Twitter「今日の1曲」連続投稿 2020.03.07 - 03.13
3月7日(土)
今日の1曲はクィーンのあのヒット曲、のパロディです。元歌はクィーンの最大のヒット曲といわれている曲で、ベースのジョン・ディーコンの作曲のあれです。
で、その曲のパロディということなんですが、パロディといえばこの人が第一人者という、アメリカはカリフォルニアの例の人です。アコーディオンの名手でもあります。
その人が、まだ若い頃、レコードデビューする前にやっていた「ネタ」だったようですが、これがウケて、1983年のデビューアルバムにも収録されています。
1981年のTV出演の際の映像を19時ごろに。
【Another One Rides the Bus (1981?)】
もちろんクイーンの “Another One Bites the Dust” (地獄へ道連れ)のパロディで、ウィアード・アル・ヤンコヴィックはこの曲をデビュー前から歌っていて、デビューアルバムにも収録しています。邦題は「遅刻へ道連れ」でした(笑) https://youtu.be/tZkouut-9RQ
3月8日(日)
昔の曲を新たにレコーディングしてそれがヒットする。リバイバルってやつですが、そういうのときどきありますよね。今日の1曲もそんなリバイバルヒット曲の一例です。
元々の曲は1920年代に作られたモノで、色々なアーティストにカバーされている曲なんですが、それをディスコチューンに仕立て上げたというのが、今日のバージョンでして。
基本的にインストルメンタルで、それに女性コーラスが乗っかる感じのアレンジになっています。例のソウル・トレインのテーマ的な感じですね。
1975年から76年にかけてのヒット曲でした。19時ごろに。
【Baby Face (1975-6)】
ウィング&ア・プレア「鼓笛隊」(Fife and Drum Corps)はスタジオミュージシャンを集めたディスコ・グループで、この曲でディスコ・チャートの1位になりました。曲自体は1926年に書かれた古い物で、多くのアーティストにカバーされています。 https://youtu.be/5OAyOWa2LQM
3月9日(月)
イタズラ電話(イタ電)ってありますよね。迷惑なもんですが、今日の1曲はヒットしてしまったためにイタ電を大量に引き起こすことになったという、人騒がせな曲です。
なにせ、曲のタイトルに電話番号が入っているんですよね。しかも女性の名前もタイトルに入っているもんだから、そのせいもあるかも。それで、その番号に書ける人が大量に(どのくらいか知らんけど)発生したそうです。
まあ、昔(といっても80年代ですけど)は大らかというか、あんまり気にしてなかったんでしょうかね。ちなみにアメリカのロックグループの曲です。沖縄の兄弟グループの歌ではありませんので(笑)
1981年から翌年にかけてのヒット曲でした。19時ごろに。
【867-5309/Jenny (1981-2)】
トミー・ツートーンというバンドの全米4位になったヒット曲。ジェニーというのは架空の女性らしいですが、ヒットした当時、この番号にかけて、ジェニーいる?というイタ電(?)が大量発生したという話です。今なら大炎上でしょうけどね。 https://youtu.be/mDC_2zTrpbg
3月10日(火)
アルバムを作る時とかライブのセットリストを考える時、ノリの良い曲ばかりが集まってしまって、何か気分の変わる曲が欲しいななんてことを思ったりすることってありませんか?え、知らない?
今日の1曲はアルバム制作時に実際にそんなことがあって、じゃあバラードを入れてみようと思って入れたら、それが大ヒットしてしまった、という曲です。
ヒットさせたのは、1960年代から活躍し、今も活動を続けているリオデジャネイロ出身のアーティスト。ブラジル人ながら、主な活動の場はアメリカというあの人です。
1983年のヒット曲でした。19時ごろに。
【Never Gonna Let You Go (1983)】
セルジオ・メンデスの1983年、A&Mレーベルからのヒット曲です。映像は1984年の東京公演の時のものです。自分でMCしてるのでわかると思いますが、歌っている男の人はセルジオ・メンデスではありません。キーボードの人がセルジオさん。 https://youtu.be/LbNugxHdggs
3月11日(水)
今日の1曲はマンハッタン・トランスファーのヒット曲として記憶している人が多いと思うのですが、オリジナルは1960年代のソウルグループによるヒットナンバーでした。
女性のリード・ヴォーカリスト1人と男性4人のバックアップコーラスという編成のグループでした。コーラスはドゥワップというのが特徴的な曲です。
このグループ、1960年代から80年代まで活動はしていましたが、メジャーなヒット曲は彼らのデビュー曲でもある 今日の1曲だけだったようです。
1964年から65年にかけてのヒット曲。19時ごろに。
【The Boy from New Your City (1964-5)】
マンハッタン・トランスファーの1981年のカバーバージョンが有名だと思いますが、オリジナルはこちらのアド・リブズというニュージャージー出身のソウル・グループでした。彼らの最初で最後のヒット曲(全米8位)だったようです。 https://youtu.be/svztw0okXKY
3月12日(木)
ラヴァーズ・ロックという音楽のジャンルがありますね。ロックではなくて、レゲエのサブジャンルなんですけど。本場(?)のジャマイカでというよりはイギリス、とくにロンドンを中心に栄えたジャンルですが。
ラヴァーズ・ロックというくらいで、ロマンチックなテーマの歌詞やらサウンドやらを特徴とする音楽です。1970年代中頃に広がったそうです。女性の歌手が多いらしいんですけど。
で、今日の1曲はあの5オクターブの声を持つといわれた女性歌手のヒット曲のラヴァーズ・ロック・カバーです。オリジナルも大ヒットしましたけど、こちらのバージョンの支持者も結構いますね。
1977年にレコーディングされてますが、日本ではこの曲が収録された1991年の日本限定ベストアルバムがヒットしました。19時ごろに。
【Lovin’ You (1977)】
ミニー・リパートン1974年の大ヒット曲ですが、こちらのジャネット・ケイによるレゲエ(ラヴァーズ・ロック)バージョンも人気ですね。1991年に日本でのみ発売されたベスト盤に収録されて火がつき、その後日本でこの曲のカバーが増えたのだとか。 https://youtu.be/IpESxj-NA3Y
3月13日(金)
金曜日ですねえ。金曜夜(正確にいうとてっぺん越えて土曜なんですけど)といえば『タモリ倶楽部』、『タモリ倶楽部』といえば「空耳アワー」ですよね(個人の感想です)。このコーナー1992年からあるそうなんですけど。
実は元々は「あなたにも音楽を」という名前だったんだそうですが、コーナーの内容が企画の趣旨から逸脱してきてしまったため、「空耳アワー」に変更になったんだそうです。
というわけで、今日の1曲はその「空耳アワー」としてリニューアルした第1回目の1曲目に選ばれた曲でございます。ブリティッシュ・ニューウェイヴのあのバンドの曲なんですが。
1989年のヒット曲でございました。19時ごろに。
【Sowing the Seeds of Love (1989)】
ティアーズ・フォー・フィアーズのサード・アルバムからの先行シングルとして発売された曲。ビートルズを思わせる音作りのため色々批判もあったようですが、全米2位に上るヒットとなりました。日本でもCMソングとして使われてましたね。 https://youtu.be/VAtGOESO7W8
好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。