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「MNP」を利用したことがありますか?

いきなりですが、「MNP」という言葉を知っていますか?

「MNP」とは、「Mobile Number Portability」の略語です。
電話番号はそのままで移転先の携帯電話会社のサービスをご利用できる制度(携帯電話番号ポータビリティ)です。

この制度は、平成18年10月24日から実施されているんですが、皆さんは利用したことがありますか?

MNPを利用した人の割合は、「24.6%」

MMD研究所が2023年2月に18歳~69歳の男女40,000人を対象に調査を行いました。

MNPの利用経験が1回でもある人の割合が、24.6%という結果でした。

MMD研究所「2023年2月通信契約サービスに関する調査」

そして、「全く知らない」という人が41.6%もいることもわかりました。
平成18年から始まったこの制度も約17年が経過して約半数の人が知らないというのも驚きです。
このHPでみる限り、年齢別のデータが記載されていないのでどの年齢層で、知らない人が多いのかはわかりません。

そして、キャリア別で見ると、やはり大手3大キャリアのユーザーでの
「全く知らない」という人の割合が4割超と多い結果です。

MMD研究所「2023年2月通信契約サービスに関する調査」

このような人たちは、ずっと同じ3大キャリアをつかっている人たちだと思われます。
そして楽天モバイルは、半数の人がMNPで移行してきたということがわかります。

3大キャリアの利用料金は高いですよ?

これもMMD研究所が調査したデータより引用しますが、
「2022年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」で各キャリアごとの平均利用料金の調査結果がでてました。

月々の携帯料金の支払い、平均金額(通信+通話+端末)は
大手4キャリアが8,913円
Rakuten UN-LIMITを除いた大手3キャリアが9,526円
オンライン専用プランは6,478円
キャリアサブブランドは5,072円
MVNOは3,889円
MMD研究所「2022年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」
MMD研究所「2022年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査」

3大キャリア(docomo・au・Softbank)を使っている人の平均利用料金が圧倒的に高いことがわかります。

まとめ

携帯電話は、docomoやau、Softbankの3大キャリアだけでなく、楽天モバイルや3大キャリアのオンライン専用プラン(ahamo、povo、LINEMO)やサブブランド、うちの娘が契約している、mineoなどのMVNOと呼ばれる携帯会社など様々な安い料金プランがあります。

当初、MNPをする際に抵抗があった、「キャリアのメールアドレスを変えたくない」という問題も手数料を払うことで、他の携帯会社に持ち運べるようになりました。
しかも、スマートフォンはGoogleのAndroidとAppleのiphoneの2種類ですから、どちらもメールアドレスを作ることが可能ですので、そこまでこだわる必要はないのではないでしょうか?

2017年のデータですが、年収が高いほどMVNOなどの格安会社を使っているデータがあります。

年収が高い人も低い人も同じスマートフォンを使って、同じような使い方をしていると思います。
MNPを使って携帯代を安くして、浮いたお金で外食などをする方が気持ちいいお金の使い方だと思いませんか?

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