Twitter今日の一曲2020

Twitter「今日の1曲」連続投稿 2020.02.08 - 02.14

2月8日(土)
昨日の曲は映画のサントラからでしたが、今日の1曲もある映画のサントラに入っていた曲です。怪獣映画ではありませんけど。

タイトルだけ聞くと、ほのぼのとした感じのする映画なんだすが、実は結構衝撃的な結末の社会派(?)な映画だそうです(観てない)。

で、曲の方ですが、歌っているのはカーペンターズです。彼らの代表的なヒットシングルのB面にも収録されている曲。

1972年の発売でした。19時ごろに。

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【Bless the Beasts and the Children (1972)】
同名の映画(邦題『動物と子供たちの詩』)のサウンドトラックのためにレコーディングされたカーペンターズのナンバー。「スーパースター」のB面として発売されましたが、こちらの曲もチャートインして67位まで上っています。 https://youtu.be/AhR36gV6vW4


2月9日(日)
1975年、イギリスのロックバンドが、多重録音(マルチトラックレコーディング)を駆使したコーラスで有名な曲を大ヒットさせました。今でもとても人気の高い曲です。

今日の1曲はその曲……の数あるカバーバージョンのうちの1つです。ある女性ジャズシンガーが歌ってるんですが、ボサノバ調のアレンジです。

実はこの曲、最初書かれた時、ボサノバ風のアレンジだったという話です。今日のバージョンがそれを踏まえているのかは分かりませんが。

つい最近、2018年のカバーです。19時ごろに。

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【I’m Not in Love (2018)】
カレン・ソウサはアルゼンチンのジャズシンガーで、1970〜90年代のヒット曲を多数カバーしています。この10ccのヒット曲のカバーはボサノバアレンジで歌ってますが “Big boys don’t cry” という有名なセリフを残してるのがちょっと笑えます。  https://youtu.be/FGYXln8eLJk


2月10日(月)
カーペンターズのヒット曲は沢山ありますが、今日の1曲はそのカバーバージョンです。アメリカの女性カントリーシンガーによるカバーなんですが。

もちろんカバーだって沢山あるわけなんですが、この曲に関して言うと、面白いのは、このバージョンは本家のカーペンターズがシングル発売する前に先にシングル化されて、カントリーチャートでヒットしたんですね。

で、それを見てカーペンターズもシングル発売を決めて、そしたら全米No.1になる大ヒットとなった、という流れだったようです。日本でも人気のあの曲なんですけどね。

1973年のことでございました。19時ごろに。

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【Top of the World (1973)】
リン・アンダーソンの同名のアルバムからシングルカットされたものでカントリーチャート2位に上りました。オリジナルはもちろんカーペンターズですが、彼らがシングル発売しようか迷っているうちに先にこちらがシングル発売されたんだそうです。 https://youtu.be/_yztFjX6-4A


2月11日(火・祝)
今日の1曲 はソロの男性シンガーなのですが、ソングライターとして自分以外の人にも曲を提供しています。例えばリンダ・ロンシュタットとか。

ロンシュタットとは一時期付き合っていたという話ですけどね。あと、他には特にイーグルズとのコラボレーションが有名です。

そんなわけで、今日の1曲は彼がイーグルズと共作したイーグルズのヒット曲を彼がカバーしているバージョンです(ややこしい)。

オリジナルは1976年から77年にかけてのヒットナンバー。19時ごろに。

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【New Kid in Town (2011)】
イーグルズの『ホテル・カリフォルニア』からの1枚目のシングルとして発売され、全米1位を獲得したこの曲は、グレン・フライ、ドン・ヘンリーとJ.D.サウザーの共作でした。そのサウザーが2011年のアルバムで歌ったバージョンがこちらでした。 https://youtu.be/U_w2O3DImcc


2月12日(水)
チャック・ベリーという人のヒット曲も色々ありますが、多くのアーティストにカバーされている曲も多いですよね。「ジョニーBグッド」とかまあ色々。

彼のあるご機嫌なロックンロール・ナンバーを数百回もライブのステージで演奏したロックバンドもあるそうです、そんなわけで、今日の1曲は彼らのそのバージョンを。

旅をしながら色んな街を通り過ぎていく、「ルート66」にも似たいわゆる「ロード・ミュージック」と呼ばれる曲です。この曲も行く先はロサンゼルスなんですけどね。

オリジナルは1964年のナンバー。19時ごろに。

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【Promised Land (1990)】
オリジナルはチャック・ベリー1964〜65年にかけてのヒット曲。数多くのアーティストがカバーしていますが、その中でもグレイトフル・デッドはトータルで425回もライブで演奏しているそうです。数えた人がいるんですねー。さすがデッドヘッド(笑) https://youtu.be/hQaVNYJCaN4


2月13日(木)
今から50年以上も前に、あるシンガーソングライターがアップル・レコードからデビューしました。ピーター&ゴードンのピーター・アッシャーがプロデューサーでした。

今日の1曲はこのシンガーソングライターが子供のころに家族と一緒に聞いた古い曲をカバーしたという、新しいアルバム(2月28日発売)から先行配信された曲です。

ビッグバンドをバックにしたようなスタイルではなく、ピアノレスでギター2本をベースに若干の管楽器などをプラスしたシンプルな構成で全曲を歌っています。

子供の頃にアニメ映画で聴いた曲だそうです。19時ごろに。

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【As Easy as Rolling Off a Log (2020)】
ジェイムズ・テイラーの新アルバム『アメリカン・スタンダード』からの先行公開シングル。MGMのアニメシリーズ『メリー・メロディーズ』の中の1作に使われていた曲だそうです。ギターを弾いているのは JT 本人とジョン・ピザレリ。 https://youtu.be/W9Gcuzb_Y3M


2月14日(金)
エルトン・ジョン/バーニー・トーピンのコンビによるヒット曲は沢山ありますが、今日の1曲はこれまた沢山あるそのカバーバージョンの1つです。歌っているのはアメリカの女性コーラスグループなんですが。

このグループ、60年代を中心に活躍したあのロックグループ(いまでもありますが)とあのフォークロックグループ(今はもうない)の主要メンバーの娘たちが結成したグループなんですね。

歌の歌詞は、ベトナム戦争からの帰還兵の話を雑誌(タイムともニューズウィークともいわれてます)で読んだバーニー・トーピンが書いたもので、全米2位となるヒットとなっています。

1991年のトリビュート・アルバムで歌われたカバーです。19時ごろに。

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【Daniel (1991)】 
オリジナルはエルトン・ジョンの1973年のヒット曲。アルバム『ピアニストを撃つな!』からのシングルでした。こちらのウィルソン・フィリップスのバージョンは1991年のバーニー・トーピンとエルトン・ジョンへのトリビュートアルバムの中の1曲でした。 https://youtu.be/xf0KRkRn7_o

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。