Twitter「今日の1曲」連続投稿 2019.09.07 - 13
9月7日(土)
1970年代に活躍したロックバンドは数多いですが、グランド・ファンク(・レイルロード)もその1つですね。日本でも人気があって、日本公演なんかも後楽園球場とかでしてましたよね。
で、グランド・ファンクのヒット曲には、60年代のソウルナンバーをカバーしたものがいくつかありましたね。いちばんヒットしたのは、リトル・エヴァの「ロコモーション」でしたけど。
今日の1曲もそんなナンバーでして、グランド・ファンクが1975年に全米3位に送り込んだヒット曲です。今日はそのオリジナルの方をお送りします。実はこっちの元歌はそんな大ヒットではなかったんですけどね。
1967年にリリースされた曲でした。19時ごろに。
【Some Kind of Wonderful (1967)】
ソウル・ブラザーズ・シックスはNY州出身のソウル/R&Bグループで、最初は5人でソウル・ブラザーズ・ファイヴだったそうです。この曲はチャートでは91位どまりでしたが、75年にグランド・ファンクがリバイバルさせてヒットしました。 https://youtu.be/51LHNriPZf4
9月8日(日)
昨日の1曲、Some Kind of Wonderful のグランド・ファンクのを聞いていたら、思い出した曲があって、今日の1曲はそれにしました。
これもグランド・ファンクの曲とほぼ同時期のものなのですが、イギリスのハードロックバンドのデビュー曲でした。デビューアルバムからのシングルカットでした。
なんだかこの2曲、私の中では混ざってしまって、時々どっちがどっちかわからなくなってしまうんですよね(笑)
1974年のヒット曲です。19時ごろに。
【Can’t Get Enough (1974)】
バッド・カンパニーの同名のファースト・アルバムからの最初のシングルカットで、おそらくこのバンドの最大のヒット曲。今見てもカッコいいですねー。しかし邦題が「キャント・ゲット・『イナッフ』」だったとは知りませんでした(笑) https://youtu.be/7p9mzYB--uI
9月9日(月)
今日の1曲も昨日と同じ年のロックのヒットナンバーです。今日のグループはカナダ出身のバンドです。カナダ出身のバンドって結構いたりしますが。ラッシュとか、ゲス・フーとか。ザ・バンドもカナダ人中心でしたよね。
今日のバンドは、日本で売り出す時のキャッチフレーズがなんと「きこり軍団」だったんだとか。別にこの人達はきこりでも何でもないのですがね。カナダのイメージが貧困だった時代ってことでしょうかね。
この曲で印象的なのは、なんだか突っかかるような妙な口調の歌い方ですね。バンドメンバーの兄弟の口調をマネして歌ってデモテープ作ったら、それが受けてそのままレコード化されたんだと言う話ですが。知らんけど。
1974年のヒット曲です。19時ごろに。
【You Ain’t Seen Nothin’ Yet (1974)】
バックマン・ターナー・オーヴァードライヴは1973年にデビューしたカナダのロックバンドで、この曲は3枚目のアルバムからのシングル。全米1位に上るヒットとなりました。しかしこの曲、邦題が「恋のめまい」っていうんですね(笑) https://youtu.be/uA05cULpFmk
9月10日(火)
今日の1曲も昨日の曲と同じ年のヒット曲なんですが。カントリーロック系の曲でして。歌ってるのが南部出身(フロリダらしい)の人なので、それ風なややコミカルな曲調の歌です。
どうコミカルかというと、10代の頃の女の子と付き合う少年の回想みたいな話なんですが。田舎の奥手の少年と彼を積極的にリードしようとする女の子、みたいなそんな内容なんですねー。
まあ、だいたいこういう話は女の子の方がませていて、男の方はバカ丸出しみたいなそんな内容になることが多かったようですが、まあそれも一種の男のファンタジーかもしれません。近ごろあまり見かけませんね、こういう話。
そんなわけで、今日も1974年のヒット曲です。19時すぎに。
【Spiders and Snakes (1974)】
ジム・スタッフォードはフロリダ出身のシンガーソングライターで、コメディアンでもありました。この曲は半年以上にわたってビルボードのトップ100に留まりゴールドディスクを獲得しています。いわゆる南部のスワンプロック系の歌ですかね。 https://youtu.be/4vudA72hibg
9月11日(水)
1980年代初頭にアレサ・フランクリンが出したアルバムがありまして、実を言うとあまり売れなかったんですが……。今日の1曲はそのアルバムからのナンバーです。
このアルバムなんで売れなかったんですかね?ジョージ・ベンソンとのデュエットなんかもあったりして、話題性もあった気もするんですが……当時の流行りに迎合していてアレサらしくないと思われたんでしょうか?
