今日の1曲0330-04052019

Twitter「今日の1曲」連続投稿 2019.03.30 - 04.05

3月30日(土)
今日の1曲は1928年に書かれたナンバーで、サッチモ(ルイ・アームストロング)が何度も取り上げて歌ったことでスタンダードとして広まりました。

その後は多くのミュージシャンに歌われたり演奏されたりしています。フランク・シナトラとか、ジュディ・ガーランドとか、ディーン・マーティンとか、アート・ペッパーとか。

映画やCMやテレビにもよく出てきますね。大分前のiPhoneのコマーシャルにも使われてました。

そんなナンバーを19時ごろに。サッチモじゃない人の歌で(笑)

【When You’re Smiling (1938)】
1928年に書かれた曲で、特にルイ・アームストロングによって何度も取り上げられたことでスタンダードになりました。1938年にテディ・ウィルソン(ピアノ)やレスター・ヤング(テナー)らと共に録音されたビリー・ホリデイの歌をどうぞ。 https://youtu.be/LC_XM4l1DHo


3月31日(日)
平成もあとひと月で終わりですが、平成元年といえば1989年、バブルが真っ盛りのころでしたねー。まあ、しばらくするとはじけちゃったんですけどね。

当時の思い出といえば、私はもう働いていたので、仕事がやたら忙しくて、夜飲みに行ったらタクシーがぜんぜんつからまらないとか、そんなことしかないですが。

あとは当時の音楽でしょうかねー。というわけで、1989年の洋楽のヒット曲から、大物歌手を父親に持つあの女性歌手のナンバーを。

80年代前半はスランプ気味でしたが、この少し前から復活を果たして彼女自身も大物歌手になりました。19時ごろに。

【Miss You Like Crazy (1989)】
80年代前半の不調から脱したナタリー・コールが1989年に発表したアルバム “Good to Be Back” からのヒット・シングル。プロデュースはマイケル・マッサー。作詞作曲チームの中にはマッサーと共にジェリー・ゴフィンの名前があります。 https://youtu.be/kekLHqYAyLs


4月1日(月)
The Supremesというグループの名前は最近はカタカナではスプリームスと書かれることが多くなっているようですね。その方が原語(米語)に近いということのようですが、長年シュープリームスで慣れてきてるとどうも違和感あります。

いまさら直さなくてもいいような気がしますが、まあ本国のほうから言われたのかもしれません。そんならカート・コバーンとかどうにかしろよと思わないでもないですが(笑)

で、さて、そのスプリームスですが、トータルで12の全米No.1ヒット曲(最初の5つは連続)を放っていて、これはモータウンのみならずアメリカのグループとしてもいまだに破られていない記録だそうです。

今日の1曲はそんなスプリームスの2枚目の全米No1.ヒット曲です。19時ごろに。

【Baby Love (1964)】
ザ・スプリームス(シュープリームス)の2枚目のアルバムからのシングルカット曲で、グループにとっての2曲目の全米No.1になったナンバー。イギリスでもチャートNo.1を記録しています。作詞作曲とプロデュースはホランド・ドジャー・ホランド。https://youtu.be/YB1bTtt1his


4月2日(火)
フォリナーというバンドがありますよね。イギリス人とアメリカ人の混成バンドなので、そんな名前にしたらしいんですが。メンバーそれぞれに実績のある人たちで、いわゆるスーパーグループでもあります。

1970年台後半から80年台までが最盛期でしたでしょうかね。今でも結構盛んに活動は続けていているようですが。

80年代に入るとバラードが中心のAORっぽい路線になるんですが、デビュー当時はかなりハードな路線でした。

今日はそんなフォリナーのファーストアルバムからのヒット曲。19時ごろに。

【Cold As Ice (1977)】
イギリスとアメリカの6人組混成バンド、フォリナーのファースト・アルバムから、彼らの2つめのヒットシングルとなったナンバー。冒頭のフレーズが印象的ですよね。今でもコンサートなどでは歌われている、彼らのシグネチャー・ソングの一つ。 https://youtu.be/aP8Rbct_50Y


4月3日(水)
今日の1曲は1985年、全米の年間ヒットチャートで10位に入ったヒット曲です。ちなみに1位はワム!の「ケアレス・ウィスパー」2位はマドンナの「ライク・ア・ヴァージン」だったんですけどね。

つまりこの年はワム!とマドンナがブレイクした年なんですね。ベストテンには彼らの他の曲も入ってます。他には昨日の1曲のフォリナーのあのバラードヒとかホール&オーツとかのヒット曲があったりしますね。

で、10位の曲が、北欧出身のあの3人組が歌ったこれも大ヒットナンバーです。ミュージック・ビデオも当時としては斬新で、ヒットを後押しする結果となりました。

最近ウィーザーが発表したカバー曲を集めたアルバム(『ティール・アルバム』)にも収録されていますね。19時ごろに。

【Take on Me (1985)】
ノルウェーの3人組シンセ・ポップグループ、a-ha のナンバー。チャート入りするまでは色々苦労したそうですが、最終的に大ヒットしました。この実写と鉛筆書きのアニメーションを組み合わせたミュージック・ビデオも80年代MTV世代には懐しいですよね。 https://youtu.be/djV11Xbc914


4月4日(木)
今日の1曲は1967年から68年にかけてのヒット曲です。もともとはフランス語の歌ですが、ポール・モーリア・オーケストラがカバーしたインストルメンタル・バージョンが大ヒットして世界中に広まりました。

いわゆるイージー・リスニングのスタンダードになったわけですが、元の歌がユーロビジョンのコンテストに入賞したこともあってか、カバーしたのはポール・モーリアだけではありませんでした。

そんなカバー・バージョンの中には、あの有名ギタリストのものもあったんですね。知らない人にとっては意外な感じなんですが、イギリスてはそこそこのヒットになっています。

そんなわけで、今日の1曲は、そのギターによるバージョンを19時ごろに。

【Love Is Blue (1968)】
ギリシア生まれの歌手ヴィッキーが歌って1967年のユーロビジョン・ソング・コンテストで入賞。その後ポール・モーリアがカバーしたインスト・バージョンがアメリカで大ヒットしましたが、このジェフ・ベック版もイギリスで23位まで昇っています。https://youtu.be/jaERrNGRjAs


4月5日(金)
トッド・ラングレンというアーティストがいまして、60年代から音楽活動していて今もまだ現役の人ですが、その人の1970年代のヒットが今日の1曲です。当時は痩せてて、グラム・ロックみたいな衣装で派手な見た目の人でしたが、最近の写真見ると大分贅肉ついてますね(笑)

単なるミュージシャンという枠にははまらない人でして、90年代には「マルチメディア・クリエイター」(今や死語?)的な活動もしていた人ですね。音楽にインタラクティブな仕掛けをからめるようなことを70年代からすでにやっていた人です。

あと、付き合っていた彼女がスティーブン・タイラーとデキてしまって、生まれたのが女優のリヴ・タイラーということもありました。ラングレンは、父親のように学費を出してやったりしてリヴ・タイラーの面倒をみたそうです。

そんなトッド・ラングレンが1972年に放った、おそらくチャート的には最大のヒットシングルを19時ごろに。

【Hello It’s Me (1972)】
トッド・ラングレンは60年代から活動をしている人で、この曲は最初自分のバンドで1968年にリリースしています。その後このソロ・バージョンがヒットしました。色んな活動をしている人ですが、トップ10に入ったシングルはたしかこれ1枚ですね。

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。