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コーチングに少し興味のある人が読むと良い記事

こんにちは。コーチをやってるカナヤマと言います。本業はコンサル会社でSaaSの新規事業開発をやっています。趣味でDJしてます。
きっと誰かに勧められてこの記事にたどり着いたと思います。ありがとうございます。

「コーチング」というワードに少し興味がある方向けの記事ですので、5分ほどお付き合いください。


なぜこの記事を書いてるのか?

この記事はこんな人にお勧めです。

  • 仕事もプライベートもそこそこ頑張ってるが、イマイチ突き抜けられていない

  • 憧れる経営者やビジネスエリートはいるが、このままいっても到達できない気がする

  • そこそこ上手くやってるし、楽しいが、自分はこれで満足していいのか?もっとやれるんじゃないか?と、どこかもやもやする

(自分は最高で今に満足しているという方は恐らくこの記事は不要です笑)

上記は一年前の僕そのものです。
そこを解決し、現状を打破する足掛かりが、認知科学を基にしたコーチングでした。そのエッセンスをみんなにシェアしたいなと思ってこの記事書いてます。

まだまだ発展途上ですがここ一年の変化としては、、

  • 音楽好きが高じてDJにチャレンジ。ベンチャーナイトという100人規模のイベント主催

  • 新規事業のマネージャーとしてチームを崩壊させてしまうが(8→4人)、自分の強みをベースにチームを再構築し(4→10人)、現状グロースへトライ中

  • 仕事の多忙さを言い訳にし出不精だったのが、クリエイターやアーティストなど新たなコミュニティに所属するようになる

  • 世界一の奇祭と言われるバーニングマンに参戦(ちなみに初渡米)

こういうイベントを主催してます。またやるのでぜひ遊びに来てください

要は仕事もプライベートも、これまで悶々とし、出来ない理由を並べていた局面から、あれこれトライをして、楽しんで、ぶち上がっている、感じです。(当然毎日うまくいかないことだらけではありますが)

皆さんの周りにもいませんか?
多動で、人脈も広くて、仕事も趣味もあれこれチャレンジしている楽しそうな大人が。自分の信念を持って、自分の頭で考えて生きている、not nomalな人々です。
あの世界に足を一歩突っ込んだ感じです。

こういう話をすると、あぁコーチングとか認知科学も、その辺の自己啓発と一緒なんじゃない?と思いませんか。
ただ、そう判断するのはまだ早い。メソッドは非常に納得性のあるものです。

メソッドにおいて最も重要な「ゴール設定」と「エフィカシー」について、僕の体験談も交えて説明します。

現状打破に必要なこと①ゴール設定

そもそも「コーチ」とは「馬車」という意味です。コーチとは「目的地へ向かいたい人を、目的地まで連れて行く人」です。

この定義で行くと、目的地(ゴール)があることが前提ですが、目的がはっきりしている人の方が少ないものです。
あなたの人生の目的、ゴールって何ですか?って聞かれて即答できますか。僕は出来ませんでした。
幸せになることですとか、今を楽しく生きることですとか、いや、、そんなん当たり前の話やろと。超曖昧だし。

一方で、あなたが憧れるnot nomalな人たちは、ゴールが超明確なのです。
仕事にしろ、プライベートにしろ、メソッドに則ってゴールを設定するだけで、人生変わり出します。大袈裟な話でなく。

そのゴールを明確化にするお手伝いをコーチはします。
認知科学に基づくコーチングでいう「ゴール」は世の中一般的に言われる「目標」とは全く違い、3つのポイントを押さえることが重要です。

ゴール設定3つのポイント
 ①want to(本音)であること
 ②現状の外側であること
 ③生活全体(All Life)で設定すること

①want to(本音)であること

まず、ゴールは、結果を出して誰かの期待に応える、承認欲求を満たす、という話ではなく、純粋に自分がやりたいことかが大切です。
この本音の欲求をwant toといいます。権威性の排除とも言います。権威とは、自分において重要度が高い存在の人や集団を指します。例えば、上司、親、恋人・パートナー、先生。集団で言えば、社会、会社、家系、学校などです。
権威に従わず、やってしまうこと、無意識・無自覚でやってしまうことがwant toです。

