Twitter「今日の1曲」連続投稿 2019.12.07 - 12.13
12月7日(土)
来年のことを言うと鬼が笑うとか言いますが、今日の1曲は来年出るアルバムからの先行配信の曲です。2月発売だと思いますが。
今や大巨匠となってしまったあのジャズギタリストの曲です。なんでもスタジオアルバムは6年ぶりぐらいだそうです。
今回は管弦楽団なんかもゲストに呼んでやっているようです。ドラマーはいつもの人のようですけど。
毎年のように日本に来てますが、来年も来るのかな。19時ごろに。
【You Are (2019)】
来年2月発売のパット・メセニーの新アルバム “From This Place” から先行公開された曲。長年共に演奏しているアントニオ・サンチェスの他に数多くのゲストミュージシャンやハリウッド・スタジオ交響楽団(ジョエル・マクニーリー指揮)が参加しています。 https://youtu.be/E3GmhTP7qTg
12月8日(日)
カバーの方が有名になってしまった曲なんてのも結構あったりしますが、今日の1曲もそんな曲のひとつかもしれません。まあ、ヨーロッパとアメリカや日本では事情も変わってくるんですが。
イギリスはロンドン郊外の高級住宅街を舞台にした映画のサントラでヒットした曲なんですが、オリジナルは昨年惜しまれつつ亡くなったあのフランス人シンガーソングライターの曲でした。
ヨーロッパでは有名な曲なんですけど、アメリカ人は知らない人が多くて、それでカバーバージョンが作られたって話ですが。
1974年のヒット曲でした。19時ごろに。
【Tous les visages de l’amour (1974)】
シャルル・アズナヴールのオリジナル曲で、これに英語の詞をつけたものがイギリスのTV番組の主題歌になりヒット。1999年に映画『ノッティングヒルの恋人』のサントラのエルヴィス・コステロのバージョンがリバイバルヒットしました。 https://youtu.be/jLLogLQBxbU
12月9日(月)
今日の1曲は、70年代のヒット曲なんですけど、曲を書いた人の飼っていたネコの右目と左目がそれぞれ茶色と青だったということに着想を得て(?)書いたんだとか。知らんけど。
もちろんでき上がった曲は人間の話に仕上がっていますけどね(そりゃそうだ)。元々カントリー系の女性歌手が歌ったのですが、クロスオーバー・ヒットとなって日本でもよくながれていました。
この曲、なんとなくどこかで聴いたことのあるメロディーだったりアレンジだなあといつも思ったりするんですが……。何か特定はできないんですけど。日本の曲かな?ま、いいんですけどね。
1978年ごろのスマッシュヒットです。19時ごろに。
【Don’t It Make My Brown Eyes Blue (1977-8)】
クリスタル・ゲイルはカントリー系のシンガーなんですが、この曲はジャジーなアレンジでアダルト・コンテンポラリーとしても世界的なヒットになりました。日本でもこの曲の影響を受けた曲ありそうな感じじゃありません? https://youtu.be/t0aT0GXW8jw
12月10日(火)
ファンクの定番曲、というとブラック・ミュージックという感じがすると思います。ジェームズ・ブラウンとかね、そんな人たちの曲という感じですね。まあ、そういう曲が多いのは確かですけども。
ですが、今日の1曲はスコットランド出身というファンクバンドが生み出したヒット曲であり、ファンクの定番曲です。ヒットしたのは1974年ごろだったかと思いますが。実は本国のイギリスよりアメリカでブレイクした曲です。
で、今日はその定番ファンク・ナンバーをオランダ生まれの女性アルトサックスプレイヤーがカバーしたバージョンでございます。最近ではどっちかというとこの人の十八番的になっている気もしますね。
1998年のライブ映像で。19時ごろに。
【Pick Up the Pieces (1998)】
オリジナルはアヴェレージ・ホワイト・バンドという人を食った名前のスコットランドのファンクバンドのヒット曲。近年ではこちらのキャンディー・ダルファーの十八番みたいになってますね。今年50歳だそうですが、もう少し若い頃の映像(笑) https://youtu.be/OwO0FZHFIKk
12月11日(水)
昨日(12月10日)はオーティス・レディングの命日でしたね。もう50年以上も前になりますが、彼は事故で亡くなってしまいました。まだわずか26歳だったそうです。
その3日ほど前に、スタジオでレコーディングを終わらせていた曲が 今日の1曲です。死後にシングルとして発売されて、彼の唯一の全米No.1ヒットになりました。
……なんですけど、この曲、今年の夏に1回出しちゃってますので、今日はそのカバーバージョンでいきたいと思います。これもまた山ほどあるんですけど、今日は女性によるカバーです。しかもソウル系ではない人。
2007年ごろのソウルカバーを集めたアルバムに入ってました。19時ごろに。
【(Sittin’ on) The Dock of the Bay (2007?)】
オーティス・レディングはこの曲のレコーディングを終わらせた3日後の1967年12月10日に自家用飛行機の墜落事故で亡くなりました。多くのアーティストにカバーされている曲ですが、今日は小野リサのボサノババージョンで。 https://youtu.be/FN0tEbDD_dI
12月12日(木)
ハードロック史上に輝くあのアルバムが最近、アメリカで「25xプラチナアルバム」の認定を受けたそうです。アルバムのセールスとストリーミングが2500万を越えた、ということですね。これはスタジオアルバムとしては史上3位だそうでして。
ちなみに第1位は『スリラー』(33x)で、第2位は『ホテル・カリフォルニア』(26x)だそうです。ベスト盤なのでこの順位には入らないイーグルズの『Greatest Hits (1971-1975)』は38xだそうですが。
で、今日の1曲はこの25x認定されたアルバムのA面(古い)の1曲目にあるナンバーです。全世界でいうと5000万枚を売り上げているそうですよ。今も活動を続けるあのオーストラリア出身のグループによる1曲。
1980年のアルバムでした。19時ごろに。
【Hells Bells (1980)】
AC/DCの『バック・イン・ブラック』アルバムから、そのA面1曲目のナンバー。同年に急死したボン・スコットに替わり後任としてブライアン・ジョンソンが参加した最初のアルバムでもありました。曲中に鳴る鐘は、イギリスにある鐘のレプリカを作って録音したそうです。 https://youtu.be/etAIpkdhU9Q
12月13日(金)
1972年から翌年にかけて大ヒットしたソウルの名曲が 今日の1曲です。当時高校入学直前だった私は「カッコいいサウンドだ〜」とか思って聴いていましたが、歌詞の内容はといえば、人妻と毎日密会しているというようなことで(笑)
早い話今で言う「不倫モノ」なわけですね。うーん、さすがにいくらカッコよくても学校の文化祭でやるような曲ではないな、と思ってあきらめた、なんてことは全然なかったですけど(←ないのかい)。
まあしかし、カッコいい曲であることは間違いなく、その後色んな人がカバーをしているわけです。そんな中から、今日は今世紀に入ってあのイタリア系カナダ人のシンガーがカバーしたバージョンでいきたいと思います。
2007年にリリースされたバージョンです。19時ごろに。
【Me and Mrs. Jones (2007)】
オリジナルは1972〜3年のビリー・ポールによる大ヒットソウルナンバーです。人妻と毎日決まったカフェで密会するという内容の歌詞で(笑)、3週連続で全米No.1を獲得しました。今日は2007年のマイケル・ブーブレによるバージョンでどうぞ。 https://youtu.be/hy3A0cH2CZ0
好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。