Twitter今日の一曲2020.02.29_-_03.06

Twitter「今日の1曲」連続投稿 2020.02.29 - 03.06

2月29日(土)
1973年に4週連続全米No.1になったヒットソングで、同じ年の全米年間チャート第1位にもなった曲が、今日の1曲です。まあ、今日もそのカバーバージョンなんですけどね。

男性のシンガーを中心に女性2人のコーラスがついた3人組のグループのヒット曲で、日本でもヒットして、後に公開される映画の元(きっかけ?)にもなった曲です。

今日のバージョンは、その曲をニューオーリンズ生れのあのピアニスト兼シンガー(俳優でもありますね)がカバーしたピアノソロのバージョンです。

2001年に発売されたアルバムから。19時ごろに。

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【Tie a Yellow Ribbon Round the Ole Oak Tree (2001)】
ハリー・コニックJr.のアルバム『30』に収録の、トニー・オーランド&ドーン1973年の大ヒット曲のピアノカバーです。このアルバム彼が30歳の時に作られたそうですが、実際の発売はその4年後だったのだとか。変なの。 https://youtu.be/NOv4rlFq1K8


3月1日(日)
今日の1曲はあの女性アイドルグループなんですが。あ、今の人たちじゃなくて、1970年代に活躍したあの女性3人組です。……といえばもう、誰だか決ったようなもんですけど。

で、この人たち、もちろん自分たちのヒット曲は色々あるわけですが、とくに初期のアルバムなどでは洋楽のカバーを結構歌っていたんですね。ホリーズの “Bus Stop” なんてのもカバーしてました。

そんな彼女たちの今日はカーペンターズ・カバーです。ヒット曲のシングル盤のB面に収められていました。前の年に出たカーペンターズにとってはマイナー・ヒット程度の曲なんですけど。

1977年のリリースでした。19時ごろに。

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【ふたりのラヴ・ソング (1977)】
カーペンターズが1976年に出したヒット曲ですが、最初に歌ったのはライチャス・ブラザーズなんだとか。キャンディーズはこのカバーバージョンを翌年の「アン・ドゥ・トロワ」のB面に収録しています。リードヴォーカルはミキちゃんですね。 https://youtu.be/sBpnuhHmGEA


3月2日(月)
昨日(3月1日)はムッシュかまやつの命日でした。亡くなってからもう3年経つのですねえ。ということで、今日の1曲はムッシュの書いた曲にしたいと思うのですが……。

長いキャリアの中から何がいいかと考えると悩むのですが、なんとなくスパイダース時代の曲をセルフ・カバーしたバージョンにしました。オリジナルは1966年のシングルでした。

作曲はもちろんムッシュで、作詞は田邊昭知ということになってます。実は無名の人が書いたものだという噂もありますが、ホントのところはよくわかりません。

1970年のソロアルバムに収録されたバージョンで、19時ごろに。

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【ノー・ノー・ボーイ (1970)】
スパイダース時代の曲ですが、このバージョンは1970年のソロとしてのセカンドアルバム『ムッシュー/かまやつひろしの世界』から。基本的に全ての楽器パートを1人で演奏し、多重録音しています。デュエットしている女性は福沢エミという人。 https://youtu.be/ItDneNawpG8


3月3日(火)
バンドというものは色々あって、ずっと同じメンバーでいるバンドもあれば、ちょくちょくメンバーが入れ替わるなんていうバンドも多いですよね。人間関係だったりそれ以外の要因だったり、難しいもんです。

今日の1曲のバンドも、入れ替わりの激しいイギリスのバンドで、この曲をレコーティングした時には、4人の主要メンバーのうち2人を欠いた状態でした。メンバーを外からかき集めてレコーティングしたそうですが。

それでも、ヒットするような曲になったのは、姉御肌のリーダーの女性シンガー/ギタリストのおかげでしょうか。そういえば確かこの女性はイギリスに移住したテキサス生まれのアメリカ人だったと思いますが。

1982年から83年にかけてのヒット曲です。19時ごろに。

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【Back on the Chain Gang (1982-3)】
レコーティング当時プリテンダーズはメンバー2名をドラッグで失い(1名死亡、1名解雇)リードヴォーカルのクリッシー・ハインドは妊娠中でした。それでもミュージシャンをかき集めて録ったらヒットしたそうで、わからないものですな。 https://youtu.be/CK3uf5V0pDA


3月4日(水)
裏声、つまりファルセット・ヴォイスのコーラスというと、ソウル系の男性グループなんかを思い出す人が多いかもしれません。スタイリスティックスとかね。アース・ウィンド&ファイアとか。

白人ですけど、フォー・シーズンズなんて人たちもそうですね。「シェ〜エ〜リー」とか色々ありますが。で、今日の1曲も白人系のグループなんですが、アメリカではなくてイギリスのグループです。

まあいわゆる一発屋的なグループではありましたが、もともとロックンロール・ミュージカルみたいなものを作ろうなんて話からできた曲だそうです。実現はしませんでしたけどね。

1974年のヒット曲でした。19時ごろに。

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【Sugar Baby Love (1974)】
イングランドのバンド、ザ・ルベッツ(ルーベッツ)のファルセットの効いたいわゆるバブルガム・ポップ・ソングで、特にヨーロッパを中心に大ヒットしました。日本でもかなり流行りましたよね。いくつかCMソングとしても使われていたと思います。 https://youtu.be/X9_0ZKrDY7Q


3月5日(木)
この前、今話題のビリー・アイリッシュが自分の「人生のプレイリスト」を自分で紹介するという動画を見たんですけど。18年しか生きていないのに「人生のプレイリスト」かよと思ったりもしましたが(笑)

で、まあ若い人なので、最近の曲が多いわけですけど、でも彼女が生まれる前の曲もあるわけです。カーディガンズとか(笑)アラカンにとってはつい最近の曲ですけどね。

そして、あともう1つあったんですが、これがフランク・シナトラの曲でした。これは私も生まれるに出来た曲だったんで、今日の1曲はそちらにしようかと思います。報われない恋を歌った、悲しい歌ですが。

オリジナルは1951年ですが、今日は1957年のバージョンで。19時ごろに。

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【I’m a Fool to Want You (1957)】
フランク・シナトラはこの曲の作詞作曲の共作者としても名前を連ねており、最初のレコーディングは1951年にレイ・チャールズ・シンガーズと共になされました。今日のバージョンは、1957年のキャピタル盤のアルバムに収録されたものです。 https://youtu.be/wV9OcYhk4CU


3月6日(金)
今日の1曲は、ジャニス・ジョプリンのヒット曲として有名です。1970年、彼女が亡くなる直前にレコーディングされ、翌年彼女の死後に発売されて、全米No.1になった曲です。

この曲、実はカントリー系の曲で、実際最初に(1969年)レコーディングされたバージョンはカントリーチャートで12位になるヒットを記録しています。

今日は、この曲の作者であるテキサス州出身のシンガーソングライターのバージョンでいきたいと思います。俳優としても活躍した人です(今年84歳で存命中)。

1970年の彼のデビューアルバムに収録されたバージョンです。19時ごろに。

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【Me and Bobby McGee (1970)】
この曲を最初に歌ったのはロジャー・ミラーというカントリー・シンガーでしたが、一番有名なのはやはり死後に全米1位になったジャニス・ジョブリンのバージョンですよね。今日は、作者のクリス・クリストファーソンのバージョンでどうぞ。 https://youtu.be/G-J7mLyD3yc

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。