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在宅勤務をしたくても【できない】単身者からの言い分

今勤務している会社は、社員がほぼ9割がた、在宅勤務を実施しています。
しかし、自分はその会社に毎日混雑している電車に揺られて、出社しています。

テレワーク推奨、むしろ率先してやって欲しい、という風潮の中、テレワークができる業種にもかかわらず、できない立場がいるということ。
その立場から言いたい気持ちを、記事にしたいと思います。

自分の立場について

まず自分の立ち位置、というか、立場を説明したいと思います。

勤務している会社は、比較的新しいIT系企業です。テレワークは可能ですし、新型コロナウイルス対策で、今はテレワーク推奨→命令に変わりました。
担当している業務もディレクターとしての業務ですので、テレワークで十分対応できます。

先ほどの繰り返しになりますが、今勤務している会社の正社員、契約社員、派遣社員、アルバイトなどは、ほぼ99%近く在宅勤務を実施しています。
出社している社員は、自宅ではどうしても作業できない業務(社印が必要、郵便関連など)を担当している社員、及び業務委託社員だけです。

自分の座席があるフロアに関しては、95%以上の社員が在宅勤務です。
そのため、出社している人数は、社員<業務委託社員という状況です。

大手企業では、外部の企業と業務委託契約を結び、業務委託先の社員を常駐させることにより、企業活動を運用しているところが多くあります。
業務委託とはなんぞや?という方に向けての説明は、後ほどさせていただきます。

自分はその「業務委託会社の協力社員」という立場にあります。

業務委託の協力社員という言葉を目にして、どのようなイメージを持たれるでしょうか。
二重派遣、という言葉が近いと思われた方は、その立場にいらっしゃったか、その人たちを管理する立場だったのではないかな、と想像します。

まず以下の図をご覧ください。

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自分はC社に所属しています。
C社(自分)から見ると、B社もA社もクライアントになるのですが、A社とは直接契約を結んでいません。
C社とB社間で契約をし、自分がB社の案件に携わる人材として選ばれたのです。

A社とB社は業務委託契約を結んでおり、自分はB社所属の社員として、クライアントA社に勤務します。
A社内ではB社の社名を名乗りますが、肩書は「B社の協力社員」となります。

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つまり「B社の協力社員」=「業務委託会社に協力する外部社員」になるわけです。
B社に直接雇用されている正社員ではありませんが、B社の所属として、B社の様々なポリシーに準じて、日々業務を行っています。

業務委託とは

一般的には、企業と雇用関係のない外部の企業、もしくは個人が仕事を引き受ける契約形態のことを言います。
委託元企業と委託先企業が、業務委託契約を結んで、業務をまるごと請負うことを指します。

少し乱暴な表現にはなりますが、
「この仕事をあなたが代わりに全部やってよ。全てお任せするから」
「わかりました!」
という契約です。

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フリーランスも業務委託契約、あるいは請負契約といった形で契約を結ぶことがあると思います。

ちなみに、民法上「業務委託契約」という言葉はありません。
民法上の規定では、「請負」「委任(準委任)」「雇用」の三種類の契約形態が存在するのですが、「請負」「委任(準委任)」の二種類をまとめて「業務委託契約」と呼んでいるようです。

業務委託においては、様々な面で契約内容が複雑になることが多いそうです。
例えば、委託元の企業内で業務を行う場合、「施設・設備賃貸契約」が必要になるなど、条件に応じて、様々な契約を締結する必要があるそうです。
委託元の企業内で業務を行っていても、独立した一つの組織として扱われるため、委託元の企業は委託先企業の社員を直接管理したり、指示を出したりすることができません。

現場レベルでは、口頭で委託元企業から業務依頼をもらうなんてことも、あったりなかったり。。。
この業務はこういう方針でやって欲しい、なんてことも言われたり言われなかったり。。。
(本来はNGです。偽装請負とみなされます)

