Twitter今日の1曲まとめ20190504-10

Twitter「今日の1曲」連続投稿 2019.05.04 - 10

5月4日(土)
冬の間は特に思い出すこともあまりないんですけど、夏の初めの爽やかな陽気になると思い出すアーティストっていませんか?私の場合、シールズ&クロフツというグループというかデュオがそうなんですが。ジム・シールズとダッシュ・クロフツの2人組。

1970年代に活躍したソフトロック系のデュオなんですが、2人とも50年代から活動していました。あの「テキーラ」をヒットさせたチャンプスというバンドにいたりとか、グレン・キャンベルとバンドを組んでいたりとかしたらしいです。

彼らの代表曲に「サマー・ブリーズ」という曲があるので、なんとなく夏が来ると思い出すというところがあるんでしょうかね。それ以外の曲でも爽やかなコーラスを聴かせてくれたデュオです。

今日の1曲はその「サマー・ブリーズ」じゃなくて、彼らの1978年のヒット曲です。19時ごろに。

【You’re the Love (1978)】
シールズ&クロフツの後期のヒット曲で、アダルト・コンテンポラリー・チャートでは2位にまで上りました。もともとアコースティックなソフトロック系のデュオなんですが、折からのブームで、どうしてもディスコ方面の味付けが出てますね(笑)  https://youtu.be/owQqUNlngAg


5月5日(日)
ソウル/R&B系のグループ(に限った話でもないかもしれませんが)では、よくメンバーの脱退とか入れ替りとかありますよね。まあ、1人の人気が凄かったりすると、ソロになったり、逆に他のメンバーが転身したり色々おこるわけですが……

ところが、今日の1曲を歌ったグループ(4人組み)は結成してから40年以上も同じメンバーで変わらずに活動をしました。日本でいうとダークダックスみたいなもんでしょうか。違うか(笑)

今日の1曲は1960年代のモータウン・サウンドを代表する曲の1つです。後に日本でも誰かカバーして、CMソングになっていた記憶があるんですが、誰でしたかね?

1966年、全米・全英でNo.1になったヒット曲。19時ごろに。

【Reach Out I’ll Be There (1966)】
フォー・トップスは1953年結成で、1997年にメンバーの一人が亡くなるまでずっと同一メンバーでした。彼らのモータウン時代の名曲をどうぞ。作詞・作曲・プロデュースはホランド・ドジャー・ホランド。  https://youtu.be/2EaflX0MWRo


5月6日(月)
ベニー・ゴルソンというジャズのサックス奏者がいまして、今年の1月で90歳になったそうですが、まだ元気に活躍していて、6月にはまた来日するということです。素晴らしいですね。

このゴルソンという人は、プレイヤーとしても活躍してきたわけですが、実は作曲家・編曲家としての評価も高い人ですね。「ウィスパー・ノット」「アイ・リメンバー・クリフォード」などといった作品を生み出したり、アート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズでの作・編曲などで活躍しました。

今日の1曲もそんなゴルソンの作品の1つ。初演は1954年ライオネル・ハンプトンのアルバムでしたが、ゴルソンがアート・ファーマーと組んだジャズテットで自ら演奏もしていますし、クインシー・ジョーンズなど多くの人がカバーしています。

今日は、その曲をラテン音楽の大物がカバーしたバージョンで。19時ごろに。

【Killer Joe (1987)】
ベニー・ゴルソンによる1954年の作品で、アート・ファーマーらと結成したジャズテットやその他の自分のアルバムでも演奏しています。他にもクインシー・ジョーンズなど多くのカバーがありますが、今日はティト・プエンテの楽団のバージョンをどうぞ。  https://youtu.be/8ZybVYR-mlI


5月7日(火)
ママス&パパスというグループは1960年代を代表するフォーク・ロック・バンドの1つですね。活動期間はあまり長くないのですが、いくつかのロック・クラシックとなった曲を残しています。「夢のカリフォルニア」とかね。男2人、女2人の4人組でした。

このグループの中心人物はジョン・フィリップスという人で、彼の妻のミシェルもグループのメンバーでしたが、色々あって夫婦仲がうまくいかず、結局解散の一因になりました。彼らの娘も後にグループを組んでヒットをとばしてましたね。そっちは女3人でしたが、親を見てて懲りたんでしょうかね(笑)

で、まあ、それはともかく、1966年の今日(5月7日)に彼らのシングルが全米No.1になりました。実はママス&パパスの全米No.1ヒットはこの1枚だけなんですね。もっとあると思っていたのですが。

