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松山英樹プロの唯一の「残念」

マスターズの放送権を所有するTBSは長年の鬱憤を晴らすかのように、今日もひるおびで松山英樹プロの優勝を取り上げて絶賛しています。
もちろん私も大賛成ですが、ここで大賛成だからこそ敢えて苦言?を呈したいと思います。

それは最後の優勝スピーチです。

コロナの問題があり且つ松山プロ自身がシャイな性格というのもあるかもしれませんが、あのスピーチは頂けないものだったというのはテレビを観ていた人はそう感じた方が多かったのでは…と思います。

優勝スピーチというのは、お決まりの言わなくてはならない事を言わないと実はその人の技量・人格などを疑われかねない状況になってしまうのです。

その内容は
・主催者、関係者等へのお礼
・ギャラリー、スポンサーへのお礼
・自分の感情
などがあります。

なので今回は、
・初出場は10年前、震災の中皆の後押しを受けアマチュアで出場したこと
・コロナ禍の中無事に開催したマスターズ委員会へのお礼
・スポンサーへの感謝
・チームへの感謝
等々
を言うべきだったと思います…

事実、スピーチの最後にthank youで締めようとした時、すかさず後ろから通訳の人がボソボソと松山プロに耳打ち。そして「マスターズ委員会の皆さん、ありがとうございました」と付け加えた姿を見てチョット残念…と思った人もいらっしゃるのではと思います。

クラブハウス内やテレビでのインタビューでは子供達に向けたメッセージなど良い事を言っていたのだから、パトロンの前で行ったスピーチも通訳を使い日本語で話せば良かったのではないかと思います。

日本ではイイ場面を取り上げていますが、必ずしもそう取り上げない方が普通なのです。
実は渋野日向子プロの優勝スピーチの前は日本からもプレスが大勢行っていたので、気が回る記者が簡単にスピーチ原稿を渡して事なきを得たようです。

今回は日本からの記者が殆どいなかったようで不運もありますが、次回は絶対にそのところを修正して、名実共に賞賛されるように振る舞って貰いたいと願います。

大坂なおみ選手や錦織圭選手、羽生結弦選手…みんな良いお話しをされますよね。
プロだから「シャイなので」ではダメなのです。

今回はもう終わった事。でも次回もまた同様なレベルだと“松山英樹” のブランド価値が下がります。
しかし次回キチンとしたスピーチをすれば、もっと評価が上がるとも思います。

コーチを就けて成功したように、スピーチのコーチングも是非とも考えて欲しい!と提案したいです。

オレが立候補しようかなぁ…笑

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