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ドイツ・ライプツィヒ、地産地消の楽しさ

3年前から地元のマーケットで、食に関するプロダクトや、ビーガンの食事を提供しています。昨日はキッチンで一人黙々と先月仕込んだ紫蘇酢を加工して、紫蘇シロップを作って、ボトルにつめていました。

紫蘇シロップのボトルたち

年末にマーケットのお客さんにゆかりを作って渡したら喜んでもらえるかなと思い、紫蘇酢から引き揚げた紫蘇の葉の一部をオーブンで乾燥させました。

ゆかり用に乾燥させた紫蘇の葉

私自身、他の生産者から買い物をしたり、食事をしたり、プロダクトに使う材料を提供してもらったりしています。先週末は、マーケットのあと、いつもマーケットでお隣で出店しているお友達と、醸造所と陶芸家のオープンスタジオをはしごしてきました。

醸造所では試飲をして、生産設備を見せてもらって、お土産にカカオのリキュールと、地域の名産のお菓子をフィーチャーしたリキュールを買いました。

年に何度かマーケットでご一緒する陶芸家の女性のスタオジオでは、花瓶を買うはずが、ティーポットとスープ皿に一目惚れして購入しました。どちらも早速愛用しています。

ティーポット
ちょうどよいサイズのスープ皿

陶芸スタジオでは温かい飲み物をゲストに出していて、温かいリンゴジュースにアマレットをまぜて、生クリームをしぼったホットカクテルがおいしかったです。わいわいおしゃべりをしていたら、同じマーケットに出店している若手農家の家族が来たり。で、またわいわいして。

値段だけ見れば、スーパーマーケットに安い商品がいくらでもあるのですが、マーケットにはスーパーマーケットにはないおもしろいものがあるし、生産者が見える地産地消ってなんどもいえず楽しいし、温かい。異国の地でドイツ語もまだまだな私がそんな輪の中にまぜてもらえるって幸せなことだと思います。

地産地消は心の栄養といえばいいでしょうか。この年になって買い物というか、お金の使い方の新しい楽しみを学んでいる気がします。

この週末、地元でマーケットが開催されるという人はのぞき行ってみてはいかがでしょうか。なんなら出店してしまっても。私もまさか出展者側になるとは思ってもみませんでしたが、たのしいですよ!

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