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「今日の1曲」(Twitter投稿まとめ) 2020.10.17 - 10.23

10月17日(土)
アメリカーナと呼ばれる音楽ジャンルがあります。アメリカのルーツミュージックのいろんな要素が混ざりあうような音楽のことですが。

くくりとしてはかなりざっくりした感じなので、つかみどころがあるようなないようなジャンルですけどね。今日の1曲 もそんなジャンルに入れられるものです。

エレクトリックなバンドもあったりしめすが、今日のはアコースティックなフォーク、ブルーグラス寄りの男女デュオの曲です。かなり最近高く評価されている人たちのようです。

昨年出たアルバムから。19時ごろに。

【The Wolves (2019)】
マンドリン・オレンジは2009年に結成された、ノース・カロライナを拠点とする、男性のアンドリュー・マーリンと女性のエミリー・フランツのフォーク/アメリカーナのデュオです。昨年にリリースされた彼らの6枚目のアルバムからの1曲をどうぞ。 

10月18日(日)
今日の1曲 は1960年代に出たヒット曲なんですが、歌っているのはもともと役者だった人だそうで、早い話ホラー映画をパロったような曲を歌ったわけなんですが。

それがヒットして、ハロウィーンの頃には全米1位になってしまったという曲です。それ以来、アメリカではハロウィーンの定番みたいな曲になったそうで。

実は、その後も何度もチャートインしているというそんな曲です。クリスマスソングもそうですけど、こういう季節モノの寿命は長いですね。

1962年の曲です。19時すぎに。

【Monster Mash (1962)】
ボビー・ピケットはコメディアン兼シンガーで、フランケンシュタインで有名なボリス・カーロフのモノマネをやってウケたため、この曲を録音したそうです。1962年のハロウィーン前にNo.1になり、その後も何度もチャートインしているという人気曲。 

10月19日(月)
今日の1曲 は、あのアメリカの男性ソウル/R&Bシンガーによるヒット曲なのですが、この曲の中で、このシンガーがロングトーンを一息で歌っているのがひとつの特徴なんですね。

まあ、一息で歌わないとロングトーンにならないんですが(笑)十数秒間というか20秒足らずという長さでして、チャートインした曲としては一番だとかいや二番目だとかいわれています。

まあ、でもそれだけがこの曲の魅力でもないわけでして。ハッピーな曲調で、気持ちのいい曲なので、カバーされたりコマーシャルで使われたりもしています。

1977年のリリースでした。19時ごろに。

【Lovely Day (1977)】
ビル・ウィザーズのヒット曲で、彼の6枚目のアルバムからのシングルカット。曲の終わりの方にかけて、ウィザーズ本人が約18秒間続くロングトーンを一息で歌っていて、これは史上一二を争う長さだとか Wikipedia に書いてありました。知らんけど。 

10月20日(火)
今日の1曲 はあの伝説的な男性シンガー/ギタリストの娘(こちらもシンガー)によるヒット曲です。えーと、ブラジルの人ですが、そういうとすぐわかっちゃいますかね。

歌のタイトルとなっているのは、西アフリカの神話に起源のある精霊の名前のようですが、それが南米などにも伝わってきていて、さらに土着のものやキリスト教などとも習合しているようですね。

とかいいながら、曲自体はヨーロッパのクラブでとくに人気があったようですが。このシンガーにとっても代表曲となっています。2000年代に入ってからの曲です。

2004年のアルバムから。19時ごろに。

【Aganjú (2004)】
ベベウ・ジウベルトは、ジョアン・ジウベルトの娘で、彼女もシンガーとして活躍しています。彼女の2枚目のアルバムからの曲で代表曲の1つ。ヨーロッパのクラブシーンなどで人気でした。アガンジュとはアフリカのヨルバ族の神話が起源の精霊だそうです。 

10月21日(水)
いい顔をして近づいてきて、騙そうとしたり、裏切ったり、そんな人間のことを歌った歌が 今日の1曲 です。1970年代のソウル・ヒット・ナンバーですが。

フィラデルフィア・ソウルの名曲にもそんな歌がありましたが、今日の曲はモータウンのヴォーカル・グループによるヒット曲です。彼らの唯一のトップ10ヒット曲なんですが。

この曲、モータウンのあのグループによってレコーディングされたのですが、リードヴォーカルの人がグループから脱退してしまったこともあって、別のグループに回ってきた、ということだそうです。

1971年のヒット曲。19時ごろに。

【Smiling Faces Sometimes (1971)】
先にテンプテーションズがレコーディングしたのですが発売されず、こちらのアンディスピューテッド・トルースのバージョンが出て、全米3位になるヒットとなりました。結局この曲が彼らにとっての唯一のメジャーなヒット曲となりました。 

10月22日(木)
今日の1曲 は今年出たあのアメリカの人気女性ジャズ(なのかどうかは諸説ございますが、出てるレーベルがね 笑)シンガーの最新アルバムに収録されている曲なんですが。

実はこのたび、その楽曲と日本のある有名な○○○がコラボしてですね、公式のミュージックビデオが発表されました。そのバージョンが #今日の1曲 でございます。

観るとウルウルしちゃう年代の方もいるかとおもうんですが(私なんかもそんな歳です)、そういう人は、1回観ただけだと音楽が頭に入ってこないかもしれません(笑)

今年6月に出たアルバムからの曲です。19時ごろに。

【I’m Alive (2020)】
ノラ・ジョーンズの今年6月に出たアルバム『ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア』のデラックス・エディションの発売に合せて、なぜか『めぞん一刻』とコラボしたというMVがこちら。ちゃんとブルーノート・レコードの公式チャンネルから出てます。

10月23日(金)
今日の1曲 は元々モータウンのあの女性3人組のヴォーカル・グループのために書かれた曲で、書いたのはこれまたモータウンのスーパースターであるあの男性アーティスト(共作)でございました。

そういったかなり力の入った曲であったのですが、女性コーラス・グループは、元々中心人物だった人が脱退した後ということもあり、残念ながらアメリカではヒットせずに終わってしまったという曲です。

しかし、曲の良さに引かれたのか、これを当時人気だった白人女性歌手がカバーしてアルバムに収録しました。それが今日のバージョンでして、軽快で心地よい仕上がりになっています。

1978年のアルバムでした。19時ごろに。

【Bad Weather (1978)】 
メリサ・マンチェスターのアルバム “Don’t Cry Out Loud” に収録の曲ですが、オリジナルはダイアナ・ロス脱退後のシュープリームスのために書かれたスティービー・ワンダー他による曲。デヴィッド T. ウォーカー、リー・リトナー他が参加しています。 

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。