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退職"前"エントリ 「4年間働いたHappyを退職し、⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎になります。

2024年5月末をもって、4年ほど勤めた(株)Happyを退職することに決めました。

Happyには、何も武器を持っていなかった自分に対価をいただいていたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

忙しくも楽しい仕事に感謝しながらも、同時に、「このままで良いんだろうか?」と問い続ける日々でした。

マクドで現金、二度見する子供

2019年末に東京からUターン、キッカケはタニンの葬儀でした。

家族はいないため実家がない=帰る場所がないので、はっぴーの家に居候生活をしていました。

「暇やったらSNS手伝って」と言われたことをキッカケに仕事がスタート。

認知症のおじいちゃんを3キロ尾行、気の済むまで歩かせてから声をかけて連れ戻してみたり。

その3ヶ月後、須磨にあるマクドナルドに呼び出され「これからもヨロシク!」とトレイの上に給与にあたる現金を投げ入れられたことがはじまりでした。

隣の席の子が綺麗な二度見をしていたことは、昨日のことのように思い出します。

自然にやってることが、気がついたら仕事になった。

(株)Happyは「アタリマエをリノベーションし、暮らしの選択肢を増やす」会社です。介護を受ける高齢者だけではなく、子どもや海外の人、そしてパッと見てわかりにくい生きづらさを抱える人もやってきます。

そんなカオスな職場での肩書きは「PR / 広報」。
ですが、自分は「調整役」だと思っています。

SNSの発信も、メディアとのリレーションも、DJ的に音楽をかけることも、見学の人をあえて雑に案内して混ぜることも。

共通しているのは「距離感を調整する」ということです。

PRという役割自体が「会社と社会の間に立ち、どちらも片足を突っ込む」役割であり、「一番近くでファンの心を持ちながら、一番遠くにいる冷めた一般人の目」を同時に持ち続ける役割です。

そんな俯瞰で関わりつづけ、面白がったり、社会的に意味があることを抜き取ったり、人や情報を通じて外に伝える「翻訳者」「媒介者」としてのポジションが、自分の性分に合っていました。

好きなことを仕事にするより、向いていることを仕事にした方が幸せになれるんじゃないかと思います。

なんで転職しようと決めたのか?

「もう一度、ガツガツしたい」

Happyのストレスフルな環境で続けてこれたのは、「足りなさ」でした。
コンプレックスや弱さを自覚しているからこそ、成長欲求という形で動くことができました。

一方で、昨年から「自分は衰退しているのではないか」と感じるようになりました。カオスな環境で日々激流とも言える日常の中にいるけれど、イチ個人としてはどうなんだろう?

人は「変化」し続けるものだけど、それが「進化」なのか「退化」なのかは冷静に見極めないといけないのではない。

変わらず日常の中にあるしんどさと向き合いながらも、どこかそつなく生活できてしまっていることに気がつきました。

「外の世界に触れた」

そこで、2023年は自分から別の世界に飛び込みました。地元神戸でローカルビールを作る「IN THE DOOR BREWING」さんのビールと人に惚れコラボイベントを実施したり、友人に声をかけてもらった「神戸クアハウス」さんのクラウドファンディングに参加させてもらったり。

「コミュニティマネージャーの学校」や「企画メシ」など外部の場へ行き研磨する時間を積極的に取って、秋には独学だったPRを学ぶため、名古屋・三重県へ向かい現場で体験をさせてもらいました。

多様性を知るという横の軸、人間性が磨かれるという奥行きの軸はどこよりも伸びていく。だけど、スキルという縦の軸は自分の努力次第でしか伸びないと思いました。

「2030年へ向かう目標」

2023年末、コワーキングスペースに5日間合計60時間かけ、向こう6年(40歳まで)の目標を整理しました。

2030年の目標は、「1.コレクティブハウスの運営」「2.文筆家業」「3.会社員orフリーランスとして仕事をする」にしました。

「1」と「2」に関しては、運や縁の要素、行動量次第でもあり、自分1人ではどうしようもないことを自覚しています。なので「3」をスキルアップさせる必要があると考えました。

「3」=仕事のスキル×人間力。肩書きとしては「PR」「PM」「コミュニティマネージメント」をベースに、企画や編集、そして統括的に関われる力をつけたい。

1月〜3月末までの間、友達やお世話になった人との壁打ちなど、あえて時間をかけました。

環境のせいにすることはマイナスではなく、自分を律するために必要なこと。そう考えるようになり、じんわりと気持ちを固めていきました。

4.これから

これからどうするのか?

