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Twitter「今日の1曲」連続投稿 2020.03.14 - 03.20

3月14日(土)
80年代の映画『フットルース』はケビン・ベーコン主演で映画自体も大ヒットしましたが、サントラのアルバムも大ヒットしましたね。

このサントラアルバムから、いくつかのヒット曲も生まれています。一番有名なのは主題歌の「フットルース」だと思いますが、全米No.1になったこの曲の他にもう1曲No.1を獲得した曲がありました。

映画が映画なので、この曲もダンサブルな曲ですが、こちらは女性R&Bシンガーによる軽快なナンバーでした。

1984年のヒット曲。19時ごろに。

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【Let’s Hear It for the Boy (1984)】
映画『フットルース』のサントラに収録されたデニース・ウィリアムズのヒット曲。ダンスとR&Bチャートの1位にもなっています。彼女の2枚ある全米No.1ソングのうちの1つ。プロデューサーはジョージ・デューク(キーボードも)でした。 https://youtu.be/gI7YHZVc7mM


3月15日(日)
ある曲が急に頭の中でヘビロテでなり始めてなかなか止まらないってことありますよね。英語で earworm とかいうそうですけど。それで結構困ったりすることもあったりします。

で、今日の1曲は最近私の頭の中でしばらくヘビロテしてた曲です。Toto のヒット曲なんですけど、所々にでてくるピアノのリフというかフレーズが耳に残るんですよね。

この曲、あの有名映画監督のある作品のオマージュとして作られたモノなんだそうです。その監督が有名になる以前、若い頃に撮った映画なんですけどね。

1979年の曲です。19時ごろに。

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【99 (1979)】
Totoの『ハイドラ』アルバムからのシングルカット。ジョージ・ルーカスの1971年の作品『THX 1138』へのオマージュなのだそうで、MVも映画のシーンの雰囲気を踏襲しているのだとか。スティーヴ・ルカサーはこの曲のことが嫌いだと言ってるそうですけどね。 https://youtu.be/qhw-XlTMB5I


3月16日(月)
エルトン・ジョンのヒット曲というのは、ほとんどエルトンの作曲とバーニー・トーピンの作詞というパターンがほとんどですよね。

ところが、今日の1曲は、このコンビの作品ではない他の人の曲なんですね。エルトンの好きなフィラデルフィア・ソウルのグループの作品です。

フィラデルフィア・ソウルのあの有名プロデューサーとのレコーディングで生まれた曲なんですね。

1979年のリリースでした。19時ごろに。

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【Mama Can’t Buy You Love (1979)】
エルトン・ジョンのヒット曲ですが、彼とバーニー・トーピンの作品ではなく、フィラデルフィア・ソウルのグループ、ベル&ジェームズによる曲。トム・ベルのプロデュースでレコーディングされたEPからのシングルでコーラスはスピナーズ。 https://youtu.be/fw1ulSbMBiw


3月17日(火)
昨日のエルトン・ジョンの曲のプロデューサーはトム・ベルでしたが、このフィラデルフィア・ソウルの著名ソングライター/プロデューサーはフィラデルフィア以外の人のプロデュースもやったりしてます。

今日の1曲のグループもそうで、フィラデルフィア出身の人たちではありません。なんといってもグループの名前からして、違うことを主張してます(笑)

1972年から75年までと、短命なグループでしたが、その短い期間の中で飛ばしたヒット曲が今日の曲です。彼らのデビューシングルでしたけどね。

1973年の曲です。19時ごろに。

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【I’m Doin’ Fine Now (1973)】
ニューヨーク・シティはまさしくニューヨーク出身のソウル/R&Bバンドですが、この曲をプロデュースしているのはフィラデルフィア・ソウルの有名プロデューサーのトム・ベルでした。ちなみにギタリストは後にシックを作るナイル・ロジャーズ。 https://youtu.be/Qli3wHtmq98


3月18日(水)
一昨日、昨日とフィラデルフィア・ソウルのようでそうじゃないような曲を選んだんですが、今日の1曲は正真正銘のフィリー・ソウルの名曲……のカバーです。

これもトム・ベルがプロデュースしたあのコーラス・グループのヒット曲なんですが、カバーしているのはミネソタ生まれのあの卵売り、じゃなかった大スターです。

ちょうど色々あって、名前が使えなくて、なんて読んだらいいか分からないシンボルマークで活動していた頃の曲です。といえば誰かすぐ分かると思いますが。

1996〜7年の曲です。19時ごろに。

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【Betcha by Golly Wow (1996-7)】
オリジナルはトム・ベルのプロデュースによるスタイリスティックスのデビューアルバムからシングルカットされたヒット曲。プリンスのこのカバーは、彼の9枚目のアルバムからのプロモーション・シングルとしてリリースされました。 https://youtu.be/6yan0y6O_7E


3月19日(木)
今日の1曲は、1970年代半ばのあの夫婦(今から言えば元夫婦)デュオによる大ヒットナンバー(のカバー)です。4週連続全米1位、年間チャートでも1位という曲でした。

この曲、オリジナルはニール・セダカの作品なんですね。当時、セダカは自分でもヒットをいくつか飛ばしていて、60年代に続いて活躍していました。

で、今日のバージョンは、その曲を、激情的なシャウト唱法で有名なあの男性R&Bシンガーがカバーしているというモノでございます。

1976年のアルバムから。19時ごろに。

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【Love Will Keep Us Together (1976)】
キャプテン&テニールの1975年の大ヒットナンバーですが、「ダンス天国」などで有名なウィルソン・ピケットは翌年のアルバムにこのカバーバージョンを収録し、シングルカットもしています。R&Bチャートで68位まで上ったそうです。 https://youtu.be/SaBL7vqKEQM


3月20日(金・祝)
今日の1曲は黒い衣装やサングラスで有名な(?)あの男性ロックシンガーの1960年代のヒット曲ですが、この曲、アメリカよりもヨーロッパでヒットしたんだそうです。

といっても全米チャートで29位とかその辺までは行っているようですけどね。1977年にこの曲はあの女性シンガーがカバーして大ヒットするんですけどね。

そんなわけで、この曲はその女性歌手のシグネチャー・ソングみたいになってしまいましたが、今日はオリジナルのバージョンでいきたいと思います。

1963年の曲でした。19時ごろに。

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【Blue Bayou (1986?)】
ロイ・オービソンの1963年のこの曲は、ヨーロッパではヒットしましたがアメリカではB面扱いだったそうです。1977年にリンダ・ロンシュタットがカバーバージョンをリリースし全米3位になるヒットを記録しました。映像は80年代頃のコンサートのもの。 https://youtu.be/mSuv6MVARLg

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。