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Twitter「今日の1曲」連続投稿 2020.08.15 - 08.21

8月15日(土)
ソウルの男性ヴォーカルってファルセットボイスが特徴的だったりすることも多いですが、逆に低音が魅力的だったりすることもありますね。

例えばバリー・ホワイトの曲のホワイト本人低音の語りとかね。セクシーですよね。今日の1曲 もそんな低音の語りがイントロになっています、

歌っているのは、ニューヨークの(実は出身はニュージャージーらしいですが)ソウル/R&Bヴォーカルグループ。語りのパートはこの曲の作者でもあるバスシンガーが担当しています。

1976年のヒット曲でした。19時ごろに。

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【Kiss and Say Goodbye (1976)】
マンハッタンズは1960年代から活動していたソウル/R&Bのヴォーカル・グループですが、1976年のこの曲のヒットで全米1位を獲得しました。作詞作曲は、冒頭の語りも担当しているバス・シンガーのウィンフレッド・“ブルー”・ラヴェット。


8月16日(日)
夏ですねー。暑いですねー。今日の1曲はカリフォルニアの三姉妹による夏の歌です。つい最近のヒット曲なんですが。

カリフォルニアなんてのはほぼ一年中夏みたいな天気(乾燥はしてますけど)かと思いがちですが、必ずしもそうでもなくて、私冬に行って土砂降りの雨に降られたこともあります。

ま、それはともかく、この三姉妹最初は両親も入ったファミリーバンドでスタートしたらしいですが、その後3人で活動を始め、人気を獲得して今に至っています。

昨年2019年のヒット曲。19時ごろに。

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【Summer Girl (2019)】
ハイム(HAIM)はカリフォルニア出身のエスティ、ダニエル、アラナの三姉妹で、2007年にバンドとしての活動をスタートしました。2012年に出した最初のEPが注目され、その後はコンスタントにアルバムをリリースしています。昨年発売のヒット曲を。 


8月17日(月)
今日の1曲 は39年前の曲なんですけと、実は最近またヒットしているという曲です。それには理由があるのですが……

どんな理由かというと、あるユーチューバー(正確にいうと2人のユーチューバー)がこの曲についてのリアクション動画を出したら、それがバズったらしいんですね。

それで、この曲の方もチャートインしそうな勢いだそうです。あのイギリスのロックミュージシャンのソロチューンなんですが。

1981年のヒット曲です。19時ごろに。

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【In the Air Tonight (1981)】
フィル・コリンズの1981年のヒット曲ですが、つい最近アメリカの22才の双子のYouTuberが初めてこの曲を聴いたリアクションを動画にして出したところ、それがバズり、この曲のストリーミングが急上昇して AppleMusic で2位になったそうです。 

追記:バズった双子のリアクション動画に興味のある方はこちらから
https://youtu.be/0l3-iufiywU


8月18日(火)
今日の1曲 は、ファッツ・ドミノのヒットで有名な曲……のカバーなんですが、歌とオルガン演奏でフィーチャーされているのはビートルズのアルバムにも参加している男性シンガー/キーボーディストです。

そして、共演しているのはあの大物男性シンガー/ピアニストでして、実はこの大物シンガーのTV番組の1シーンなんです。2人で歌とオルガン演奏をしている映像です。

この時、ゲストで出演しているキーボーディストは11歳だったということです。彼はこの頃すでに教会のゴスペルのオルガン奏者として活動していたんですね。

1957年の映像です。19時ごろに。

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【Blueberry Hill (1957)】
11歳当時のビリー・プレストンが、ナット・キング・コールのTVショーに出演して、2人で「ブルーベリー・ヒル」を歌い、オルガンの演奏をしているという動画です。この12年後にはビリーはビートルズのアルバムに参加することになるわけですね。 


8月19日(水)
1980年代のアメリカン・ロックの大ヒットナンバーが 今日の1曲 です。1960年代から続くバンドから分離・改名して生れたバンドが放ったヒット曲でした。

この曲は映画の主題歌になったこともあり、全米No.1を獲得しました。リードシンガーの女性はこの時47歳で、当時ビルボードNo.1を獲得した最年長の女性だったそうです。その後シェールに抜かれたらしいですけど。

誰も自分を止められないという前向きな歌詞の曲なんですが、この前向きさのウラには、共作者であるアルバート・ハモンド(「カリフォルニアの青い空」の人)の個人的事情もあったとかなかったとかいわれています。

そんな1987年のヒット曲を19時ごろに。

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【Nothing’s Gonna Stop Us Now (1987)】
スターシップの全米No.1ヒット曲で、映画『マネキン』の主題歌でした。共作者のアルバート・ハモンドはちょうど前の奥さんと離婚して新しい彼女と結婚しようとしていて、「もう誰も止められない」という思いで書いたんだとか(笑) 


8月20日(木)
今日の1曲 はマイケル・ジャクソンのあの大ヒット曲のカバーです。歌と演奏(踊りはないです 笑)は、あのベテランギタリスト/シンガーなんですけど。

この人は自分のオリジナルも沢山書いているんですが、昔から、他の人の曲をカバーして自分の世界にしてしまうことにも長けている人で、古くはドアーズのカバーをヒットさせたりもしています。

今日の曲も、彼は結構長いことレパートリーとしているようで、検索すると色々な動画が上ってきます。色々あって迷うのですが、その中の1つであるライブ動画を。

オリジナルは1982年のあの大ヒットアルバムからのシングルカット。19時ごろに。

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【Billie Jean (2012)】
マイケル・ジャクソンのアルバム『スリラー』からのこの大ヒット曲をホセ・フェリシアーノはレパートリーとしているようで、演奏している動画も色々アップされています。その中から、2012年にチリで行われたフェスティバルでのライブ映像でどうぞ。 


8月21日(金)
今日の1曲 は、女性だけの4ピースバンドによる今年出たアルバムから先行配信されたシングルなんですが。演奏しているのは、最近人気のロンドン出身のインディー・ロックバンド。

このバンド、ガールズバンドということで一見ポップなんですが、曲を聴いたりMVを見たりするに、結構過激だったりするんですよね。そういう意味では過去のブリティッシュロックの流れを正統に受け継いでいる気もします。

考えてみると、バンドの名前もスラング的に解釈すると、「大きなお尻」という意味にもとれますし(笑)なかなか一筋縄では行かないところはイギリス的かな、と。

去年出たシングルを、19時ごろに。

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【Your Light (2019)】 
ザ・ビッグ・ムーンはロンドンを拠点とする女性4人のインディー・ロック・バンドで、2017年にデビューしました。バンド名は最初はザ・ムーンだったのですが、デビューの時にビッグをつけたのだとか。昨年リリースされたセカンドアルバムからの1曲。 


好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。