Twitter今日の一曲2019

Twitter「今日の1曲」連続投稿 2019.08.10 - 16

8月10日(土)
結構な大(?)ヒット曲だと思った曲でも、実は同じタイミングでもっと凄いヒット曲があったので、チャートの1位を撮り損ねたなんてこと、わりとよくありますよね。

今日の1曲もそんな曲の一つで、実は昨日のスリー・ドッグ・ナイトの曲の陰に隠れて2位止まりだったという曲です。R&Bチャートでは1位になったんですけどね。

モータウンのあのファミリー・グループの代表的なナンバーです。後にディスコアレンジでカバーされてヒットされたこともありました。

1971年のヒットナンバー。19時ごろに。

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【Never Can Say Goodbye (1971)】
後にグロリア・ゲイナーがディスコ・バージョンをレコーディングしてそちらも大ヒットしましたが、こちらのジャクソン5のバージョンがオリジナルです。1971年、マイケルはまだ12歳の頃のヒットナンバー。彼らの代表曲の1つです。 https://youtu.be/IvmqYZr0RFo


8月11日(日)
日本語で言う口パク、英語で言うと lip sync というのはよく物議を醸したりします。大物アーティストでも色んな事情で口パクしたりする時もあるんでしょうが、それで叩かれたりしますよね。有名なところではホィッ○ニー・○ュース○ンとかビ○ンセとかありましたね。

今日の1曲はそんな口パク(lip sync)という言葉をもじってそのままグループ名にしてしまったという、大胆な人たちのヒット曲です。ディスコ・ナンバーとして大ヒットして超有名な曲で、誰でも耳にしたことがあるんじゃないかと思います。

この曲、いくつもYouTubeにミュージックビデオらしきものが上ってるんですが、金髪の白人女性を中心にしたのをよく見るんですけど、実際にリード・シンガーだったのは黒人のゴスペルなんかも歌う女性のようなんですよね。どうもその辺の事情がよくわからないんですが。

ともあれ、1980年の大ヒットナンバーです。19時ごろに。

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【Funkytown (1980)】
リップス・インク(Lipps Inc.)というのは、英語だとリップ・シンク(Lip Sync = 口パク)に聞こえるという人を食ったグループ名でした。金髪の女性が歌ってる(?)MVもあるんですが、こちらが本当のバージョンらしい。よくわからないグループです。 https://youtu.be/GnodEEnMvC8


8月12日(月・祝)
ジャズのスタンダードナンバーというのは、元々はミュージカルとか映画音楽とかポピュラー・ソングだったりとか、そういうモノが多いんですよね。ジャズのミュージシャンが書いたスタンダードナンバーというのは、実はそんなに多くありません。

今日の1曲はそんな少数派のスタンダードナンバーなんですが。モダン・ジャズの巨人といわれる人たちの中の1人が書いた曲で、多くのアーティストが演奏したり歌ったりしています。歌詞は後から付けられたようですが、シンガーにも人気の高い曲です。

この曲は、ジャズのミュージシャンが書いた曲としては、最も多くのレコーディングがある曲なのだそうです。誰が数えたのか知りませんけどね。今日はハスキーな声で有名な女性シンガーの歌でお送りいたします。

オリジナルは1944年の曲。19時すぎに。

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【’Round Midnight (1956)】
セロニアス・モンクはこの曲の原型を18歳ぐらいで書いていたという話ですが、正式に(?)曲として世に出たのは1944年でした。それ以来、歌詞も付けられて数多くのミュージシャンが演奏しています。今日は、ジューン・クリスティの歌でどうぞ。 https://youtu.be/qCtc-RfSIdo


8月13日(火)
昨日つまり8月12日はあの日航機事故の日でした。あれから34年経つんですねえ。事故が起きた時私はすでに働いていて、会社にいましたが、ニュースの一報が流れた時のざわめきは覚えています。会社の人もあのジャンボジェットに何人か乗っていて犠牲になりました。合掌。

あの日航機には歌手の坂本九さんも乗っていて、命を落とされました。 #今日の1曲 は、この日航機事故と坂本九さんに関連したエピソードのある曲です。スティービー・ワンダーの曲なんですけどね。

