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「eMAXIS」と「eMAXIS Slim」は別物ですよ!

コロナショックからずっと右肩上がりの相場で投資を始めてみようかなと思っている人もいると思います。

投資を始める際に、一番最初に悩むのが銘柄選びだと思います。

個人的に一番参考になるのは、
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year」ですね。
投信ブロガーが投票をして1年間でよい投資信託を選ぶイベントです。

2020年のランキングはこちらです。

第1位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
第2位: <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
第3位:バンガード・ トータル・ワールド・ストックETF(VT)
第4位:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
第5位: ひふみ投信
第6位:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
第7位:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
第8位:eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
第9位:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

第10位:農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね

上位10位のうち半分を「eMAXIS Slim」が占めています。

それを見て、口座を開いている近くの銀行で販売している、「eMAXIS」を買うのはちょっと待ってください!

実は、「eMAXIS」と「eMAXIS Slim」は名前が似ているようで全然別物と言ってよい商品なのです。

第7位の「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」と、
某銀行で販売している、「eMAXIS  先進国株式インデックス」を比較してみます。
比較した表はこちら

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どちらとも同じ投資対象に投資する商品ですが、
信託報酬が、ぜんぜん違います。
信託報酬は、保有しているだけでかかる費用ですので、数字が低い方が確実にお得です。
その結果、過去3年の平均リターンに違いがでています。
3年でこれだけ違うのですから10年、20年と保有していくともっと差が開いていくことは間違いありません。

投資信託を選ぶ際には、同じ投資対象の中で一番安い手数料を選ぶのが将来のリターンを増やすための絶対条件になります。

「eMAXIS  先進国株式インデックス」は銀行が主に取り扱っているのでどうしても手数料が高くなってしまいます。
以前、このnoteでも書きましたが、投資商品は絶対に銀行で買うことはやめましょう。


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