Twitter_今日の1曲_連続投稿_2019

Twitter「今日の1曲」連続投稿 2019.05.18 - 24

5月18日(土)
(この日は朝の投稿ができませんでした。残念)

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【Stormy Weather (1942)】
オリジナルは1933年にエセル・ウォーターズがレコーディングしているハロルド・アーレン/テッド・ケーラーの曲。レナ・ホーンはこの曲を1941年から少なくとも5回レコーディングしているそうです。1943年の同名の映画でも出演し歌っています。https://youtu.be/ToXd8j2wjm0


5月19日(日)
最近の海外の若い(あまり若くない人もいますけど)ミュージシャンはユーチューバーとしても活発にやっている人も多いですね。そして、そうしたユーチューバーどうしの交流も盛んな気がします。お互いの動画で共演したり、一緒にユーチューブ・ライブをやるとか。

内容も単なる演奏動画にとどまらず教育的な内容だったり、ジャーナリスティックなものだったり色々ですね。ユーチューバーといっても、奇抜なパフォーマンスやら超絶技巧の演奏などで注目を集めスターを目指すという時代ではなくなりましたねえ。

今日の1曲もそんなユーチューバーであるイギリスの女性シンガーソングライターのナンバーです。ギターも弾くのですが、ちょっと独特のスタイルでそれも魅力です。ブルージーですが、現代的なテイストもあります。

そんな女性シンガーソングライターのミニアルバム(EP)からの1曲を19時ごろに。

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【Paperback (2018)】
メアリー・スペンダーは英国ブリストルのシンガーソングライター。当人によれば21世紀のブルーズを歌うのだそうですが、R&B、ロック、ジャズなど様々な要素が感じられます。フィンガースタイル中心のギターも魅力です。Youtuberとしても積極的に活動中。https://youtu.be/5Sa07P_D3mE


5月20日(月)
海外でのアーティストの評価と日本での評価や知名度が大きく違うということはどうしても起こるもので、日本でだけ飛び抜けて人気のある人たちのこたを指すのに Big in Japan なんて言葉があったりします。一時期のクイーンとかね。

一方で、海外ての評価はとても高いのに、日本での人気や知名度はそれほどでない、なんていうアーティストもいます。今日の1曲を歌っている北アイルランド出身の大ベテランシンガーなどもそんな1人かと。偉そうなこと言ってますが、私も大して聞いたことはないんですけどね。

40年以上にわたって第一線で活動し、本国イギリスてはナイトの称号も得ています。ピーター・バラカンさんも日本での知名度の低さは信じられないと言ってましたが。そんなシンガーの代表的なナンバーの1つが今日の1曲です。

1970年のアルバムで初レコーディングされ、多くのライブでも歌われてきたナンバー。19時頃に。

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【Caravan (1973)】
オリジナルは1970年発表の “Moondance” に収められていますが、ヴァン・モリソンのライブの定番曲になりました。マーティン・スコセッシ監督によるザ・バンドのラストコンサートのドキュメンタリー映画『ラスト・ワルツ』でも歌っています。https://youtu.be/WdZLTnRnHs8


5月21日(火)
クールジャズって言葉がありまして、熱ーい感じのビバップに比べてクールなジャズってことなんですが、一応マイルズが生み出したということになっております。で、このクールジャズの代表的なテナー・プレイヤーというと、まず最初に上がるのはスタン・ゲッツということなんですが。

どうも、スタン・ゲッツが偉大過ぎるというか(色々問題のあった人でもありましたけど)大き過ぎるので、同時期に活動した例えばズート・シムズなんていう人は割を食っている印象があります。アルトだとリー・コニッツ、バリトンだとジェリー・マリガンとか、いるんですけどね。

ズート・シムズ良いんですよ。私、結構好きで、一時よく聴きました。まあ、クールというわりには結構ウォームな印象もあるのではありますが、とはいえ素晴らしいプレイヤーなので、今日の1曲はズートの演奏でいきたいと思います。

1977年というからかなり後年のアルバムですが、そこからの1曲。コール・ポーターのナンバーを。19時ごろに。

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【It’s Alright with Me (1977)】
ズート・シムズは最初ウディ・ハーマンのビッグバンドで注目され、その後ソロで活動しました。フィービ・スノウの “Poetry Man”(「詩人」)のサックスソロを吹いたりもしていますね。ピアノストのジミー・ロウルズと共演したアルバムから。 https://youtu.be/TovsOCyCjdM


