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「今日の1曲」(Twitter投稿まとめ) 2020.09.05 - 09.11

9月5日(土)
1970年代に、カントリー・ミューッジックの聖地というか中心地であるあの街を舞台とした映画が作られてヒットしました。

数多くの登場人物とエピソードのある群像劇のような作品ですが、テーマが音楽の世界の話なので、劇中歌も色々ありまして、その中の1つが 今日の1曲 です。

登場人物のひとりの女たらしなカントリーシンガーの歌う歌なんですけどね。作詞作曲も歌った当人で、アカデミー賞も獲得し、シングルにもなってヒットもしだという曲です。

1975年公開の映画でした。19時ごろに。

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【I’m Easy (1975)】
キース・キャラダインが映画『ナッシュヴィル』で歌った劇中歌。アカデミー賞の最優秀オリジナル楽曲賞を受賞しました。キャラダインは別バージョンをレコーディングして、ヒットさせてますが、こちらがオリジナル。ジム・クロウチ風のギターと歌ですね。 


9月6日(日)
今日の1曲 は、1950年代の終わり頃に結成されたファンクグループの曲なんですが、特に1970年代に人気のあったグループです。いくつかのヒット曲を飛ばしています。

今日の曲も70年代に出たヒット曲です。だいたい、レコードのジャケットが露出の多いお姉さんの絵のことが多いということで、そんなところでも(?)人気のあったグループですが(笑)

今日の曲には、なぜかおばあさんが登場してくるんですけどね(笑)あと、当時は出始めのシンセサイザーのソロがフィーチャーされてまして、後に色んなアーティストにサンプリングされていたりします。

1973年のヒット曲。19時ごろに。

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【Funky Worm (1973)】
オハイオ・プレイヤーズは1959年結成のファンク・バンドですが、特に1970年代中ごろに一番人気がありました。彼らのサード・アルバムからのR&Bチャートの1位になったシングルヒット曲。高音のシンセソロは、後に数多くサンプリングされました。 


9月7日(月)
今日の1曲 は1970年代から活動を続けていたアメリカのロックバンドがピークを迎えた頃、1980年代初頭のヒット曲です。幅広い人気を獲得するには色々紆余曲折あったようですが。

もともとプログレ系のバンドで大作志向で、プログレファンには人気がありましたが、大ヒットにはつながっていませんでした。それが次第にポップな方向に舵を切ることで、ヒット曲を生み出すようになりました。

考えてみれば、そういうバンドいくつかあって、「産業ロック」とか悪口も言われながら、ヒットを飛ばしていたのが1980年代だったような気もしますね。

1981年のヒット曲を19時ごろに。

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【The Best of Times (1981)】
スティクスの1981年のヒット曲で、全米No.1を獲得した彼らの最も成功したアルバムといわれる『パラダイス・シアター』からのファースト・シングル。作詞作曲はデニス・デヤング。この頃が彼らの「ベスト」な時期だったのかもしれませんね。


9月8日(火)
この前の Superorganism なんかもそうでしたが、最近のバンドは多国籍なのが多くて、どこの国のバンドとかなかなかいいづらいものがあったりしますよね。

今日の1曲 も、2008年ごろにスペインのマドリードで結成された4人組のバンドですがスペイン人は1人だけで、残りはイギリスやメキシコの人たちです。

彼らの演奏したり歌ったりする音楽もフラメンコやらジャズやら色々な音楽のフレーバーが混じったものになっています。

2013年にリリースされた曲です。19時ごろに。

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【Verde más allá (2013)】
ジェニー&ザ・メキシキャッツは、ヴォーカル兼トランペットのイギリス人女性とパーカッションのスペイン人男性、ギターとベースのメキシコ人兄弟という構成の4人組。カワマ(Caguama)というビールのことを歌っているらしいです。知らんけど。 


9月9日(水)
普通、ここで取り上げるようなポピュラー・ソングの曲には2つ以上のコードが付けられている(コード進行がある)ものなんですけど。今日の1曲 はコードが1つしかない、という曲です。

まあもちろんそういう曲も探せばあります。ジャムセッションなんかでは、コード一発で遊んだりすることも多いです。あと、曲として有名なところではミーターズの「シッシー・ストラット」とか。ただ、インストの曲が多いですよね。

ところが今日の曲は、そういうインストじゃなくて、歌もコーラスもついているヴォーカルの曲(ラップとかではなくてね)なんですね。それで全米8位になるヒットも記録しているという曲です。

1972年のヒット曲でした。19時ごろに。

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【Coconut (1972)】
ハリー・ニルソンのアルバム『ニルソン・シュミルソン』からのシングルで、全米8位のヒットでした。ココナツにライムを混ぜて飲んだらお腹が痛くなったので、医者に電話したら「ココナツにライムを混ぜて飲め」といわれたという歌で、コードはC7一発(笑)


9月10日(木)
今日の1曲 は、1990年代に2年ほどあの人気定番テレビアニメのオープニング曲として使われていた曲でございます。あの日曜夜の定番アニメですけどね。

この当時、この番組は今もやってる定番オープニング曲じゃなくて、別の新曲を使っていたのですが、そのうちの1つがこれでした。これがまた、子供向けとは思えない「渋谷系」なサウンドでして。

歌っているのがまた、大人なムードのウィスパー(ささやき)ヴォイスで有名なあの女性シンガーでした。宇都宮の誇る(?)渋谷系シンガーのあの人。

1996年から98年まで使われた曲です。19時ごろに。

カヒミ・カリィ

【ハミングがきこえる (1996)】
アニメ『ちびまるこちゃん』の1996年から98年までのオープニング曲。歌はカヒミ・カリィで、作詞はさくらももこ、作編曲は小山田圭吾。この独特のウィスパー・ヴォイスで「渋谷系」を知った子供たちも多かった、のかもしれません(笑) 


9月11日(金)
昨日の曲はいわゆる「渋谷系」といわれる人の歌でしたけど、渋谷系といえば 今日の1曲 を歌っている女性シンガーも「渋谷系」で、なんと今年還暦なのだそうです。この前それを記念したライブをやってましたが。

今年同じように還暦になった男性シンガーもゲストとしてそのビルボード東京でのライブに参加していましたが、この2人が何年か前にリリース曲が 今日の1曲 です。

有名なフランス映画の主題歌のカバーなんですけどね。その映画が50周年を迎えたということで、その応援で企画されたのがこのデュエットバージョンということのようです。

2016年にリリースされたバージョン。19時ごろに。

野宮真貴

【男と女 (2016)】 
フランシス・レイの作曲による有名な同名のフランス映画の主題歌。元ピチカート・ファイヴの野宮真貴とクレイジーケンバンドの横山剣による映画の50周年記念デュエットバージョンです。訳詞は小西康陽。この前の還暦記念ライブでは歌わなかったようですが。 


好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。