見出し画像

Twitter「今日の1曲」連続投稿 2020.07.18 - 07.24

7月18日(土)
今日の1曲 はナット・キング・コールの十八番の一つであるスタンダード・ナンバー……のカバーです。女性シンガー2人によるすごくカッコいいバージョン。

歌っているうちの1人は、カナダ生まれのピアニストでもある、あのジャズミュージシャンです。旦那さんも歌手ですね、

で、もうひとりは、ナット・キング・コールの近親者……つまり娘さんです。もうお分かりだと思いますが。

この2人のステージでの共演動画を、19時すぎに。

画像1

【Route 66 (2011?)】
ナット・キング・コールが1946年にレコーディングして以来、数多くのアーティストがカバーしているジャズ/R&Bのスタンダード。ナットの娘のナタリー・コールとダイアナ・クラールの2大女性アーティストが共演したバージョンで。カッコいいすねー。 https://youtu.be/AnQTGdEHpIM


7月19日(日)
今日の1曲 はスティービー・ワンダーの曲(のカバー)なんですが、シングルカットされた大ヒット曲というわけではなくて、どっちかというと隠れた名曲って感じの曲です。

ブラジリアンなテイストの曲で、歌詞の一部はポルトガル語だったりします。たしかポルトガル語の部分はセルジオ・メンデスが歌詞をつけたという話ですが。

で、歌っているのは、これもブラジル出身のジャズ・シンガー&ピアニストの女性アーティストです。モータウンレーベルへのトリビュートとなるコンピレーションアルバムの仲の1曲。

オリジナルは1974年のアルバムに収録されていました。19時ごろに。

画像2

【Bird of Beauty (1998)】
スティービー・ワンダーの『ファースト・フィナーレ』(1974) の中の1曲。ブルーノート・レーベルがモータウンへのトリビュートとして出した所属アーティストによるコンピレーションアルバムの中から、イリアーヌ・イリアスによるカバーでどうぞ。 https://youtu.be/xdVNpuORQcw


7月20日(月)
今日の1曲 は、1980年代前半のブリティッシュ・アーバン・ポップのヒット曲を本人が最近(昨年)のコンサートで歌い演奏しているバージョンです。

ただ、単に昔の曲を歌っているというのでなく、この曲のはいったアルバムをレコーディングする時に使っていた、ドラムマシンを使って、ステージ上で当時のサウンドを再現しているんですね。

使われているのは、日本のメーカーの1979年製のドラムマシンだそうです。もはや骨董品だと動画の中で当人は言っていますが、いまだにちゃんと動いています。

オリジナルは1982年のヒット曲でした。19時ごろに。

画像3

【Steppin’ Out (2019)】
ジョー・ジャクソンの1982年のヒット曲。動画は2019年のツアーでのもので、1979年に発売されたコルグ(日本で初のリズムマシンを作った会社)のKR-55というドラムマシンを使って、80年代当時のレコーディングを再現するような形で演奏されています。 https://youtu.be/bufZaAqq-ws


7月21日(火)
モータウンというレーベルには数々のアーティストやグループが所属してきたわけですが、今日の1曲 はその中の2つのコーラス・グループがジョイントして生み出したヒット曲です。

1つのグループはモータウンで最も成功した女性ヴォーカル・グループで、もう1つはこれもモータウンを代表する男性ヴォーカル・グループでした。

元々、テレビのスペシャル番組の企画があったようですが、それと並行して、この2つのグループがアルバムを発表したその中の曲がシングルとして発売されました。結果としてアルバム、シングルともヒットとなりました。

1968年のヒット曲でした。19時ごろに。

画像4

【I’m Gonna Make You Love Me (1968)】
モータウンの2大グループ、シュープリームスとテンプテーションズがコラボして生れたヒットナンバー。オリジナルはディー・ディー・ワーウィック(ディオンヌの妹)が歌ったそうです。作詞作曲はギャンブル&ハフとジェリー・ロス。 https://youtu.be/LgNNFCjYBhk


7月22日(水)
今日の1曲 は昨日も出てきたシュープリームス(最近ではスプリームスとも)のヒット曲……のカバーです。3週連続全米No.1となった大ヒットナンバーですが。

この曲、シュープリームスの曲の中でもカバーバージョンの多い曲の1つだそうで、有名なところではヴァニラ・ファッジのロックバージョンなどもあります。ロッド・スチュアートもカバーしてますね。

今日のバージョンは1980年代にイギリスの女性歌手によって歌われたもので、当時よくあったパワーポップ系のアレンジがなされています。こちらも全米No.1となっています。

オリジナルは1966年のヒット曲でした。19時ごろに。

画像5

【Keep Me Hangin’ On (1986-7)】
オリジナルは、シュープリームス(スプリームス)の1966年の全米No.1ヒット曲で、作詞作曲はホランド・ドジャー・ホランド。20年後にキム・ワイルドがこのパワーポップアレンジのバージョンを出し、翌年にはこちらも全米No.1になっています。 https://youtu.be/xJZF-skCY-M


7月23日(木・祝)
今日の1曲 は、アメリカのエレクトロ・ポップのユニットによるヒット曲です。男女2人のデュオ・ユニットなんですが、彼らのグラミー賞にもノミネートされたアルバムから。

2014年にアルバム・デビューを果たしたこのユニットは、シンガーの女性とトラック作成他を担当するプロデューサーの男性の2人組で、2016年に2人は結婚しているそうです。

ちょっと不思議な名前の付いたユニットですが、なんでもスマホのゲームの登場人物の名前からとられたのだそうです。基本的に全ての楽曲は2人のアパートで録音されているそうです。ビリー・アイリッシュみたいですね。

2017年のセカンドアルバムからの1曲。19時ごろに。

画像6

【Radio (2017)】
シルヴァン・エッソはノース・キャロライナ州ダラム出身のエレクトロ・ポップ・ユニットで、シンガーのアメリア・ミースとプロデューサーであるニック・サンボーンの夫婦デュオです。彼らのセカンド・アルバム『What Now』からシングルカットされた 曲です。https://youtu.be/effZUjig794


7月24日(木・祝)
ジャズ・シンガーで女優でもあったアニー・ロスがなくなりました。89歳でした。イギリスの人ですが、若い頃はアメリカ(ニューヨーク)で活躍して、アメリカのジャズミュージシャンたちと共演していました。

ソロでも活躍した人ですが、アニー・ロスといえば、やはり例のあのグループを思い出します。男2人、女1人のコーラスグループ。今日の1曲 はそのグループの曲です。

マンハッタン・トランスファーなんかもやっている、インストの楽曲に歌詞を付けて歌うという、ヴォーカリーズを得意としていました。今日もそんな曲の1つです。

1957年のアルバムから。19時ごろに。

画像7

【One O’clock Jump (1957)】
カウント・ベイシーの代表曲の一つをランバート・ヘンドリクス&ロス(LH&R)のボーカリーズ・バージョンで。亡くなったアニー・ロスは3人の中で最後の生残りでした。サイドマンにはフレディー・グリーン他ベイシーゆかりの人たちが参加してます。 https://youtu.be/5cME67_pX0k

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。