しかし、人は、周りからの期待・会社からの期待が自分のやりたいことだと勘違いしているケースが非常に多いです。周りからの期待・会社からの期待に応えなくてはという状況を「have to」といいます。具体例をあげます。

want toの例
・理由はわからないが、心がどうしようもなく惹かれるもの
・時間を忘れて没頭してしまうもの
・ついお金やエネルギーをかけてしまうもの
・自分の大切な人に止められようが、誰にもほめられなかろうが、やってしまうもの

have toの例
・褒められたい、良い〇〇だと思われたいからやっていること
・あの人の役に立ちたいと思ってやっていること
・過去の自分を救いたい、過去の自分に似た境遇の人を助けたいと言ってやっていること
・結果や承認のために我慢をしてやっていること、本音ではやりたくないこ

僕は最初これを聞いた時に、「え、仕事って基本ほとんどhave toでは?」と思いました。皆様はどうですか?
have toで動いている限り、自分が心底納得するような成果を上げることはできません。努力や義務感だけでは、熱中や没頭に勝てるはずがないからです。
自分の仕事や生活において、何がwant toで、何がhave toなのか明確化をすることが大事です。それを自分でメタ認知するのは難しいので、コーチの出番というわけです。

僕の場合、特に仕事においてhave toをwant toと思いこんでいました。コーチングのセッションを通じて、会社、上司、お客様のため、というhave toを除去し、want toをクリアにしていきました。
ちなみに、僕のwant toは「素材を発掘し→非言語を通じて繋げ→あるべき姿へリミックスする」というものでした。趣味のDJが、want toそのものだと気づいた時は鳥肌が立ちました笑 面白いもので、仕事でもDJ的な活動をする際、例えばファシリテーションや組織開発で力を発揮していることに気づきます。

②現状の外側であること

次に、ゴールが現状の外にあるかが大事です。認知科学に基づくコーチングでは「現在の状態のままいけば、十分に起こりうると予測される未来は全て現状」としています。
「年収を800万円を1,000万円にする」や「ピアノ教室に通っている人がコンクールに出る」などは、ゴールではなく全て現状です。

では、現状の外とはどういったものでしょうか?
これはゴールを達成するためには既存の枠組みを変えないと達成ができないようなものです。自分の頭では思い浮かばないものと認識してください。
現状の外側のゴールは以下の3つを満たしています。

1.やり方の想像がつかないもの
2.想像すると怖くなるもの
3.周囲の人が驚いて止めてくるもの

現状の外のゴール設定ができたときは「やりたい…でも本当にできるのかな…?恐い…でもやりたい…」というように、恐怖心が伴うものなのです。一歩踏み出すと決断した瞬間から全ては始まります。
自分で現状の外のゴール設定をするのは非常に難易度が高いので、コーチがお手伝いいたします。

僕の場合は「世界の最新テクノロジーと、日本の地方中小企業をミックスしていく」というテーマが見えてきて、SaaSやAIの先端であるアメリカにまず行ってみるという決断につながりました。物理的にも現状の外ですね笑

③複数の領域(生活全体:All  Life)で設定する

最後に、ゴールは特定の領域ではなく、生活全体で設定する必要があります。
具体的にいうと、下記の8つの領域でゴールを作ります。

バランスホイールと言います

全ての領域で本音のwant to かつ現状の外側のゴールを設定していきます。
「生活の大部分は仕事だし、まず仕事のゴールだけ意識していればいいのでは?」という方がいますが、それではゴールの実現は困難です。
なぜなら、仕事では現状の外にチャレンジしていても、仕事から離れた趣味や人間関係が現状のままであれば、どんどん現状に引き戻されてしまうからです。
僕も、仕事だけでなく「趣味でDJイベントを実施する」「人間関係でクリエイターやアーティストの友人を作る」などのゴールを設定することで、生活全体の変化が促されました。