業務委託と派遣の違い

業務委託の立場は、一見派遣契約と似ているように見えますが、管理体制や目的が異なるため、全く違うものになります。

派遣契約とは、労働者は派遣会社から雇用され、派遣会社は提供する「労働」に対して報酬を受け取れる内容です。
契約を結んだ派遣会社から人材を派遣してもらい、「自社の人材の穴埋めをする」ことが目的です。

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実際に派遣されて働く企業と派遣される人の間に雇用契約はありません。
派遣契約に基づき、労働者は派遣先の企業から指揮命令を受け、それに従って働きます。

一方、業務委託は「その業務を完遂し、納品する」ことが目的になります。
そのため、労働者に対するケアや管理といったことを、全部委託先企業に任せることになります。

例えば、体調不良で急に休みたい、という場合、
派遣:所属している派遣元企業と、派遣先企業(業務を行っているクライアント企業)に連絡
業務委託:所属している自分の会社と、業務委託企業に連絡(クライアント企業には直接連絡しない)
という違いがあります。

また、業務に対する責任の所在は、
派遣契約:派遣先企業(A社)
業務委託契約:業務委託先企業(B社)
になります。

協力社員とは

業務委託企業(B社)から見ると、C社はパートナー企業(協力会社)と言う位置づけになり、その社員である自分は「協力社員」と呼ばれます。

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労働者派遣とどう違うのか、と言われると説明しにくいのですが、所属している会社は、「労働者派遣事業」の許可を持っています。

場合によっては、B社もA社からすれば協力会社と言う位置づけになりますので、A社の社員録では「協力社員」と明記されることがあります。
クライアント企業(A社)の視点と、業務委託企業(B社)の視点でも同じことが言える、ということですね。

立場はB社の協力社員ですので、業務上での管理はB社、勤務状況や勤怠管理はB社、C社の両方で行います。
セキュリティポリシーや、そのほかの様々な誓約は、B社、C社それぞれで交わし、A社のポリシーにも当然遵守する必要があります。

つまり、A・B・C社それぞれのポリシーを理解し、遵守して業務を行うのが、自分の立場です。

なぜ在宅勤務が「できない」のか

業務上必要なパソコンなどのリソースは、A社から提供されています。
A社のリソースにアクセスできる環境(ネットワークも含めて)は、現状はA社にしかありません。

先ほども少し説明しましたが、基本的に業務上の管理は、業務委託企業のB社にあります。B社は、(物理的に)A社内にいたとしても、独立した組織としてみなされます。
A社で在宅勤務命令が出ても、B社にはその命令は適用されません。B社独自の判断で、在宅勤務ができるかできないかが決まります。

現在、B社社員は在宅勤務ができます。ただし、お客様先(図でいうA社)に常駐しているチームは、A社とB社の契約内容によって、B社の社員であってもA社に出社する必要があります。
B社社員が在宅勤務できるようにするためには、業務委託契約の調整・見直しから必要になるのです。

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今の自分の実情が上の図になります。
契約内容が改定され、常駐しているB社社員が在宅勤務を認められたとしても、B社の協力社員であるC社の人間は、B社の管理下で勤務することが求められます。
(上の図の点線の範囲です)

仮に、自分が在宅勤務をする場合、B社からすると、どうやって自分の勤怠状況、業務状況を把握・管理をするのかが一番の問題になります。
セキュリティ面などの保証も、諸々の責任等の観点から担保ができなくなるため、B社は協力社員に対して、在宅勤務を許可することを躊躇います。
よって、協力会社の人には、B社が管理できる体制下にいてもらい、業務を行うように指示が来ました。

そのため、協力社員は自宅での業務は事実上不可能となり、A社、またはB社に出社しする必要があるのです。

これが自分がテレワークができる業務内容でも、在宅勤務が「できない」理由でした。

ここまで長かった。。。お疲れ様さまでした。

ちなみに、派遣社員の方でもテレワークができないと言われて出社されている方、業務委託の協力社員でもテレワークな可能な方、も当然いらっしゃいますので、その点はご了承ください。

