雑感17:組織デザイン

機能別組織/事業部制、マトリクス組織の説明に始まり、業務の標準化、分業、ヒエラルキー、水平関係などについて学ぶ。

標準化あたりまでは全体最適(特に工場のTOC理論あたり)を目指すが出来ていないうちの会社の実情と照らしながら、割と「そうだよねー」という感じで読んでいたのだが、ヒエラルキーの章が個人的には面白かった。

漫然と受け入れている会社の上下関係だが、よくよく考えるとその目的は例外発生時の意思決定の効率化であり、この理解は自分の中で非常にストンと落ちた感じがした。勿論これだけが目的ではないが。

横串的(組織横断的)な勉強会とか研究会も、人数が増えすぎると効用が下がり形骸化するとか、この辺も多くの大会社で当てはまるのではないか。うちにも沢山こういう組織がある。

私の身近な経験を論理的に言語化して頂きありがとうございます、という感じでした。色々と内省できました。

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