そんな中で、今日の1曲はシングルカットされて大ヒットはしなかったものの、グラミー賞(R&Bヴォーカル部門)を獲得しています。1960年代にヒットしたあの男性ソウルデュオの曲のカバーです。
1981年の曲です。19時ごろに。
【Hold On I’m Comin’ (1981)】
アレサ・フランクリンの “Love All the Hurts Away”(邦題『想い出の旅路』)アルバムからのシングルカット。オリジナルはもちろん1966年に出たサム&デイヴによるヒットナンバーですね。アレサはこの曲でグラミー賞を獲得しています。 https://youtu.be/wLri0PW31QA
9月12日(木)
今日の1曲も昨日に引き続き1980年代初頭のナンバーです。今日のはオーストラリア出身の男性ロックシンガーによるヒット曲です。彼のおそらく最大のヒット曲となりました(ってまだ現役だから今のところ、ですけど)。
曲の内容は、友人の彼女を見て好きになってしまうという、まあ良くある片思いソングなんですけど。良くある話だけに共感する人も多かったのかもしれません。じわじわとチャートを上って全米1位に上り詰めました。
Wikipediaによれば、実際にこのロックシンガーの若い頃の友人とその彼女が曲のモデルなのだそうです。ロックシンガーは別にその女の子に紹介もされなかったので、彼女は自分がこの歌のモデルだとは全く知らないだろうとのことです。知らないうちに誰かに歌にされてるってのもちょっと怖いですね(笑)
ともあれ、1981年のヒットナンバーです。19時すぎに。
【Jessie’s Girl (1981)】
オーストラリア出身のロック・シンガー、リック・スプリングフィールドの全米(全豪も)No.1ヒットソング。この曲でグラミー賞も得ています。彼の実際の友人(名前はジェシーではないそうですが)とその彼女のことをモデルに書いた曲だそうです。 https://youtu.be/qYkbTyHXwbs
9月13日(金)
昔はラジオの深夜放送なんてのをみんな盛んに聞いていて、受験勉強しながら聞いたりしていたもんですよね。で、そんな時に妙にセクシーなお姉さんの歌声が聞こえてきたりして、勉強に集中できない、なんてこともありました(そうか?)。
ドナ・サマーとか、そんな曲ありましたよねえ。今日の1曲は、そのドナ・サマーに先駆けて(?)そんなため息交じりのセクシーな歌をディスコ調のアレンジで歌ったヒット曲です。
なんでも、とある男性ソウルシンガーに歌ってくれとオファーしたら、敬虔なクリスチャンだったその人に断られてしまったそうで。しかたなくソングライターの女性が歌ったらヒットしてしまった、ということらしいんですけどね(笑)
1973年のヒット曲です。19時ごろに。
【Pillow Talk (1973)】
シルヴィアという人は、ソングライターとかプロデューサー業が本職で、ラップのレーベルであるシュガーヒルを立ち上げたりしたやり手だそうですね。この曲はアル・グリーンにオファーしたら断られたので自分で歌ったらヒットしてしまったんだとか。 https://youtu.be/NA2X1040_gY
好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。