あきら

日々考えた事を残していきたい

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最近の記事

時間をかけた長距離移動があまり苦じゃなくなってきた

 1時間の移動がとっても辛かった。ずっと座っているだけなのに,電車に揺られて同じ空間に居続けるのが苦痛だった。今となっては何がそこまで苦しかったのかよくわからなくなってきた。これが歳をとるということだろうか。  熱海から西に向けて出発する普通電車はほとんどが静岡行き。その日は浜松行きか豊橋行きしかなかった。いつもは静岡と浜松で乗り換えないといけない豊橋まで乗り換えなしで行けるのだ。しかし,時間はかかる。電車に揺られること約3時間。無事に豊橋に辿り着いた。意外と苦痛ではなかった

    • 若さには勝てないらしいからこれからは負け続け

       すごいライブを見た。彼女は先日17歳になったばかりだ。誕生日イベントとも言えるライブは,彼女を初めて見る人たちをも圧倒していた。そして,その熱量はまた影響を与えていき,次の世界に繋がっていくことだろう。  三連休初日の下北沢は,予想に反することなく多くの人で賑わっている。慣れた足取りの人もいれば,人波に流されている人もいる。みんなそれぞれの想いを持って歩いていく。別に歩行者天国になっているわけではない。車が可哀想だ。  渋谷にはすぐに移動できる。京王線の改札からハチ公前に

      • 何がきっかけかは分からないけど彼の作品は好きだ

         初めて村上春樹の作品を読んだのは高校の現代文の時間だった。どんな作品だったかはよく覚えていないけど,なんだか実体の掴めない文章を書く人だなと思ったのは覚えている。父がよく村上春樹の作品を読んでいたので,その名は知っていたが,作品との出会いはこれは最初だった。  それから,よくわからないけれど興味を持って本屋で1冊の本を手に取ってみた。冒頭の文章から語彙力を見せつけられているかのような文章が続いた。表現力がすごいことはよくわかったが,やはり実体は掴めなかった。  大学生になっ

        • 17って年齢かアイスって感じがするよね

           これは日本特有の文化なんだろうけど,高校生は輝いていて,特に17歳は人生で最も輝いてるって思われている気がする。自分が17歳の時は部活かAKBしかなかったな。今思い返しても輝いていたとは思えない。  駅にアイスの自販機があるとなんだかテンションがあがる。それは大体セブンティーンアイスだ。そのせいで17を見るとアイスを思い出す。昔,プール帰りによく食べていた。値段を見てみると随分と高くなったもんだ。  ぼくの誕生日は17日だ。それでも17を見た時に誕生日には繋がらない。なんと

        時間をかけた長距離移動があまり苦じゃなくなってきた

          大体の不具合はとりあえず再起動させたらいい感じに直る気がしてる

           音楽の力は偉大みたいだけど,自分には音楽のセンスなんかない。なんか楽器が弾けたら良いななんて考えているだけで,練習しようともしないから弾けるようになるはずもなくって。  ネット社会の充実は,利便性の向上とともに見たくないものまでどんどん目の前に現れるようになった。ずっとずっと離れているのに,目の前で嫌なことをされた気分になる。それなのに隣人の好意みたいなものにはまったく気がつけなかったりする。自分の生活は大失敗だらけだし,別にそれは結局どうにかなるんだけど,成功例の見本市み

          大体の不具合はとりあえず再起動させたらいい感じに直る気がしてる

          夢の中のことを記憶が鮮明なままのうちに残しておきたいんだ

           これは夢の記録。眠っている時に見る夢の方である。自分の潜在意識の現れなのか,目覚めてから思い出すとかなり気持ち悪い。  順序なんてもんは覚えていない。女の子の友達と手を繋いていた。彼女は既婚者だったな。目を覚ましてから思い出した。何だかやたらと距離が近かった。ただそれだけで,身体的な交渉があったわけではない。おしゃれな感じの落ち着いた店で酒を飲んでいた。4人がけのテーブル席。友達と私は横並びで座り,向かいには2人組の外国人旅行者が座っていた。4人でテーブルを囲み酒を飲んで

          夢の中のことを記憶が鮮明なままのうちに残しておきたいんだ

          酒飲んで帰ってきてしんどいなと思いながら寝たら酒飲む夢見た

           まさか「砂ずりのガーリック炒め」がこんなにおろしニンニクまみれだなんて思わないじゃないか。私はもう口臭のことなんか諦めて,沖縄料理屋では島らっきょうを注文した。  明日の予定は特にないけど,早起きできたら美術館にでも行こうかなと考えていたんだ。その日はいつもより早く職場から出られたから時間はたくさんあった。とりあえず1人で家にいるのは寂しいし,まだ見ぬ誰かと話せたらいいなと思って外に出てみた。30代男性がそんなこと考えている時点でかなり気持ち悪い。  人材の紹介では,ひと

          酒飲んで帰ってきてしんどいなと思いながら寝たら酒飲む夢見た

          社会人になると卒業シーズンとか関係ない

           卒業式。人生で4回経験した。小学校からの卒業は結構覚えている。初めての卒業式。私は転校していたので小学校は3校目。3年ちょっと過ごした場所。周りが泣いているのがよくわからなかった。卒業したって小学校は我が家の目の前にあるし,ほとんどの友達は同じ中学校に進学たのだった。  中学校の卒業式。これは特に印象に残っている。特殊な環境だったから,高校受験と時期が重なり,何人か欠席していた。私の前に呼ばれるはずの子もいなかった。卒業後はみんなバラバラになった。世界中に散らばった。ドイツ

