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鎌倉殿の13人 全話感想

⭕ 21世紀の吾妻鏡

◻️ アニメ平家物語より諸行無常かも

▲ 令和の三谷幸喜作品でもあり大河ドラマ

○ 義時死すけど、修羅は終わらない

⭕ 中世という時代を見直して

 大河ドラマとしてはなかなかの大当たりな作品がこの鎌倉殿の13人でもある本作ですかね。

 本作は、まさに三谷幸喜さんが証言者(それは言いすぎか?)のように描いたのが鎌倉殿の13人でもありますし、まさに21世紀の吾妻鏡でもありますから、大河としては異質だったのではないですかね。

 主人公もそうなんですけど、北条義時というかなりマイナーな部位に入る歴史的な人物かなと思いますね。

 こういうのは、義経が主人公を占めていますから本作が、マイナーな人物であっても三谷さんが主人公として描いてしまいますから凄いなと思いましたし、こういう人物の研究が進んでいくのは間違いはないかなと思いますね。

(確かに、大河にも功罪はかなりあることは間違いないですけど、それでも功績もあることは間違いはないですかね。)

 アニメ平家物語も諸行無常を描いていましたけど最後は救いがあるラストで良かったですけど、一方この鎌倉殿の13人は、徹底的に救いの無い話でもあり、義時の最後も寂しいものでしたから鎌倉時代は本当に、悲惨だと分かりましたね。

 しかも、それも身内同士で粛清し合いますから余計にやばかったなとは思いました、三谷さんがもそこは避けなかったから良かった。

 三谷さんの大河は確かに、ギャグなどの脚色はありますけど、シリアスなシーンはちゃんと描いていますからそれは好感持てるなと思いましたし、だから評価も高いかなと思いましたね。

 新撰組も真田丸も評価が高い理由も分かりますし面白い理由も分かりますね。

 けれども、この先義時は確かに鎌倉を守ろうと翻弄して無くなってしまいましたけど、それでもこの先を見れば見るほどやはりこの先もやはら争いはなくならないし、しかも最後は同じ坂東武者によって滅ぼされましたから皮肉なものでもありますね。

 これも、因果応報なのか?そうしか思えなくなってきましたね。

 なぜ、今中世が注目される理由が何となく分かるような気がしますね、同じく諸行無常な時代でもあり変わりが早い時代でもありましたからね。

 こういう変化が早い時代こそが、現代ですけどだからこそ注目されても仕方がないかなとは思いましたね。

 というわけで、この一年間は追いかけて良かったなと思いましたね。

 スタッフの方々、そして俳優陣皆様には感謝しかありません。

 また、三谷さんには大河の脚本を勤めてほしいなと思いましたね。

これに近いかな(笑)

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