日航機事故から数ヶ月経った時に行った日本公演で、スティービー・ワンダーはある曲の中で、坂本九といえばあの曲という歌のメロディーを引用して、ハーモニカソロを吹きました。1985年11月のことでした。

オリジナルは1982年のヒット曲です。19時ごろに。

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【Ribbon in the Sky (1985)】
スティービー・ワンダー1982年のヒット曲ですが、日航機事故のあった1985年11月の日本公演で、彼はハーモニカのソロに「上を向いて歩こう」のメロディーを使って故人に捧げました。今日はその時の映像をどうぞ(途中でインタビューが入ります) https://youtu.be/4uKUMHXEZbk


8月14日(水)
ホイットニー・ヒューストンの初期の大ヒット曲に “Saving All My Love for You” というのがありますね。邦題は「すべてをあなたに」でしたっけね。で、今日はこの曲を取り上げるわけではないんですが(ないのかい)。問題はこのタイトルのフレーズというか言い回しなんですけど。

この “Saving (all) my love for you” (私の愛はあなたのためにとっておく)という言い回しですが、あるスタンダードナンバーの歌詞の中に繰り返し出てくるんですね。その曲で初めて使われたというわけではないでしょうけど。というわけで 今日の1曲はそのスタンダードナンバーというわけです。

1929年に書かれたわりと古い曲です。太っちょで人気のあったシンガー/ピアニストの書いた曲です。レビューのために書いたそうなので、最初に歌ったのは女性だったようですが。今日は、女性ジャズシンガーによるカバーでお送りいたします。

1950年の録音でした。19時すぎに。

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【Ain’t Misbehavin’ (1950)】
オリジナルは1929年、舞台(レビュー)のためにファッツ・ウォーラーが作曲した曲。ルイ・アームストロングがブロードウェイの舞台に初登場して、この曲のトランペットソロを吹いたのだそうです。今日はサラ・ヴォーンのヴァージョンでどうぞ。 https://youtu.be/FVgL4LJi4Ww


8月14日(木)
1984年という年はプリンスの『パープル・レイン』という映画が公開され、同名のアルバムやらそこからのシングルやらが大ヒットした年でした。プリンス、今さらながら惜しい人を亡くしましたね。合掌……

というわけで、 今日の1曲はプリンスの曲、……ではなくてですね、プリンスと関係の深いあの女性シンガー/パーカッショニストの歌です。1970年代から活動はしていましたが、この1984年に彼女はソロデビューを果たしました。

彼女のデビューアルバムはプリンスとの共同プロデュースで、曲もプリンスが提供しているんですね。そのアルバムのタイトルチューンが 今日の1曲です。ご機嫌でファンキーなヒットナンバーでした。

彼女はライブでのパフォーマンスも話題でしたね。19時ごろに。

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【The Glamorous Life (1984)】
シーラ・Eはジョージ・デュークのバンドに在籍後1984年にソロデビュー。そのデビューアルバムのタイトルチューンです。プリンスとの共同プロデュースで、作詞作曲はプリンス。最後の光るドラムスティックを使ったパフォーマンスが話題でした。 https://youtu.be/efkS7NUFPDI


8月16日(金)
昨日、とあるお店で流れていた曲が懐しかったので、 今日の1曲はそれです。懐しいといってもそんな昔の曲ではありません。今世紀(笑)の曲なんですが、それでも10年以上たっているんですねえ。年とるわけだ。

この曲は、とあるノートブックコンピュータが初めて発表されて、その時のCMに使われていた曲です。歌っていたのは、イスラエルの女性歌手でしたが、このCMソングになったおかげで、世界中でヒットしました。

新製品のCMソングというと、登場感を出すために、カッコ良さをねらったノリの良い曲とかを想像しがちですが、この曲はのんびりしたほのぼの系の曲です。

2006年のヒット曲です。19時ごろに。

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【New Soul (2008)】
ヤエル・ナイムはフランスのパリ生まれのイスラエル人シンガーで、この曲は、アップルの MacBook Air が初めて登場した時のCMソングとして使われたことで世界的にヒットしました。MacBook Airが紙封筒の中からで出てくる演出のやつですね。 https://youtu.be/XgEfYGzojcA

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。