Twitter今日の一曲2020

Twitter「今日の1曲」連続投稿 2020.02.01 - 02.07

2月1日(土)
1970年代後半から80年代前半にかけて、ブリティッシュ・ニュー・ウェイブと呼ばれたジャンルがありました。ジャンルといっても、結構音楽性は色々だったりしますが。

今日の1曲は、そんなニュー・ウェイブの範疇に入れられるグループ(男性2人組)の大ヒット曲……のカバーです。

題名は勇ましい(?)ですが、曲調は静かで浮遊感のある曲です。それが今日のカバーではアコースティックギターで上手く表現されています。

つい最近公開された動画で、19時ごろに。

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【Everybody Wants to Rule the World (2020)】
オリジナルは全米No.1を獲得したティアーズ・フォー・フィアーズの1985年のヒットナンバー。10代(現在高校2年生)のフィンガー・ピッキング・ギター・アーティストとして今話題の西村ケントの演奏でどうぞ。 https://youtu.be/0ZII3Cu_Uo4


2月2日(日)
今日の1曲は、今をときめくあのビリー・アイリッシュ……による、マイケル・ジャクソンのヒット曲のカバーです。

マイケルのヒット曲、もちろんたくさんあるわけですが、ビリー・アイリッシュがカバーするならなるほどこれかな、という曲です。

1987年、同名のアルバムとともに大ヒットした曲ですが、最初プリンスをゲストに迎えて歌う予定だったそうです。結局取りやめになったわけですけど。

一昨年というから、まだビリー・アイリッシュ16,7歳の頃のカバー。19時ごろに。

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【Bad (2018)】
今年のグラミー賞の主要部門を独占したビリー・アイリッシュの “Bad Guy” ……ではなくて、マイケル・ジャクソン1987年の大ヒットナンバー “Bad” のカバーです。ビリー・アイリッシュらしくスローでダークな感じ。ギターを弾いてるのは兄のフィニアスですね。 https://youtu.be/Pv6Rt2x6kPg


2月3日(月)
「カッコいい」という意味で使われるスラングに “Hip” という言葉がありました。今ではもはや死語ですけどね。今日の1曲はそんな言葉が使われていた1970年代のファンクナンバーです。

使われていたといっても、曲のタイトルからして、その頃にはすでに廃れ始めていたのでしょうけどね。言葉の変遷というのは目まぐるしいですよね。

で、曲のほうですが、それこそ「腰」にグッとくるファンクナンバーです。特にこの曲のベースのリフはビンビンくる感じですね。

1973年のナンバーです。19時ごろに。

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【What Is Hip (1973)】
タワー・オヴ・パワーの3枚目のアルバム(“Tower of Power”)からのシングルカット曲。何がヒップか?って聞かれてもこの曲のベースのフランシス・“ロッコ”・プレスティアのリフよりヒップなものはそうはないかもしれない、って感じですが(笑) https://youtu.be/oAatPPEaZDA


2月4日(火)
バート・バカラックの曲、いわゆるバカラック・ナンバーというと、とくに1960年代はディオンヌ・ワーウィックの歌ったものが多いですよね。今日の1曲も元々はワーウィックの歌ったヒット曲ですが。

このヒット曲を別のソウルミュージシャンがカバーしたのが今日の1曲です。かなり野心的(?)なアレンジになってまして、最初ちょっと聴いただけでは、バカラックのあの歌だとは思わないくらいのファンキーでシンフォニックなアレンジになってます。

なんせ、イントロが長くて、計ってみたら2分強ありました(笑)今ならtl; dlとか言われそうではあります。出た当時はそこそこヒットしたのではありましたが。

1969年のカバーでした。19時ごろに。

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【Walk On By (1969)】
オリジナルはディオンヌ・ワーウィックが1964年にチャート6位に送り込んだハル・デイヴィッド/バート・バカラックの曲。それをアイザック・ヘイズがファンキーなアレンジでカバーしたバージョンがこちら。こちらもチャート30位にまで上りました。 https://youtu.be/DFdR2LLM3bY


2月5日(水)
ベーシストに Nathan East という人がいます。日本では「ネイザン・イースト」と書かれることが多いですが、この th は濁らないと思うんですけどね?姉さんみたいに響くからですかね?ま、いいんだけど。

エリック・クラプトンなど多くのミュージシャンと共演している人気ベーシストですが、自らリーダーとしてアルバムを出したりもしています。

今日の1曲はそんな彼のアルバムにも収録されているスティービー・ワンダーの名曲です。今日はそれをライブでやった時の映像で。

2015年1月のステージでした。19時ごろに。

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【Sir Duke (2015)】
スティービー・ワンダーの名曲をベーシストのネイザン・イーストがカバーしたバージョンです。イーストは2014年のアルバムにこの曲を入れていましたが、動画は翌年のNAMMショーでのステージでの演奏です。キーボードにボブ・ジェームズがいますね。 https://youtu.be/SoVTBWbIFVU


2月6日(木)
1970年代初頭人気のあったバッドフィンガーというイギリスのロックバンドがありまして、彼らはあのアップル・レコードからデビューしました。彼らが世界的な人気を得たのはその2枚目のアルバムによるところが大きかったようです。

特にこのアルバムに収録された「ウィザウト・ユー」は、ハリー・ニルソンと後にマライア・キャリーがカバーして大ヒットし、他にも80以上のアーティストにカバーされています。そして彼らにとっても初の全米トップ10にチャートインしたあの曲も収録されています。

いわゆる「パワーポップ」のごく初期の例だという人もいるこの曲、 今日の1曲はそんなわけでその曲……のカバーバージョンです。つい昨年、ロックの殿堂入りしたばかりのイングランドのハードロック・バンドによるカバーです。

オリジナルは1970年から71年にかけてのヒットでした。19時ごろに。

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【No Matter What (2005)】
ビートルズの弟分的なバンドとしてデビューしたバッドフィンガーの2枚目のアルバムからシングルカットされたヒット曲(1970年)で、作詞作曲はピート・ハムでした。このデフ・レパードのカバーは、2005年にシングルとして発売されています。 https://youtu.be/1c5nbCO0zWc


2月7日(金)
今日の1曲はあの怪獣映画のサントラのためにレコーディングされた曲です。といってもハリウッド制作のやつですけどね。曲はシングルカットもされてヒットしました。

歌と演奏はイギリスのアシッド・ジャズの人気バンドです。といえば、まああのバンドが思い浮かびますよね。この曲自体はかなり低音の効いたエレクトロニックなファンクナンバーです。

まあ、怪獣映画のサントラですからね。ヘビーなベースのリフがビンビン響く感じの曲でございます。

1998年のヒット曲でした。19時ごろに。

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【Deeper Underground (1998)】 
1998年の映画『GODZILLA』(ハリウッド制作のゴジラ映画)のサウンドトラックに使われたジャミロクワイの曲。映画の評判はあまり良くなかったのですが、この曲はヒットし全英チャート1位になっています。ベース(?)のリフが耳に残りますね。 https://youtu.be/WIUAC03YMlA

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。