          社会人になると卒業シーズンとか関係ない

          個人的な一大イベントの前にドーナツを食べるなどする

           遠足の前の日はなかなか眠れないもの。そんなこと関係なく,体の疲れが睡眠を求めている。示された労働条件以上の業務を当然のように課され,周囲はなにも疑問を抱かない。抱いたところで仕方がないことをみんな知っている。奉仕者の環境を変えるには戦う相手が大きすぎる。  朝は不思議と早くに目が覚める。それは,仕事に特化された体のシステム変異ではなく,季節の移り変わりによる日の出の早さが原因だ。起床予定より2時間も早く目覚めてしまった。二度寝はなかなかできない模様。年齢を感じざるを得ない。

          個人的な一大イベントの前にドーナツを食べるなどする

          静かなる新幹線ホーム待合室

           3連休初日,新幹線ホームは混んでいた。そのぞみ乗車の人が多い中,こだまの自由席はかなり空いているようだ。ただ、こだまは本数が少ない。20分は待たないといけないようだ。  最近新幹線車内でのワゴン販売は終了した。慌てて飛び乗った新幹線で飲み物や食べ物を買うことができないのだ。そして,新幹線名物とてもかたいアイスクリームも車内で購入することはできない。ぼくは車内で購入するコーヒーが好きだった。  車内販売がなくなった代わりに,ホームの自販機が増えた。1つはアイスクリームの自販機

          静かなる新幹線ホーム待合室

          新しい仕事を始めたら悪夢を見るようになった

           1つ目の悪夢は,殺されかけた夢。  よくわからない部屋に通された。扉を抜けて部屋に入ると正面に大きい窓。外が見える。その窓の隣には扉があって外に出られた。多分。  また同じ部屋に通される。窓の向こうには怪しい人たち3人ほど。部屋には私を含めて人間が4人。互いに面識はない。多分。  気がつけば部屋にはガスが充満していた。どんなガスなのかはわからない。1人倒れた。私は咄嗟に低い姿勢をとった。なんでそんな動きをしたのかはわからない。匍匐前進で入ってきた扉から外に逃げた。怪しい3人

          新しい仕事を始めたら悪夢を見るようになった

          別にちゃんと働いていないのに一丁前に休日を謳歌している

           ずっとやりたいなと思っていたことや行ってみたいと思っていたところ,たくさんあるけど,気がつけば時間ばかりが過ぎている。今日もこのまま布団の上で時間を過ごしてしまうのかなと思いながらも動けない。社会人の休日の大半はこんなものだと思う。  独身だし,金がない。1人でいる時間がかなり増える。お金を使う行為をそんなにしていない気がするのに,気がつけばお金はない。日本で生きていくためには,呼吸していたらお金がなくなるみたいな感じ。そうは言ってもぼくは比較的恵まれている方。もしかすると

          別にちゃんと働いていないのに一丁前に休日を謳歌している

          良くも悪くもないことがほとんど

           淀屋橋のホームに降りると,すでに電車が止まっていた。ひとまず快速急行に乗り込むと急激な眠気が襲ってきた。借りてきた本を読もうと思っていたが,仕方ない。目を閉じて眠ることにした。  どこかで乗り換えないといけないのはわかっていた。ふと目を覚ますと電車は停止し,向かいのホームには普通電車が止まっていた。ここがどこだかわからないけど乗り換えることにした。  乗り換えた駅は香里園。枚方市行きの普通電車だった。全然目的地まで行けない。それはそれでいいかと思いつつ,再び眠りについた。

          良くも悪くもないことがほとんど

          狭い部屋で垂れ流して

           いくら生きていても人見知りなものである。人と関わっていかないと治らならしい。現代で人と関わっていくことは,案外難しい。気がつくとまた同じ人と話している。私にはこの人しかいないのに,その人の向こうには数え切れないぐらいの人がいるんだろう。予定が合わなければ私は1人だ。  一人暮らしの部屋は狭い。1人でいるのには十分だけで,1人でいるしかない広さだ。そんな部屋が1フロアに8個ほど。みんなそれぞれの孤独が8個あるのだろう。だからみんな外に出る。外は外で,外殻のない孤独がせめぎ合っ

          狭い部屋で垂れ流して

          今年はじめての休日を迎えた感じがした

           久しぶりに朝から用事のない日は,気がつけばお昼ごろまで転がっている。布団の中にいれば,お金はかからない。この空間自体に家賃が発生していることを除いては。  仕事をしている自分と,こうして横になっている自分は,まるで別の人間である。少なくとも私のことをよく知らない他人にはそう映るだろう。私自身も,正直自分のことはよくわかっていない。いずれ俯瞰して,こんな自分を見る機会があれば,別の人間と感じるだろう。  新しい職に就いてから2週間。そこまで一生懸命働いていないけれど,慣れな

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          日常

           奈良線はいつも乗客が少ない。京都ー稲荷間を除いては。  元日,私は京都駅に向かっている。広々とした車内は稲荷からぎゅうぎゅうになる。元日は言わずもがなである。  端っこに追いやられた私の前にはおじいさん。その向こうにカップルと思わしき男女がいた。私の目線の先の2人は仲良さそうだ。こんなに押し込まれていなくても,ずっとくっついているんだろうな。  2人は楽しそうに話している。今にもキスしそうな距離だ。そんなことを考えていたら,キスをした。日常のような光景ではなかった。でも,