(3月27日追記)
先日の小池都知事の要請を受け、協力社員にもやっと在宅勤務の許可が下りました。ただし、A社とB社間の契約等の調整、B社・C社間の契約内容、全ての調整が完了してからなど、複数の条件がクリアされた場合のみ、という条件付きです。

「自粛」という言葉の強さ

在宅勤務ができない自分は今、情報弱者の部類に入ると感じています。

その理由は、出社してパソコンに向かい、業務関連以外のサイトもほとんど見ず、スマホも業務時間内、作業中はほとんど触りません。
業務とは関係がないことは、基本的に契約書や誓約書で禁じられているからです。

日中、テレビはもちろんありませんし、ネットニュースを見ることもなく、平日は過ごしています。たまにYahooトップのトピックスだけを見ることはありますが、作業に没頭していると、それすら全く見ないです。
もちろん、自宅に戻れば、ニュースなどを見るのですが、リアルタイムで見ている人たちより、圧倒的な時差があります。

そのため、情報弱者、と感じているのです。

その情報弱者の自分の目から見て、ニュースで報道される「外出自粛要請」というパワーワードが、必要以上に強調されて伝わっているような気がしています。

報道する上で、Yahooトップもそうですし、ネットニュースのタイトルや、テレビニュースのテロップも、ニュース内容を短い言葉で伝えて、惹きつける必要があるので、インパクトの強い言葉をメインに持ってくるのは、仕方がないと思います。
(プロモーション映像に、テロップを入れる文言を作る仕事もしたことがあるので)

外出自粛要請と一言で言っても、何度も繰り返されているように「不要不急の外出は控えて欲しい」というメッセージであって、「一切の外出を控えて欲しいではないと思います。
食料品、日用品など生活に必要なものを買いに行く行為、病院や薬を買いに行く行為まで控えて欲しいとは、一言も言われていません。

今更ですが、「自粛」の意味は「自分から進んで、行いや態度を改めて、つつしむこと」です。
この言葉が、思っている以上に強く、皆さんの心理に強く働き、何がなんでも出歩いちゃだめ!と思い込んでいる人が多いのではないかと思います。

自粛要請=家にいなきゃ、ではありますが、全ての行動を制限しているものではありません。

わかっていらっしゃる方が多いとは思いますが、情報発信者の意図も含めて、情報が(自分のように)万人に完全に伝わっているわけではないため、インパクトの強い言葉だけが伝わり、それぞれの危機感から買い溜め行為につながっているのだと想像します。
買い物が不要の外出に含まれなくても、感染するリスクを減らすために、外出する機会を減らしたくて、人が少ない時間帯を狙って、買い溜めをするという側面もあると思います。

どちらも心情的には、理解はできます。
自分も週末、今の状況下の街中を出歩きたいとは思いませんので、引きこもれるだけの買い物を、金曜日の夜に済ませたいと思いました。
(実際には、商品がなくて諦めました。)

そのため、冷静に、と連日情報番組のMCが訴えていますが、この言葉にも変な感じがしています。
自分の身を守るために、出歩かない方がいい。自分や家族を守るために、安心できるだけの備蓄が欲しい、と思う行動は、冷静ではないのでしょうか。
(商品を目の前にして、我先に、という行動は、流石に冷静さを欠いていると思いますが)

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ただ、情報弱者の人にも、この危機感が無意識に伝わっているのか、必要以上の商品を買っている現状もあるようです。
想像以上に大きな感情の渦として、危機感が違った形で広がっていることを、頭の片隅で構わないので、知っていて欲しいという気持ちです。

