Twitter今日の一曲2019

Twitter「今日の1曲」連続投稿 2019.12.14 - 12.20

12月14日(土)
今日の1曲は、第2次世界大戦中の1943年にアメリカで作られたクリスマス・ソングです。あのクルーナーの歌で有名になりました。

海外に遠征している兵士たちの間で人気が出てヒットして、その後も多くのアーティストがカバーする定番のクリスマスソングになりました。

ただ、アメリカではヒットしたんですが、イギリスでは戦意を喪失させるからという理由でBBCが放送禁止にしたという話もありますけどね。

そんな曲のカバーバージョンを19時ごろに。

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【I’ll Be Home for Christmas (1978)】
第2次大戦中の1943年、ビング・クロスビーが歌い人気を博した曲。家を遠く離れ海外にいる兵士からのクリスマスには帰るという便りの形で書かれました。多くのアーティストがカバーしていますが、今日はカーペンターズのバージョンで。 https://youtu.be/7HOHO92CRwg


12月15日(日)
以前、”The Christmas Song“ というナット・キング・コールの歌で有名な曲は真夏に書かれたという話をどこかでした気がするんですが、今日の1曲も似たような作られ方をしたらしいです。

年も同じ1945年(第2次世界大戦終戦の年)で、この年はアメリカ(といっても広いですが)はかなりの酷暑だったらしく、今日の1曲の作者の2人は寒い冬をイメージしながら書いたのだとか。

歌詞の中に明確なクリスマスという言葉は使われていませんが、一般的にはクリスマス・ソングとして歌われている曲です。有名なのはシナトラとかディーン・マーティンのバージョンですかね。

今日は、あの女性歌手によるスローなバージョンで。19時ごろに。

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【Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow! (2005)】
1945年という年の夏は、アメリカ(といっても広いですけど)はかなりの酷暑だったらしく、その年の7月に出来たこの曲は雪の降る冬を想像しながら書かれたんだそうです。カーリー・サイモンのゆったりとしたバージョンで。 https://youtu.be/6TL21vg9TBU


12月16日(月)
ニール・ダイアモンドというシンガーソングライターは、自分でもヒット曲を出していますが(「スイート・キャロライン」とか)、彼の曲を別のアーティストが歌ってヒットした例も結構ありますね。有名なところではモンキーズなどでしょうか。

「アイム・ア・ビリーバー」とかね。もちろん他にも色々あるわけですが。で、今日の1曲もそんな曲なんですが、オリジナルはニール・ダイアモンドが1960年代にリリースしたマイナーヒット曲でした。

これがなんとレゲエに生まれ変わって、1980年代に歌われて全米1位になる大ヒットナンバーになったのでした。歌ったのはジャマイカの人ではなく、イギリスのバンドですが。

1983年のヒット曲です。19時ごろに。

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【Red Red Wine (1983)】
イギリスのバーミンガム出身のレゲエ・ポップ・バンドのUB40は、1978年に結成されて今も活動を続けていますが、彼らの最大のヒットのうちの一つがこちら。オリジナルはニール・ダイアモンドの1967年の曲ですが、そちらはレゲエではありませんでした。 https://youtu.be/zXt56MB-3vc


12月17日(火)
ディスコ・ブームの話は前にもしましたけど、そんなブームの中でヒット曲が沢山生み出されたわけですね。今日の1曲はそんな中のごく初期に出たディスコ・ソングの大ヒット曲でございます。

全米ヒットチャートのNo.1になり、トータルで200万枚以上売り上げたというヒット曲です。ディスコナンバーの代表曲の一つとして今でもときどき耳にします。曲を歌ったグループにとってはほぼ唯一のメジャーヒットでした。

激しいダンスナンバーというわけではなく、スムースに揺れるような感覚の曲でしたね。手漕ぎで船を操るような感じ?といえばわかる人にはわかってしまいますね。

1974年のヒット曲です。19時ごろに。

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【Rock the Boat (1974)】
ヒューズ・コーポレーションというバンドの最大のヒット曲、というかまあほぼ一発屋さんでしたね。ディスコ・ブームのごく初期のヒットナンバーでした。船を漕ぐようなノリのゆったりした曲ですが、途中ほんの少しだけ変拍子入ってます(笑) https://youtu.be/FfBwsG8ubFw


12月18日(水)
シェール(Cher)という歌手がいます。1960年代から活躍している人ですからもう70代のはずですが、相変わらずアルバム出したり映画に出たりしていますね。何か秘密があるんですかね?チェロキー族の血を引いているそうですが。

彼女は60年代以降、各年代で必ずビルボードの何かしらのチャートで1位を獲得してきたのだそうです。それもすごいですね。今もアルバムの話があるみたいなので、2020年代にも記録は続くのかもしれません。

シェールは最初は元夫のソニー・ボノとのデュオで活動していましたが、次第にソロ活動に移行していきました。今日の1曲はソロになって初めての全米No.1となった曲です。

1971年のことでした。19時ごろに。

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【Gypsys, Tramps and Thieves (1971)】
ソニー&シェールのコンビから離れ、ソロ歌手としてシェールが放った最初の全米No.1ソングがこちらでした。旅芸人の一家に生れた娘の人生を歌っています。それにしてもこのレコード・ジャケットの絵はおどろおどろしいですねえ(笑) https://youtu.be/dLTETaWswCY


12月19日(木)
今日の1曲はソウル/R&B系のクリスマスソングでいこうかと思いまして……。で、考えたんですが、やっぱりこれかなあ、と。オリジナルは1940年代に遡る曲ですが。

多くのミュージシャンがカバーしていまして、例えばオーティス・レディングとか、B.B.キングとかもレコーディングしているスタンダード・クリスマスソングです。

で、今日はそれをあの白人ロッカー(笑)が自らのレギュラーバンドとやっている、ライブバージョンでお送りいたします。

1987年のチャリティーアルバムに収録されています。19時ごろに。

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【Merry Christmas Baby (1987)】
R&B系のクリスマス・ソングの定番の1つ。オリジナルは1947年、Johnny Moore's Three Blazers というバンドでした。チャリティー・アルバムに収録されたブルース・スプリングスティーンとEストリートバンドによる、ライブバージョンを。https://youtu.be/xeMY6R72XKE




12月20日(金)

今日の1曲も別にクリスマスのことを描いた曲ではないんですが、世の中的にはクリスマスソングとして聴かれていることの多い曲です。アメリカのテレビのアニメのスペシャル用に書かれた曲の1つなんですが。

そのアニメのスペシャルのテーマがクリスマスだったので、そういうことになったんですね。この曲自体のテーマ(?)はそのアニメ(元々はコミックのシリーズ)に出てくる主役級の2人(男の子と女の子)なんですけど。

ちなみにジャズのピアノのトリオによる演奏でして、アメリカ人で生まれて初めて聴いたジャズの曲がこれ、なんていう人も結構いるみたいです。知らんけど。

1965年に最初に放送された番組でした。今日はそのカバーですが、オリジナルにかなり忠実です。19時ごろに。

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【Linus and Lucy (2016)】 
TVのアニメスペシャル番組 “A Charlie Brown Christmas” のサウンドトラックの中の1曲。オリジナルはヴィンス・ガラルディ(ピアノ)のトリオの演奏でしたが、そのトリオの唯一の生き残りであるジェリー・グラネッリが若手と演奏した動画で。https://youtu.be/OODA_K5hxyc

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。