Twitter今日の一曲2020

Twitter「今日の1曲」連続投稿 2020.01.18 - 01.24

1月18日(土)
今日の1曲を演奏しているバンドはイギリスのグループですが、元々はリズム&ブルーズ系の曲をやっていたそうです。そういえば名前が……(おっと)

でも途中で路線転換して、より実験的なプログレというか、クラシックを取り入れたシンフォニックなロックをやるようになります。私なんかはそちらの曲がどうしても記憶に残っているんですが。

そんな彼らの代表曲が今日の1曲です。レコーディングされたのは1960年代なのですが、アメリカでは70年代に入ってからヒットしました。

最初のリリースは1967年でした。19時ごろに。

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【Nights in White Satin (1967-72)】
ムーディ・ブルースの代表曲ですが、最初リリースされた時はイギリスではヒットしたもののアメリカでは不発で、72年の再発売のときに全米2位になるヒットとなりました。2000年代に入ってもイギリスでチャートインしたんだそうです。 https://youtu.be/qbqxbGm9hBI


1月19日(日)
誰にも顔を合わせずに1人になりたいとき、どこか自分専用の行ける場所がある、なんていうのはいいですよね。今日の1曲はそんな内容を歌った詞の曲です。

作詞したジェリー・ゴフィンがニューヨークをイメージして書いたらしいので、だいぶ上の方にその場所はありますが。作曲は曲の書かれた1960年代当時のゴフィンの相方のキャロル・キング。

アトランティックレーベル所属のソウル/R&Bのコーラスグループのヒット曲です。日本のあのグループではありませんよ。

1962年のヒット曲。19時ごろに。

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【Up on the Roof (1962)】
キャロル・キングの作曲、ジェリー・ゴフィンの作詞によるドリフターズのヒット曲。曲のアイデアはキャロル・キングで、それをゴフィンが映画『ウェスト・サイド物語』で見た高層ビルの屋上のイメージを重ね合わせて発展させたのだそうです。 https://youtu.be/b_ksNvivbEI


1月20日(月)
今日の1曲は、1960年代のいわゆるブリティッシュ・インヴェイジョンを代表するアーティストのひとりである女性シンガーの曲……のカバー・バージョンです。

この曲を書いた人は初めてニューヨークを訪れたときのインスピレーションをもとに書いたらしいんですけどね。ともあれ、この曲は大ヒットして、多くのミュージシャンにカバーされています。

有名なところではフランク・シナトラとかドリー・パートンとか、日本でも弘田三枝子がカバーしてました。今日はカナダのあの女性シンガー/ピアニストのトリオのバージョンでございます。

オリジナルは1964年の曲でした。19時ごろに。

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【Downtown (1998)】
オリジナルはもちろんペトゥラ・クラークの1964年の全米1位(全英は2位だったそうですが)になった大ヒットナンバー。セルフカバーを含め数多くのミュージシャンにカバーされている曲ですが、今日は、ホリー・コール・トリオの歌と演奏でどうぞ。 https://youtu.be/gVie16icbu0


1月21日(火)
今日の1曲は、元々英語の歌で「ウォータールー通り」というタイトルでした。これがフランスに渡った時、ウォータールー(フランス語でワーテルロー)はナポレオンが負けた戦いの場所の名前なのでパリにある別の通りの名前に替えられました。

その歌をフランス語で歌ったのがフランス在住のアメリカ人歌手で(ややこしい 笑)、これがヒットし、シャンソンの定番曲のようになりました。多くのシンガーがカバーしています。

日本でも人気のある曲で、日本語の歌詞も(岩谷時子訳詞)もあります。今日はつい最近のカバーバージョンでお送りいたします。歌ってるのはやっぱりアメリカ人(笑)

オリジナルのフランス語のバージョンは1969年でした。19時ごろに。

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【Les champs-élysées (2020)】
元々イギリスの歌でしたが、フランス語詞がついてジョー・ダッサンの歌でヒットし、日本ではダニエル・ビダルのバージョンが有名。ちなみに「オー・シャンゼリゼ」のオーというのは「〜で」という意味なんですよ。Pomplamoose のバージョンで。 https://youtu.be/7B4CLQGxHmI


1月22日(水)
イディッシュ語という言語があります。ヨーロッパのユダヤ人の言語で、ドイツ語にヘブライ語などが混ざったような言葉らしいですが、アメリカにも300万人ほど話す人がいるそうです。

で、そのイディッシュ語はアメリカ英語にも影響を与えていますし、文化的にもその影響を受けたポピュラー・ソングがヒットしたりしています。#今日の1曲 はそんな曲なんですが。

オリジナルのイディッシュ語の歌に英語の歌詞がついて歌われてヒットし、スタンダード・ナンバーとして今でも歌われている歌です。

英語版が最初にヒットしたのは1937年のことでした。19時ごろに。

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【Bei Mir Bist Du Schoen (2014)】
原曲はイディッシュ語の歌ですが、英語の歌詞が付けられてアンドリュー・シスターズが歌ってヒットし、スタンダード・ナンバーになりました。カバーしているホット・サーディンズは2007年にニューヨークで結成されたグループだそうです。 https://youtu.be/Q4-XIKt-ADs


1月23日(木)
先週行われた世界最大の楽器ショーNAMMで、ジョニ・ミッチェルが表彰され、元気な姿を見せていました。一時期、体調が心配されていたのですが、良かったです。

そんなわけで、今日の1曲は彼女の曲の中から、私の今日の気分で選んだ曲にしたいと思います。

もちろん彼女の書いた名曲は沢山あるんですけどね。皆さんの好きなジョニ・ミッチェルの曲はどれですか?

私の選んだ1曲は19時ごろに。

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【All I Want (1971)】
ジョニ・ミッチェルの『ブルー』アルバムの冒頭の1曲。彼女が歌とアパラチアン・ダルシマーで、ジェイムズ・テイラーがギターで参加しています。アルバム制作当時2人は恋人同士だったんですよね。この曲もそんな2人のことを歌っているのだとか。 https://youtu.be/Wq2jhs19_V8


1月25日(金)
今日の1曲 はもともとスティービー・ワンダーが1967年頃自分のために書いた(共作)曲なんですが、どんな事情かわかりませんが彼のレコーディングしたバージョンはシングル発売されませんでした(だいぶ後にアルバムには収録)。

で、その後1970年代になって、ある女性歌手がこの曲を歌ってスマッシュ・ヒットになりました。わりと最近に亡くなったあの大物R&B女性歌手、といえばお分かりかと思いますが。

スティービー・ワンダーがこの曲を歌えと彼女にいって提供したとかしなかったとかいう話もあります。ホントかどうか知りませんけどね。まあいずれにせよ大ヒットとなりました。

1973年のヒット曲。19時ごろに。

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【Until You Come Back to Me (2005)】
オリジナルはスティービー・ワンダーの作品(共作)ですが、彼自身の録音したバージョン(1967年)はシングルの発売にいたらず、アレサ・フランクリンが1973年にシングル発売して大ヒットしました。2005年に2人で歌った動画をどうぞ。 https://youtu.be/pTnCHP-9Wdo

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。