(3月30日追記)
3月27日ごろの報道から、外出自粛要請でも、食料品、日用品など生活に必要なものを買いに行く行為、病院に行ったり、薬を買いに行く行為は大丈夫だよ、という点が強調されてきたように思います。
本来は、最初の報道からセットで伝えてもらう内容であったと思いますが、今後の報道関係者の教訓として、記録していて欲しいな、と個人的には思いました。

自粛要請後の連日の光景は、単身者の自分からはどう見えたか

時間差勤務だろうがなんだろうが、出社という行為が伴う自分は、これまでと何も変わらない日々を過ごしています。
前より、ほんの少しだけ混雑が緩和された電車に乗り、会社で仕事をし、夜になって初めて買い物をする時間ができる。
この生活サイクルに、変化はさほどありません。

そのため、一番商品がある時間帯に、買い物ができる場所に行けない。
それが単身者(一人暮らし)が受ける、一番不利な状況ではないかと思います。(ちなみに家族は健在ですが、車で10時間以上かかるくらい離れています)

2020年3月25日、仕事が終わり、晩ご飯を買いに行こうと立ち寄ったスーパーは、今までになく混雑していて、不思議でした。
いつもいくスーパーは3カ所ほどあるのですが、他のスーパーに立ち寄る気力もなく、弁当屋で弁当を買って帰りました。

家について、テレビをつけた23時代のニュースで初めて、小池百合子東京都知事の緊急会見の内容を見て、一気に理解しました。

そうか。みんな「買い溜め」に走ったんだな、と。

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先ほども少し触れましたが、買い溜め行為を非難するつもりはありません。
自分がもし、リアルタイムで都知事の会見を見ていたとしたら、同じことを考えた可能性もあります。
少しでも備蓄がある、という安心感を持ちたい気持ちは、分からなくもないので。

また、単身者の自分より、家族の人数が増えれば増えるほど、食べるものも日用品の減りも早いので、いつもより多く買っておきたい、という心理が働くのも無理はありません。

それでも、朝立ち寄った別のスーパーは、異様な光景でした。
冷凍食品の棚には、何も残っていなかった。
冷凍庫の故障やメンテナンス以外で、商品が何も入っていないという光景は、この20数年の間で初めて見ました。

おそらくインスタントや缶詰など、長期保存できる食品も同じような光景だったでしょう。
状況が容易に想像がつくので、その時間帯にスーパーにいなくてよかった、とも思いました。

実際にスーパーでみた光景は、クラスターを生みやすい環境に他ならず、列に並ぶのをためらったというのが本音です。

週末のスーパーの混雑ぶりがどうだったかは、実際に行っていないのでわかりません。
月曜日の朝、同じスーパーに朝ごはんを買いに行ったところ、通りがかった冷凍食品の棚には、まだ隙間が多くあったものの、商品が戻ってきていました。他のエリアでは、品薄状態で何もない棚もありました。

今一度、クラスターが発生するリスクが高くなる3条件を確認してみましょう。

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・密閉空間であり、換気が悪い
・近距離での会話や、発声がある
・手の届く距離に、多くの人がいる

2020年3月26日以降に報道された、スーパーのレジの環境を思い出してください。
中には入場制限を設けたスーパーもあったそうですが、我先にと商品を手に取り、入り口のドアが比較的開いていたとしても、店の規模によっては密閉空間になります。

一般レベルではまだマスク不足が叫ばれる中、みんな一斉に買い物に行き、レジで大行列。人と人との間隔は、買い物かご分しかない。
そこでお知り合いと遭遇したら、近距離で会話をする可能性もあります。

もしその行列の中に、(本人は無自覚で)新型コロナウイルスに感染している人がいたら、と考えるのは考えすぎでしょうか?
この大行列で、いつもより会計をするのに時間がかかることは容易に想像できるため、濃厚接触になる可能性だって考えられます。

今後の自粛要請次第では、同じことが繰り返されるかもしれません。

そんな危機感を、自分は感じました。
その時には、自分は必要な買い物もできなくなるんだろうな、ということも想定して、覚悟しておかなければならないんだな、とも思いました。

