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人をこよなく愛し、つながりを大切にする博多激辛会CEO竹下章太郎さん

ご自身は辛い物が苦手でありながらも、博多激辛会を発足しCEOを務められる竹下章太郎さんにお話しを伺いました。

プロフィール
出身地:福岡県
活動地域:福岡県全域
経歴:1998年パコラ入社 トータルソリューション部課長
2014年6月 博多激辛会CEO就任
座右の銘:意志あるところに道は開ける

「出会いのアーティスト、御縁のプロデューサーになりたい」

Q.今後はどのような夢やビジョンをお持ちですか?

竹下さん(以下竹下、敬称略):いいものを持っていながらも生かしきれていない中小企業の力を生かせるよう、何かしらサポートをしたいと思っています。
世の中の約95%を回しているのが中小企業であるにも関わらず、大手企業と比べて人・物・金が揃っていない中で、そんな状況でも頑張っている。
本当に良い物をつくられて、素晴らしい社長がたくさんいる。それなのにうまく発信できず縮小したり終わってしまう。それは非常に勿体ないし、そこを頑張らないと今後日本が良くならない。そこで、私が今まで培ったノウハウや人脈を活かし体系化して少しでも役に立てたら、この世に生を受けた意義があると思っています。コンサルタントになりたいわけではなく、よくしたい。自分の力じゃできないことも、人の力を借りたらできることもあるので、御縁のプロデューサーになれたら嬉しいですね。
50歳を区切りに人生設計をフォーカスしていきたいなと思っていて、そこから自分の組織や会社を持てたらおもしろいって思っています。

記者:まさに縁繋ぎ役ですね。人が大好きな竹下さんにピッタリです。

Q.その夢に対して、どんな目標や計画を立てていますか?

竹下:色々思っていることはあって、その中でも省力化に取り組めることです。これから人が減っていく中で、少ない人数で多くが回る仕組みをつくれるか、1日1つでもネタを増やしていけるようしています。
例えば私は小さい頃からITやパソコンが好きで、パソコンやインターネットを使ってどれだけ小さい力で大きなことができるのかに関心があります。
AIやロボットにも関心があるので、会社の中にそのような事業部をつくろうかとも検討しているんです。
また、企業様のいいところをいかに発掘してブランド化し打ち出せるかを考えています。テクノロジーを活用し少ない力で多くを回す、そして今ある価値を最大化することができるよう日々考えていますね。
もともとは「人」が集まって出来ているものなので、アナログとハイテクをマッチングして何か新しい価値付けができないかを考え、そのために人に会いに行くようしています。

博多激辛会の誕生背景も、Facebook始めたときに、面白いことをしてみたいと思ったからです。カレー屋さんで辛さ20倍のカレーをみて、誰が食べるのかと思って、これを食べたい人は本当に頼めるのか、一緒に食べる人がいたらもっといいのではと思ったんです。
機会があれば人はやりたいのでは、自分は辛いの苦手だけど。それで喜ぶ人がいるのなら、人が集まるきっかけをつくりたいと思ったんですよね。
2014年6月に第1回を開催し、18人が来てくれました。開催の度に人が増えていって、今ではメンバーが約600名にまでなりました。
リピーターも多く参加者も喜んでくれていて嬉しく思います。

記者:確かに「きっかけ」を求めている人は多いと思います。それにしても博多激辛会すごい人気ですね!

Q.その目標や計画に対して、現在どのような活動指針を持って、どのような活動をされていますか?

竹下:誘われたことは基本断らないようにしています。自分が損をしてでも相手に損をさせない。自分のことを後回しにして、子どものために先にやってくれる母の姿を見てきたので、そのようにすることが良いことだと無意識ながら思って育ったんでしょうね。
小さい頃から人を喜ばせることが好きで、人前に出るより楽しませて喜ばせることが好きだったんです。
でも自分には芸もないし、その分しっかり考えて企画するんです。
どうせやるなら中心にいた方がしっかり取り組めるので、学生時代も部活のキャプテンや生徒会長をやってきて、会社でもよくイベントを企画します。
何かやるときは自分から率先してやることをずっと大切にしています。

記者:まずは自分が背中を見せる部分、しっかりお母様から受け継がれていますね。とても大切なことだと思います。

Q.そもそも、その夢を持ったきっかけは何ですか?そこには、どのような発見や出会いがあったのですか?

竹下:実は私、大学で2浪2留しているんです。二十歳で大学に入って、超挫折人生だったんですよね。進学校行っていたのに落ちぶれて、周りの人達はどんどん偉くなっていくのに自分は何をやっているんだろうって。
最初はトラックドライバーとして働き、給料も良く稼いだお金は車と遊びに全部つぎ込んで、満足ぶっていました。でも、こんな人生でよかったのかと思うようになりました。何か動かないと門が開かないと思い、心理カウンセラーの先生に相談しに行ったんです。そこで「あんたみたいな若い人は型にはまったらいかん!プラス思考で生きろ!笑顔がいいから笑顔を生かせ。」と散々言われて、その週にトラック運転手を辞めてスーツを着る仕事に就くことを決意したんです。
そこでたまたまチラシが入っていたパコラに母からの勧めで応募し、採用されたんです。その時に、流れに乗って生きるのも悪くないかなと思い、何か他にやりたいことやいい仕事が見つかればそっちに行こうと思ってたのですが、そのまま今21年目になります。今の仕事が人の縁の大切さを教えてくれました。
困っている人がいたら、自分からまず親切にする大切さを学び、人のことで尽力できる大人になりたいと思えたんです。

記者:その場で決めて行動まで移すとは、凄い決断力と行動力ですね!

Q.「人を喜ばせることが好き、人の役に立ちたい」という背景には何があったのですか?

竹下:20代の頃までは自分が得することを優先してきました。
それだと瞬間の喜びはあっても、あとに残るものが無いんですよね。
尊敬して長く付き合いたいと思う人の共通点は、まず周りの人を喜ばせていて、自分もそんな大人になりたいという憧れが30歳くらいの時に芽生えたんです。
10年くらい前にコンサルタントの先生に「計算をするな!」と言われました。それを言われてハッとしたんですよ。何か守るものがあるわけでもないのに、何を天秤にかけて考えているんだろうと変な迷いや打算が無くなったんです。損することも増えたかもしれないけど、吹っ切れたなりに生きていけば、精度も上がってくるだろうと。そこを信じて生きています。
これに気付かなければ、計算して生きる偽善野郎だったかもしれないですね(笑)自己研鑽だけは研ぎ澄まして生きていきたいです

記者:言われてみれば日々何かしら無意識に計算ってしてしまいますよね。打算がなくなる人生は本当に迷いがなくなる気がします。

その素直さは竹下さんの最大の武器ですね。本日は貴重なお時間をありがとうございました!

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竹下章太郎さんの活動、連絡については、こちらから

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編集後記
記者を担当した荒牧(写真右)と相良(写真中央)です。
竹下さんの「人を喜ばせたい」という気持ちは、本日のインタビュー中の会話の中にも溢れ出ていました。
竹下さんのこれから益々のご活躍とご健勝をお祈りいたします。

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この記事は、リライズ・ニュースマガジン “美しい時代を創る人達” にも掲載されています。

「1日でも1秒でも早く日本のロックダウンを要求する1000万人の署名を求めます!!」に賛同いただきました。


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