Twitter今日の一曲2019

Twitter「今日の1曲」連続投稿 2019.12.21 - 12.27

12月21日(土)
1980年代に生まれたクリスマスの定番曲といえば、あのイギリスの男性(ジェンダー的に異論があるかもしれないけど)デュオのあの歌でしょうかね。

というわけで、今日の1曲はあの歌、のカバーバージョンにします。カバーも沢山ありますけどね、もちろん。

今日のは、ノルウェー出身のロッカーによるカバーです。ノルウェーといえば北欧、北欧といえばやっぱりあっち方向ですよね。

2015年頃のカバーです。19時ごろに。

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【Last Christmas (2015)】
レオ・モラックチェリ(モラッキオリ?)はノルウェー人のメタル・ミュージシャンで、過去の有名曲のメタルカバーを数々送り出している人だそうです(知らなかった 笑)。ワム!のあの有名なクリスマスソングもこうなってしまうのでありました。 https://youtu.be/Vmzz516cAnw


12月22日(日)
クリスマスソングに分類される(?)ような曲には、「雪」が大きな役割を果たすものが多いですよね。まあ季節がらなので、自然な成行きではあるのでしょう。南半球の人にはあまりピンと来ないでしょうけどね。

で、雨は夜更け過ぎに雪へと変わったり、雪を降れ降れと歌ったり、そり滑りしたりすることになるんですが、今日の1曲も雪をテーマにした曲です。この曲はもともとインストルメンタルの曲で、雪の降る情景を曲にしたものなんですね。

作曲した人はあるビッグバンドのリーダーだったんですけどね。後にこの人の奥さんが歌詞をつけたので、今では歌モノとしてもよく聴かれる定番曲になりました。

1941年のオリジナルのインストバージョンを19時ごろに。

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【Snowfall (1941)】
クロード・ソーンヒルはピアニストで自分の楽団も率いた人で、後のクール・ジャズにも影響を与えた1人といわれています。ギル・エヴァンズとのアルバムがあったりしますね。この曲は彼の代表曲の1つで、インストの曲ですが、歌詞も後に付けられました。 https://youtu.be/iTOLwVB8d6U


12月23日(月)
今日はホントはピチカート・ファイヴの「12月24日」という曲にしようかと思っていたんですが、YouTubeにあった動画が消されてしまったので、急遽予定変更です。ちなみにピチカート・ファイヴの曲はストリーミングサービスで探すと聴けるとおもいますので、よろしければどうぞ。

で、今日の1曲ですが、1970年に発表されたR&B/ソウル系のクリスマスソングの定番ナンバーです。歌っているのは、男性シンガー/アレンジャー/プロデューサーのあの人。この曲も自分で書いて歌っています。

発売当初はマイナーヒットだったんですが、1991年に出たコンピレーションアルバムに収録されたのがきっかけで人気が加速したという話です。本人は1979年に亡くなっているので、残念な話ではありますが。

1970年のオリジナルを19時すぎに。

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【This Christmas (1970)】
ダニー・ハサウェイが書いて(共作)歌った、R&B/ソウル系クリスマスソングのクラシックとなった曲。ベースとキーボードもハサウェイが弾いていて、ギターはフィル・アップチャーチ。イントロにさりげなく変拍子を仕込んだアレンジもハサウェイ。 https://youtu.be/Oswkllz_Lvs


12月24日(火)
クリスマス・イブですね。なぜか日本ではクリスマス当日よりイブの方が盛り上がるんですよね。ま、それはともかく、今日の1曲もR&B/ソウル系の曲です。

モータウンから出た1967年のあの人のクリスマス・アルバムのタイトルソングですが、今日はそれを2015年にセルフカバーしたバージョンで行きたいと思います。

オリジナルの時代背景(ベトナム戦争真っ只中)もあり、平和を願うメッセージの歌詞を持つ歌なのですが、50年経ってもその内容が古びていないのが、ある意味悲しいですが。

デュエットのバージョンになっています。19時ごろに。

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【Someday at Christmas (2015)】
オリジナルはスティービー・ワンダーの1967年のクリスマス・アルバムのタイトルチューンでした。この2015年のアンドラ・デイとのデュエットは、アップルのホリデーシーズン向けのTVCMのために撮られたものです。メリー・クリスマス。 https://youtu.be/MaA7B9cu4kU


12月25日(水)
クリスマス当日になりましたね。だから何かが変わるというわけでもなく、今日の1曲ですけど(笑)まあ、クリスマスソング(的なもの)を出すのも今年は最後だと思いますが。

で、今日の1曲も元々クリスマスソングとして書かれたものではないのが、なんとなくクリスマスソング的な扱いをされるようになってしまったという曲です。

1980年代には映画のサントラなどでヒット曲を数多く飛ばしたあのシンガーが、デュオグループから離れて出したソロデビューアルバムからの1曲です。

1977年のアルバムから。19時ごろに。

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【Celebrate Me Home (1977)】
ケニー・ロギンズの同名の最初のソロアルバムから。シングルカットはされなかったのですが、クリスマスソングとして盛んにラジオなどで流されたために、かなり知られた曲になりました。プロデュースはボブ・ジェイムズとフィル・ラモーン。 https://youtu.be/NVbPgBGv2to


12月26日(木)
今日もクリスマスソング……なわけなくて、通常運転に戻ります。ブルーズはたいてい12小節なんですが、たまに変形版で16小節のブルーズってのも見かけます。大体12小節のどこかを拡張したパターンですが。

ハービー・ハンコックの「ウォータメロン・マン」なんてのもそうですね(9小節目と10小節目が繰り返される)。で、今日の1曲もそんな16小節のブルーズなんですが、これは頭の4小節が2回繰り返されるパターンの曲です。

マディー・ウォーターズというシカゴ・ブルーズの大物が最初にレコーディングした曲ですが、今日はそれを現代のブルーズギタリスト2人がライブでカバーしている映像でご覧いただきたいと思います。

2005年のライブの映像です。19時ごろに。

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【Hoochie Coochie Man (2005)】
この曲を最初にレコーディングしたのはマディ・ウォーターズで、以来彼のシグネチャー・ナンバーとなりました。バディ・ガイとジョン・メイヤーのギター、グレイトフル・デッドのフィル・レッシュのベースとクエストラヴのドラムでどうぞ。 https://youtu.be/XA0CPiqsFFY


12月27日(金)
1970年代に人気のあったイギリスのフォーク・ロック系のシンガーソングライターの曲が 今日の1曲です。とくに70年代前半にヒットを量産してましたね。きれいな曲の多い人です。

彼は、70年代の終わり頃にイスラム教に改宗して、名前も変えてしまいました。そして、慈善活動などに注力することが多くなり、表舞台に立つ機会は減っていきました。ですが、今でも活動は続けていますし、ファンも多いです。

今世紀に入っても新しいアルバムも出したりしていますし、コンサートなども行っているようですね。そんな彼の初期のヒット曲が今日の1曲です。

1971年のアルバムから。19時ごろに。

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【Moonshadow (1971)】
キャット・スティーブンス(ユスフ・イスラム)のアルバム『ティーザー・アンド・ファイアーキャット』からのシングル。このアルバムからは「雨に濡れた朝」や「ピース・トレイン」といったヒットもありますが、この曲が彼のお気に入りだそうです。https://youtu.be/pwPK_JJvPbA

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。