今、自分にできること

新型コロナウイルスの初期症状と言われる自覚症状がない限り、普通通り過ごすしかありません。

今、自分の心がけとして、「新型コロナウイルスに、自分はすでに感染している可能性があるかもしれない。無症状なので気付いていないだけかもしれない」という意識で動くようにしています。
自分の戒めでもありますが、風邪をひいていなくても、突然くしゃみや咳がでることもありますよね。
その飛沫にコロナウイルスが含まれていたら…と考えると、マスクなしで人と話すのが一気に怖くなりました。

時差出勤しても、そこそこ混雑している毎日電車に乗っていますし、住んでいるエリアには、中国・韓国など、アジア圏の留学生や労働者が大勢います。
勤務している会社も、クラスターとして上がったエリアに近い場所にあります。

これだけ揃っている状況で、不安もなく過ごせるような、図太い神経は持ち合わせていません。

<平日実施していること>
・家の外にいる時は、必ずマスクを着用
・外から室内に入る前に、必ず手洗いか、アルコール消毒
・水でうがい→うがい薬でうがい
・手洗いの後はハンドクリームを入念に塗る
・不必要に出歩かない
・長蛇の列には並ばない
・ドアノブは素手では触らない
・電車の手すりには掴まらない
・吊革を使った場合は、除菌用ウェットティッシュを使って、必ず手を拭く
・外のトイレを使用する場合は、除菌シートを使って、便座やペーパーホルダー、ドアの鍵などを念入りに拭く(「ノロアウト 便座除菌クリーナー」を使っています。)
・家に帰ったら、スマホケースを除菌用ウェットティッシュを使って、必ず拭く

<毎日実施していること>
・睡眠を十分に取る(若干不眠症の気があるので、なかなか難しいですが)
・免疫力を落とさないように、食事に気をつける
・ストレスを抱え込まないようにする
・くしゃみや咳が出そうになったら、マスクの上からハンカチや肘で覆う
・検温(少しでも違和感を感じたら検温を実施しています)

<休日実施していること>
・郵便や宅配便を受け取る際には、必ずマスクを着用
・受け取り時には、必ずハンコかボールペンを用意する
・受け取った荷物や郵便を開けたあとは、必ず手洗い
・食品や日用品の買い物、病院へ行く以外では出歩かない
・家の外にいる時は、必ずマスクを着用

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考えすぎだ、やりすぎだと言われるかもしれませんが、これくらいの危機感を持って行動することが、必要な時期に来ているのでは、と感じています。

今の世の中に向けて言いたいこと

自粛ムードがなんとなく緩和されつつある雰囲気、と言っていますが、ネットや街中はまだ殺気立っている気がします。
電車の中で、咳やくしゃみをしようものなら、マスクをしていても、近くにいる人たちから冷たい視線を感じます。

緊張状態を続けるにも限界はある。誰だって一息つきたい。
正直なところ、連日のテレビの報道を見ているのはツラいです。

はっきり言ってテレビもネットニュースも、全部悪に見えてしまう。
そんな世の中になりつつあると、自分自身は感じていました。

先日、アジア人だから差別された、という記事を読ませていただきました。

正直、自分もこの差別する側になりそうだった時期がありました。
街ですれ違う、日本に働きに来てくれている外国の方、特にアジア圏の人に、心の中で「近寄ってくるな!」と何度も思ったことがあります。
また、無意識に、飲食店で店員さんが外国の方だけ、という店舗を避けている時期もありました。
すぐにそんな考えを持つことはいけない、と反省しました。

もしかしたら、相手にも、「近寄ってくるな」と思われているかもしれない。
仮に、心の中で「近寄ってくるな!」と思いそうになったら、不安なのはお互い様だと、考えるようにしています。

