Twitter_今日の1曲_2019

Twitter「今日の1曲」連続投稿 2019.05.25 - 31

5月25日(土)
今日、5月25日はサイモン&ガーファンクルの2枚ある全米No.1アルバムの最初の1枚が初めてチャート1位になった日だそうです。2枚目の方のアルバムはあの『明日に架ける橋』(1970)ですが、1968年のこちらのアルバムも名盤です。

全米アルバムチャートに通算66週、1位には通算7週いたというヒットアルバムです。シングルカットされた曲も5曲くらいありますが、その中からこれも全米1位を獲得したあの曲が今日の1曲です。

前の年に公開されたあのヒット映画でも使われたあの曲ですね。なんでも元々用意された曲が2曲マイク・ニコルズ監督からダメ出しされた後、この曲が選ばれたのだとか。

グラミー賞のレコード・オヴ・ザ・イヤーにも輝いた名曲です。19時ごろに。

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【Mrs. Robinson (1968)】
アルバム『ブックエンド』からシングルカットされ、ロック系の曲としては初のグラミー賞のレコード・オヴ・ザ・イヤーを獲得した曲。映画『卒業』の挿入歌としても有名ですが、最終的に録音が完成したのは映画公開の3ヶ月も後だったのだとか。https://youtu.be/XGnvLJSRYMA


5月26日(日)
ミュージシャンが何かしでかして刑務所に入る、というのは日本でも時々ありますが、アメリカなどでも良く(?)あります。クスリがらみなんてのがやはり多いみたいですが。ジャズミュージシャンなんかには多いですよね。

今日の1曲はそんな刑務所に入ったミュージシャンが塀の中で書いて、のちに出所してからレコーディングしてヒットさせたという曲です。あのロックンロールの大物の曲です。

刑務所に入った理由というのはクスリなどではなく、メキシコ人の未成年の少女に売春を迫って連れ回したということなんですが、裏には黒人差別の問題があったという話もあります。ともあれ凶悪犯ではないので、曲を作る自由もあったのかもしれないですが。

1964年のヒット曲です。19時ごろに。

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【You Never Can Tell (C’est la Vie) (1964)】
1964年、チャック・ベリーが放ったヒット曲。60年代初頭に彼が刑務所の中で作った曲だといわれています。ブルース・スプリングスティーンがカバーしたり、映画『パルプ・フィクション』の中で使われたりもしています。 https://youtu.be/RoDPPgWbfXY


5月27日(月)
またまた月曜日ですねえ。小物のままで行くと1週間後にはまた月曜日ですねえ。週の始めはご機嫌なファンクナンバーでガツンといきましょう。……とどこかの社長みたいなことを言ってみる(笑)

1964年から活動していた兄弟2人を中心としたファンクバンドが、結成から10年して放ったヒットアルバムからのシングルカット曲です。曲自体もヒットしましたね。イントロからして懐かしい。

のちにジャミロクワイもカバーし、さらに今世紀に入って、2つのバンドが共演したバージョンもあったと思いますが、今日はまあオリジナルのバージョンでいきましょう。

1974年のヒット曲。19時ごろに。

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【Hollywood Swinging (1974)】
クール&ザ・ギャングのブレイクのきっかけとなった『ワイルド・アンド・ピースフル』アルバムから。「ジャングル・ブギ」とともに大ヒットした曲です。この2曲と「ファンキー・スタッフ」はスタジオで一晩ジャムったらできたんだそうな。https://youtu.be/YK-cvcw3ngM


5月28日(火)
複数のアーティストが1つの楽曲を共演するコラボレーションものというのは今はたくさんあるんですが、昔はあまり多くなかったですよね。特に日本では少なかった気がしますけど。