5月22日(水)
今日、5月22日はエルトン・ジョンの長年のソングライティングにおけるパートナーである作詞家のバーニー・トーピンの誕生日です。今年で69歳だそうですね。エルトン・ジョンとバーニー・トーピンは同時期にレコード会社のオーディションを受け合格したのだそうです。1967年のことだそうですが。

そのときエルトンが自分は歌詞が書けないといったところ、レコード会社の人間がトーピンの詞をエルトンに渡したのだとか。それ以来のコンビなわけですね。トーピンの家族はフランス系で、母方の祖母はケンブリッジ大学の教授だったそうです。もっとも本人は学校からドロップアウトしたようですが。

そんなわけで、今日の1曲はそのエルトン・ジョン/バーニー・トーピンの手になる曲を……というわけですが、ものすごく沢山ありますからね(なんせ30枚以上のアルバムを出しているわけですから)何にしようか迷うところですが、まあ個人的なひらめきで、ハードロック調のあの曲に決めました。

1973年のヒット曲。19時ごろに。

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【Saturday Night’s Alright for Fighting (1973)】
エルトン・ジョン/バーニー・トーピンの作品で『黄昏のレンガ道』アルバムからのシングル・カット曲。エルトンの曲の中でも最もハードなものの1つと言われているそうで、The Whoがカバーしているくらいです(笑) https://youtu.be/26wEWSUUsUc


5月23日(木)
今日(5月23日)はローズマリー・クルーニーの誕生日だそうです。歌手でもあり俳優でもありましたが、今日の1曲は彼女の最初のヒット曲です。ちなみにこの方、同じ人(ホセ・フェラーという俳優)と2度結婚して2度離婚したんだとか。それから、あのジョージ・クルーニーは甥にあたります。

で、今日の1曲ですが、1951年というから彼女がまだ22、3歳のころのヒット曲で、最初にこの曲を聴かされた時、彼女は歌うのが嫌でことわったんだそうです。結局説得されて(というか首にすると脅されて?)レコーディングしたそうですが。

まあありがちな話ですが、ちょっとコミカルでバカっぽい感じもあって、若い彼女は嫌だったんでしょうかね。ちなみに日本では江利チエミが15歳の時に歌ってヒットしています(テネシーワルツとカプリングだったというのもありますが)。

そんなローズマリー・クルーニーのヒット曲を19時ごろに。

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【Come On-a My House (1951)】
古い民謡を元に1939年に作家のウィリアム・サローヤンとその従兄弟が詞を付けた曲。ローズマリー・クルーニーが1951年にミッチ・ミラーのプロデュースで歌いヒットしましたが、当人はいやだったそうで。そんな裏話も入った1981年の動画です。 https://youtu.be/vyCNNrc8F_s


5月24日(金)
いやー、なんだか暑いですねえ、いきなり。今日、東京は30度を越える真夏日になるとかいう噂じゃなかった予報です。このままいくと7月ごろには50度くらいになるのかな……いずれにしてももう夏ですね。夏の好きな某社長などは大喜びですが、一般人には暑さがこたえますね。

それはともかく、夏というと海だとかリゾートだとかひと夏の恋だとか、そして別れだとか、そんなシーンがフローチャートのように頭の中を流れていくリゾラバ世代のなんと多いことか。リゾラバ……懐しいバブリーな響きですなー。歌も懐しい……

……なんですが、今日の1曲はリゾラバではありません。それはまた別の機会に。今日の1曲はそんな夏の別れにぴったりくるような、コモドアーズのお得意のバラードナンバーです。というかライオネル・リッチーお得意の、ですかね。

1977年のヒットナンバーを19時ごろに。

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【Easy (1977)】
ザ・コモドアーズの5枚目のスタジオアルバムからのシングルヒット。作詞・作曲は(リードヴォーカルも)ライオネル・リッチー。お得意のバラードナンバーですねえ。R&Bチャートで1位、総合チャートでも4位を獲得したクロスオーバーヒットとなりました。https://youtu.be/3DSVMDmzCcA

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。