人間の脳には生命維持機能が備わっており、過去の「失敗記憶」「ネガティブな記憶」が蓄積され、安心・安全を求めて、無意識的にリスク回避をします。「自分はやったことがないからできない」「どうせ失敗する」とネガティブなセルフトークが脳内を支配しています。
現状に引き戻し続けるのが脳の役割なのです。その特性を生かすためには、まず生活全体で現状の外のゴール設定を行い、自分における「現状」の更新をしていくことが必要です。

以上がゴール設定の3つのポイントでした。普通にコツコツ努力をし続けるだけでは、現状の外にいくことはできません。まずはゴール設定を変える必要があります。それほどゴールの力は大きいです。

現状打破に必要なこと②エフィカシー

では、ゴールを達成する上で最も大事なものは何でしょうか?
それは「エフィカシー」です。

エフィカシーとは「ゴールを達成する自己の能力の自己評価」のことで、自己効力感と訳されます。簡単にいえば、「自分ならできる」「きっとうまくいく」と思える認知状態のことです。
ゴール達成のために、もっとも大事なものとしてはエフィカシーであり、コーチの仕事を一言で言えば「エフィカシーを上げること」です。

よく混合されやすい言葉に「エスティーム(自己肯定感・自尊心感情)」があります。これは自分の今のポジションに対する自己評価です。自分が価値ある人間であることに自信を持つこと、過去から現在までの自分に対する自己評価です。

エスティームが過去から積み上げた根拠のある自信に対し、エフィカシーは未来のゴールを達成する根拠なき自信と言えます。

現実世界では起業家、空想の世界ではワンピースのルフィなんかがエフィカシーが高いと言えます。起業して成功することも、海賊王になることも、最初は経験がないし、やり方も分からないはずですよね。
でも彼らはわくわくしていて、何となくやれそうだ、という自信を持っています。

人生においてエフィカシーが高かった時期がある人も多いと思います。
僕の場合は、大学3年生の時、バンドメンバー4人と自前で音楽フェスをやった時です。田舎の大学なので、フェスの経験者もいないし、お金も人脈もありませんでした。ただ、バンドメンバー4人の熱量だけで、友人知人、大学教授、プロのアーティストなどどんどん仲間やカンパが集まり、最終的に200人近くが来場、新たな交流が生まれ、フェスは大成功でした。

お気づきの方もいると思いますが、want toの領域こそエフィカシーが高い領域と言えます。僕の場合も、いろいろな人をつなげることは得意だったことに気づき、仕事のチームマネジメントや趣味のDJイベントに活かす形になりました。

最後に皆様へのお願い

現状打破において、最も大切な「ゴール設定」と「エフィカシー」についてご紹介しました。自分が身をもって変化を体験したので、良いメソッドだと強くお伝えできます。

最後にお願いですが、下記のような方がいれば、ぜひ一度コーチングセッションをできれば嬉しいです。

  • 自分の才能や強み、want toを明確にしたい

  • 現状を打破するために、仕事や趣味のゴール設定をしたい

  • 現職がhave to要素が強く、キャリアに悩んでいるので、自分の進むべき道を明確にしたい

私は今コーチングスクール(Mindset社主催のスクール)にてコーチ修行中の身ですので、セッションを無料で提供しております。シンプルに、現状を変えていく信念を持った同志が欲しい、という感じでもあります。セッションの申込方法は下記いずれかを選択ください。

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この記事を読んで何か感じることがあられましたら、お気軽にご連絡いただければ幸いです。
人は常に人生のターニングポイントを探していると思います。この出会いがお互いのそんな機会になりますように。
ここまでお読みいただきありがとうございました!

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