らしたくないから、サスティを使用して水分管理を徹底しているけれど、他と比べてもやっぱり乾きにくい。
問答無用で土をほぐして植え替えた。
おわりに
やっぱり観葉植物の土は排水性が良いみたい。土の上に溜まることもなく吸い込まれて、土が水を飲んでいるみたいな染み込んでいく音が聞こえるのが心地よい。
土や肥料によって植物の生長度合いは大きく変わるのを実感している今日この頃。今度は土の勉強をして、もっと大きく元気に綺麗な子たちを増やしていければと思う。
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