それより混雑した電車内で、マスクなしで至近距離で会話をずっとしているサラリーマンにも、何度も遭遇しましたが、同じ日本人として、恐怖を感じました。
内心何度も注意してやろうか、と攻撃的な感情が生まれたのも事実です。

無症状でも、新型コロナウイルスに感染している場合、ウイルスを拡散させてしまう、という危機感がないなぁ、と最近言われています。

週末、若年層の人が出歩いていて、その人たちにインタビューをしている様子も放映されていますが、それが果たして警鐘を鳴らすことになっているんでしょうか?
他人から非難を浴びせさせる、負の感情を煽っている光景に見えてしまう。
そう思う自分がおかしいのかも、と、またマイナスな方に考えてしまいます。

今まで以上に気を付けようと、1人でも多くの方が思うだけで、爆発的な感染拡大を止めることが出来るのではないかと、個人的には思います。

最後に

自由にネットができる状態であれば、情報を色々と見ることが出来るので、買い溜めするなら、物産展が中止になって大変な北海道の商品を買えばWin-Winじゃないのか?とか、様々なアイディアに遭遇できます。

自分自身はLINEを大してやりませんが、LINEでのママさんネットワークは、時には素晴らしい情報の発信源になります。
新型コロナウイルスの休校措置で大変になってしまった、パン屋さんやお店の情報を広めていく、という動きも一部ではあるようです。

そういった支援だったり、助け合いの輪がもっともっと、日本全国に広がって欲しいな、と思っています。

ただ、この輪が、ネットを普段あまりしない人たちへも、うまく伝わる方法があればいいのに、と思わざるを得ません。
ネットをしない人が情弱になるのは当然だ、ではなく、こんな時こそ情報格差が広がらないようにする方法を考える動きも、あっていいのではないかと感じました。
自分には、いい案が思い浮かぶような知恵はないのですが、ウイルスを拡大させず、情弱な人へも正確に情報が素早く伝わる方法も検討してほしいな、したいなというのが、高齢の両親がいる自分の偽らざる気持ちです。

noteでも、新しいお題が発表されました。

自粛自粛で疲れた、という人も多いでしょうし、テレワークでお子さんと長く過ごすことになって、気疲れしている親御さんも居るでしょう。
今一度、イラッとしそうなときほど、一旦目を閉じて、深呼吸をして、できるだけ、楽しいことを考えるように心がけてみませんか?

報道も含めてですが、特定の対象を非難するだけではなく、お互いを思いやり、相手に伝わるように、正しい情報を伝えていくのが、今一番必要なのではないでしょうか。

ちなみに、この記事は、2020年3月26日に書き始めて、色々と調べながら、間違った情報がないだろうか、と何度も読み直して、書き直しました。
刻一刻と情報がアップデートされていくので、前後の辻褄を合わせるために、構成も少し変えました。
そのため、自分が書き始めた時の思いも残しておきたくて、後から追記した部分には、追記表記を入れさせていただきました。

そして4月からも、普通に会社に出社することが決定しました。
携わる案件は変更になるのですが、在宅勤務ができるように調整してくださっている様子は感じられません。
B社の担当者とはオンラインで会議をするそうですが。。。
末端にいる限り、在宅勤務はできないシステムってことですかね。

リンクさせていただいた、深津さんのツイート内容から引用させていただくと、IT系の業界にいるのに「シンプルにヤバいシステム」ってことになるでしょうか。


そして。。。。。。。

本日、ザ・ドリフターズの志村けんさんが、新型コロナウイルス肺炎で逝去されたことが報じられました。

こんな形で、志村さんの命の火が消えてしまうとは、予想だにしていませんでした。。。

もっとこれからも志村さんの番組を見て、笑いたかった。
もっともっと、志村さんの笑顔を見ていたかった。

そう思っている方も多いでしょう。

心より、ご冥福をお祈り申し上げます。

ご精読いただき、ありがとうございました。


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