ホントは昨日だと良かった(曜日がね……)のですが、そんな彼らの代表曲を19時ごろに。

【Monday Monday (1966)】
ママス&パパスの代表曲の1つで、彼らにとっては唯一の全米No.1となったナンバーです。1966年の5月7日に1位となり、以降3週連続でその地位に留まりました。作詞・作曲のジョン・フィリップスは20分程度でこの曲を書き上げたそうです。  https://youtu.be/h81Ojd3d2rY


5月8日(水)
いけねえ、今日の1曲つぶやくの忘れてた。
先日、8-Bit Big Bandというゲーム音楽をビッグバンドジャズのスタイルで演奏するプロジェクトのスーパーマリオの演奏をご紹介しましたが、アメリカ人が日本人の書いた音楽に触れるきっかけとしてゲーム音楽というのは結構あるようでして。

今日の1曲は、日本の音楽特にJ-POP系の音楽をジャズ・アレンジで演奏するニューヨークをベースとした集団の演奏なんですけど。彼らのリーダー的存在の人がJ-POPにハマるきっかけもゲームだったようです。そこから音楽家のことを調べていったみたいですね。

なんでそんなバンドのことに興味を持ったかというと、それは長くなるのでまたメルマガにでも書こうかと思っているのですけどね。ともあれ今日の1曲は、J-POPの女性3人のグループのあのヒット曲のカバーです。

オリジナルは2007年だからもう12年も前なのですねえ。19時ごろに。

【Polyrhythm (2014)】
J-Music EnsembleはNYを拠点としたJ-Popをコンテンポラリー・ジャズ・アレンジで演奏するというバンド。中心となっているのはサックスを吹いているパトリック・バートリイという人です。彼らのアルバムにも収録されているパフュームのこの曲をどうぞ。   https://youtu.be/GzRDhMUN_kQ


5月9日(木)
アラカンとかになると、なかなか最近活躍しているバンドとかの情報にはうとくなるんですが、幸いなことに音楽やってると音楽仲間もできるので、彼らから色々情報を仕入れたりもできます。この前もポルカドット・スティングレイという名前のバンドのことを若い(20代)の音楽仲間から聞きまして。

ポルカドット・スティングレイというのはアマゾン(ってネットで買い物するあそこじゃなくてブラジルの方ね)にいる淡水に棲むエイの一種らしいんですけど。それをバンドの名前にしているんですね。あ、日本のバンドです。どうも九州(福岡)の出身らしいんですが。

で、そのバンドのことを教えてもらったので、そういうときは、なるべく聴いてみるようにしておりまして、Apple Music とかで探して聴いているところでございます。そんなわけで、今日の1曲はそのポルカドット・スティングレイの曲です。

今年の2月に出たセカンドアルバムからの1曲。19時ごろに。

【DENKOUSEKKA (2019)】
ポルカドット・スティングレイは『福岡県出身、何かを企む超常ハイカラギターロックバンド』なんだそうです。確かに最近には珍しくギターソロがフィーチャーされてたりしますなあ。2月に発売された2ndアルバム『有頂天』の中の1曲。 https://youtu.be/p6oVXuLsbxM


5月10日(金)
世の中に人の曲をカバーするとか、人にカバーされるとか、そういうことは山ほどありますよね。良いカバーはオリジナルを越えて評価されるなんてこともあるわけです。今日の1曲もカバー曲なわけなんですが。

ある大物シンガー・ソングライター(ノー○ル賞まで獲ってしまったあの人ですが)の曲を、これまた大物のギタリスト/シンガーがカバーした曲なんですが、この前リック・ビアートというアメリカの音楽YouTuberが彼の選ぶカバー曲の第1位に挙げていました。

このビアートさんだけでなく、その他のカバー曲ランキングとかでも1位とか上位に上げられることの多い曲です。カバーされた方のシンガー・ソングライターの人も、このカバーバージョンが決定版だ、といって絶賛しているんだとか。

1968年にシングル発売された曲(オリジナルは1967年)。19時すぎに。

【All Along the Watchtower (1968)】
ボブ・ディラン1967年の曲をジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンスがカバーしたバージョン。ジミヘンのシングル・レコードとしては、全米チャートでの最高位(20位)を記録しています。ボブ・ディラン本人からも絶賛されたカバーです。  https://youtu.be/TLV4_xaYynY

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。