レーベルとか事務所とか色々あったんでしょうね。今でもあるのか。で、そんな大人の事情はさておき、日本のコラボものというと私がよく思い出すのが今日の1曲でして。

なんでだろうと思うんですが、もしかしたらタモリのあの番組のエンディングで使われていたせいかなと思います。「笑っていいとも」じゃなくて、夜やってたあれ。

そんな1994年のJ-POPヒットを19時ごろに。

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【今夜はブギー・バック(nice vocal) (1994)】
小沢健二&スチャダラパーのコラボレーションによるヒットチューン。この小沢健二名義の“nice vocal”バージョンとスチャダラパー名義の “smooth rap” バージョンがありますが、今日はオザケンバージョンでどうぞ。https://youtu.be/6lKTQbrM9RI


5月29日(水)
1980年代の音楽シーンを思い出してみると、フィル・コリンズという人は数々のヒット曲を生み出しましたよね。で、この人はソロのアーティストとしてだけではなく、あるグループのメンバーでもありました。

そういえば、このグループはステージ演出に革命をもたらしたという、ムービングライトを開発したバリライト社との関係が深く、確かフィル・コリンズはバリライトの筆頭株主だったはずです。今はどうか知りませんけど。

で、閑話休題、このグループの最大のヒット曲が今日の1曲なわけです。しかし今となってみると、この曲がコリンズのソロのヒットだったか、グループの曲だったのか、よくわからなくなったりもするんですけどね。

1986年のヒット曲。19時ごろに。

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【Invisible Touch (1986)】
ジェネシスの大ヒットした同名のアルバムからのシングル。ジェネシスにとっては唯一の全米No.1を獲得したシングル曲でした。皮肉なことにこの曲を1位の座から追い落としたのは、元メンバーのピーター・ガブリエルの「スレッジハンマー」でした。 https://youtu.be/epOBenUjIHw


5月30日(木)
いつも昔の懐しい曲を紹介することが多いですけど、今日の1曲は、最近の曲でして。今世紀になって(笑)アメリカのニューヨークで結成されたオルタナティブ系のインディー・ロックバンドの曲です。とはいっても結構知られたバンドですけどね。

インディーっていいますけど、この人達はソ○ー・ミュー○ックからアルバム出してるし、ビルボードのチャートでも1位とったりもしてるんで、今やメジャーとインディーの違いもよくわからなくなってる気もします。主張性があるかとか、姿勢とかそういう問題なんですかね?

まあ、それはともかく、この人達は、コロンビア大学にいる頃にバンドを結成したそうです。オルタナ系というくらいでゴリゴリのハードロックとかではありませんで、ワールドミュージック的な匂いもするバンドです。

今年出た彼らの最新アルバムからの1曲。19時ごろに。

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【Harmony Hall (2019)】
ヴァンパイア・ウィークエンドはニューヨーク出身のオルタナティブ系のインディー・ロックバンド。アフロポップの影響が感じられる音作りです。最新アルバム “Father of the Bride” から。ちなみに虫が嫌いな人は動画は見ない方がいいです(笑) https://youtu.be/yfGEq0JWxGM


5月31日(金)
英語の“Shot”という単語には、色んな意味がありますね。弾丸や矢を撃つというような意味から、ゴルフやテニスの球を打つことという意味や、写真や動画を撮ることや撮ったモノという意味もあります。それから、何かをやってみるとかトライするとか、そんな時にも使われます。

他にも、注射とかいう意味もあるし、お酒やコーヒーの一杯なんていう意味もありますね。ショットバーなんていうときのショットですね。そんな単語なわけですが、今日の1曲のタイトルにもこの単語が使われています。

アメリカのあの歌手でピアノプレイヤーでもあるあの人の大ヒットしたアルバムからの2枚目のシングルカットでした。元々はギャング達の使うスラングだったようですが、今では普通に使われますね。

1978年のナンバーです。19時ごろに。

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【Big Shot (1978)】 
『ニューヨーク52番街』アルバムからのシングルカット。Big Shotは大物という意味ですが、酔っぱらって大騒ぎした女性に語りかける内容で、ビリー・ジョエルがミック・ジャガーと妻(当時)のビアンカと食事した時のことを思い出して書いたんだとか(笑) https://youtu.be/bEea624OBzM

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。