現在時点でなにも決めていません!
どうしよ。

東京に行くのもあり。
関西に残るのもあり。
一旦、キャリアブレイクもあり。

いずれにしても、「ちょうどいい距離感をつくる」仕事をしたいと思います。
それが「PR」でも「採用や人事」でも同じなのではないかと思っています。

何事も”過ぎて”はいけないけど、人間である以上「迷う」「惑う」は健全であると思います。全ての可能性を残しながら、どんな方向に行っても前向きに進めるメンタリティで柔軟に構えています。

ひゃー、転職ってこんなに「大変」で「楽しい」のか!!

これまで色々な仕事を経験してきましたが、いずれも人とのご縁(リファラル採用)でした。

誰も見ていない時も信号を守ったり、嫌なことがあったら人に当たらず深呼吸してる。その徳のおかげ。

「採用される側」として、履歴書や職務経歴書を書いて行う転職活動は今回が初めて。26歳から30歳までを意識的にジョブホッピングしていたことで、表面的な履歴書(キャリア)の弱さを日々痛感したり、なんだか「お前はダメだ」とハンを押されたような気持ちになり、毎日悔しい思いをしています。

反対に「採用する側」として、カジュアル面談や採用を検討している人との会話がとても楽しくなりました。よりその人の深い部分を知りたくなったり、会社として以前に、「本当にその人にとってこの場所で働くことが幸せに繋がるのか?」を想像しながら話しています。

〜5月末までのお知らせ〜

(株)Happy 採用大募集中!!

自分が転職活動する側に立ったことで、そのしんどさや葛藤を感じるようになりました。Happyという会社の思考を持ちながらも、一個人としての視点を大切にしてお話します。興味本位でも構いませんので、カジュアル面談でお話しましょう。なんなら逆カジュアル面談お願いしまーす!



お友達へ「はっぴーの家、見学するなら今やで」

6月以降は見学対応しないので、今のうちにどうでしょう?
最近はミニ豚が来ました。地域の子どもやママさんが子豚に会いに来ます。最も高い集客力を誇っています。
ミニ豚を見に来るついでに、はっぴーの見学のついでに、お話しでもどうですか?

YOUTRUSTをやってる人へ「お友達になってください」

カジュアル採用SNS「YOUTRUST」をはじめました。そして最近、ようやく使い方を理解しはじめました。正攻法の転職活動に向いていない自分にとって、「藁をもすがる思い」の”藁”です。活用されている方は、ぜひ繋がってくださいませ。

Happyで学んだこと

自由は不自由であるということです。

ここは「なんでもしていい場所」ですが、「なんでもしていい場所」な訳ではありません。緻密で繊細なコミュニケーション、気遣い、配慮、慈しむ心。Happyの表面的な自由さだけを真似をすることは大変危険です。

Happyという会社は、良くも悪くも”優しい”環境です。僕は放任(野良いぬ状態)してくれたことで、自主的に学んだり、人と出会ったり、成長する機会を作ってくれました。

だからこそ甘えてしまう弱さを持っています。
表面的には自由ですが、とても不自由です。

転職をする理由は、楽をしたいのではなく、もっと厳しい環境に身を置きたいからです。人は環境に大きい影響を受ける生き物なので、おもいっきり環境を変えたいと思います。

Happyの「しんどい」ではなく、別の「しんどい」に飛び込みたいと思います。

まだなんも決まってないけど。


ってことで、

残り1ヶ月、

よろしくお願いしま〜す!

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