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「自分を大事にすること」について改めて考える

この数週間、私にしてはとても忙しく、なんだか変だぞ、休みたい休みたいと毎日思っていました。

その理由には心当たりがありました。報酬がよかったこともあり、苦手な仕事を引き受けたのです。この仕事のことを考えると気分が重くなり、仕事をしていても「あとちょっとがんばれ、あとちょっと・・・」という感じで、まわりにはトゲトゲしていたと思います。家族よ、ごめん。。

先週、まだ忙しさはのこっているものの、無事この仕事を終えて、報酬をいただいて、ひと段落ついたところです。仕事をいただいたことはとても感謝しています。ただ、得意な仕事ではなかったんですよね。

仕事を終えて「疲れていたんだなあ」と気づきました。「がんばれ、がんばれ」だけでなく、自分をねぎらわないといけないとも思っていたのでしょう、YouTubeでおすすめで出てきたスペインのピラティスの先生 Noriko さんの動画や、実業家で作家の本田晃一さんの動画を見て(いっぱいあってどれだか忘れてしまいました・・・)、「自分を大事にすること」について改めて考え始めました。

特に下の動画の10箇条の3つ目「自分のために時間とお金を使う」。そう、使っていいんですよ。

これまでも、自分の意見は言って、食べたいものは食べて、自分のことを大切にしていたとは思うのですが、もう一歩進んで考え直しました。子供や友人が同じような状況だったら「がんばったね」「1日がっつり休みなよ」と言うと思います。あと「お金も大事だけど自分も大事だよ」とも。

迷った時に「子供には私は何て言うかな?」というのはよい問いだと思います。今日は歯医者さんに行く予定はあったものの、それ以外の時間はあけてあり、帰り道、中央駅でご飯を食べて帰るか、急いで家に帰って自分で作るか一瞬迷いました。子供が「寒いしお腹減ったしご飯食べて帰りたい」って言ったら食べて帰るだろうなと思い、オーガニックのチェーンレストランで冒頭の写真のグリーンカレーを食べて帰りました。10ユーロ、1600円は今のドイツでは標準価格ですが、決して安くはありません。自分で作ったらそれこそ1、2ユーロ。でも、ね。温かいご飯が心と体に染みて、いい決断だったなと大袈裟ですが思いました。

詰め詰めでがんばって、犠牲感いっぱいになるのは、たとえお金がもらえたとしてもいいことでもなんでもありません。時間を売っている感覚が嫌でした。今回は幸い無事仕事を終えることができましたが、何か起こっても不思議ではなかったし、そうなったら大きな後悔をするだろうなと思いました。

お金も大事だけれど、自分はもっと大事。時間も大事。健康も大事。子供が疲れていたら休もうというし、何かを食べたいって言ったら食べようと言うと思います。それなら自分にもがんばったねと言って、休ませてあげよう。

ていねいに楽しくできる仕事と量を見極めて、自分を大事に生きていきたいと改めて思いました。

みなさんもぜひ自分を大事に!

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