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スリランカとゾウに思いを馳せて。 全国を駆け巡るユーザーさまへインタビューをしてみた話。

こんにちは、駐車場予約アプリ「akippa(あきっぱ)」広報の森村です。
このnoteを開いていただきありがとうございます!

今回、弊社の経営企画チームの井上がビジネスでakippa駐車場を(超)活用してくださっているユーザーさまへのインタビューを実施するとのことで、広報としてインターンの熊澤とともに同席させていただきました。
今回はそのインタビュー内容をご紹介します。


ご協力いただいたユーザーさま:
NPO inc.S.O.L.(Seed Of Lanka)
理事長
大下 敦子 さま

「ゾウ」と「歴史」を知ったスリランカ

井上:
本日は取材のご協力ありがとうございます!
よろしくお願いいたします。
早速ですが、NPOの活動内容について教えてください。

大下:
私がNPOの活動を始めたのは、スリランカのゾウとの出会いがきっかけでした。仕事でスリランカに関わる機会があり、現地にて省庁の大臣にお会いした時に、象牙を取るために親を殺された子ゾウが集められた観光施設【ピンナラワの象の孤児院】の存在を知りました。
大臣から「ここに居る沢山のゾウ達は人間のせいで野生には戻れなくなったのです。スリランカだけでなく日本でも世話をして欲しい」と言われたのですが、現在ワシントン条約の関係上、日本にゾウを連れて帰るのは非常に難しいということがわかりました。
日本でもゾウは動物園を代表する動物、日本に連れて帰ることができないことが非常に残念だと感じたことを覚えています。
そこからゾウに興味を持ち、帰国後ゾウについて色々と調べてみたところ、なんとこの10年間で日本国内8つの動物園からゾウがいなくなっていたことを知りました。

井上:
そうなんですね、それは驚きです。

大下:
天王寺動物園も「ラニー博子」が今年1月に亡くなり、現在はゾウがいない状態です。

森村:
知りませんでした。私が前行った時はまだいたのですが。ゾウってどの動物園にもいるイメージだったので衝撃です。

大下:
そうですよね。
その現実を知った時、もしかしたらこの先、日本からゾウがいなくなるかもしれないと思い、とても悲しくなりました。
子ども達に絵本の中だけではなく、本物のゾウを見せてあげたい!という思いで、まずは様々なイベントを通じて、日本の動物園の現状を周知啓発し、将来的にはゾウの国内繁殖を実現できるように活動を続けています。

井上:
素晴らしいですね。
イベントとはどのようなものでしょうか。

大下:
ゾウがいない動物園の空いているゾウ舎でクイズラリーを企画中です。将来的には例えばゾウ舎の檻の中にゾウの3D映像を映したいですね。
本当は本物のゾウを見せてあげたいところなのですが。

井上:
ゾウとの出会いの場となったスリランカについて教えてください。

大下:
私が初めてスリランカに行ったのは2011年でした。
当時、一般社団法人に所属しており、そこで子ども達に学用品などを授与する人のお手伝いをしていました。
27年間続いた内戦が2009年に終わり、海外の人がやっと安全に入国できるようになった時期で、日本から女性が来ることが珍しかったためか、いろいろなメディアで紹介していただく機会がありました。
そういう経緯もあり、政府の方々がいろいろな場所に案内してくださいました。その際にジャヤワルダナ大統領の博物館「J.R.ジャヤワルダナセンター」 に連れていってもらい、ジャヤワルダナ大統領のことを初めて知りました。
日本に帰国してから、スリランカやジャヤワルダナ大統領のことをすぐに調べました。

故ジャヤワルダナ元大統領について

1951年のサンフランシスコ講和会議にセイロン代表(当時蔵相)として出席し、「憎悪は憎悪によって止むことなく、愛によって止む(hatred ceases not by hatred, but by love)という仏陀の言葉を引用し、対日賠償請求権の放棄を明らかにするとともに、わが国を国際社会の一員として受け入れるよう訴える演説を行いました。この演説は、当時わが国に対し厳しい制裁処置を求めていた一部の戦勝国をも動かしたとも言われ、その後のわが国の国際社会復帰への道につながるひとつの象徴的出来事として記憶されています。

引用元:在スリランカ日本大使館HP
https://www.lk.emb-japan.go.jp/jp/contents/episode/episiodenew.html


井上・森村・熊澤:
知らなかった、、。

大下:
この頃スリランカを含む、アジアの多くの国が植民地となっていました。その国々から見れば、植民地とならなかった日本は「誇らしい存在」だったことがこの演説の背景にあります。
さらには、1996年11月1日にジャヤワルダナ氏が90歳で死去した際には献眼し、角膜の提供をされたのですが、
「右目はスリランカ人に、左目は大好きな日本人に。両国の未来を見て行きたい」との遺言により、左目は長野県の女性に移植されました。
この歴史を知った時、日本人としてこの事実を知らないことがすごく恥ずかしく感じました。そして同時に、多くの方に伝えていかなければならないと思ったのです。
日本の教育では教えていない、世界一の親日家について。

井上:
今回、私たちも知れてよかったです。

大下:
日本人でこの事実を知っている人って、実は少なくて悲しいんですよね。
鎌倉の大仏の脇に「ジャヤワルデネ前スリランカ大統領の石碑」があるのも知らないですよね、きっと。

熊澤:
気づきませんでした。

大下:
NPOの活動とともに、この事実を広めていきたいと考えています。

NPO活動においてakippaは欠かせない存在

井上:
ありがとうございます。
では、ここからはakippaについてお話を聞かせてください。
akippaを使い始めるときに不安や抵抗感はありましたか?

大下:
全くなかったです。スリランカに行くくらいチャレンジャーなので!

熊澤:
確かに!

大下:
先ほども少しお話ししましたが、私が滞在していた頃は、内戦後ということもあって、街の入り口にゲートがあり、ガードマンもいる比較的安全な地域にいたにも関わらず、自分がステイしていたところの4軒先で銃撃事件も発生していました。
護衛のために銃を所持している人も多かったです。
現在では仏教徒の人が多く、その教えに沿った文化が根付いてきているので、女性1人で歩いていても安全です。ストリートチルドレンもいないです。

井上:
そうなんですね。
ちなみに私がバングラディッシュに行ったときは、すごく物乞いが多くて驚きました。
akippaの駐車場はNPO活動でも使用しますか?

大下:
使用しています。営業活動で毎日いろいろなところに行くので助かっています。
電車で移動していたら資料が重くて大変で、、なるべく車で移動するようにしています。
今までは、事前に安いコインパーキングを検索していたのですが、調べても出てこないコインパーキングも多く、結局検索する時間や、現地で駐車場を探す時間がかかってしまっていました。
コインパーキングを検索しているときに、akippaを知って「これだ!」とすぐ登録してから、結果的に時間の省略に繋がったので本当によかったです。
あと、1日何箇所も移動するので、営業先に到着する直前で周辺の駐車場を予約することもあります。当日の10分前とかでもすぐに予約できるのは本当に嬉しいです。ありがとう!!

森村:
そういってもらえて嬉しいです!

井上:
お仕事で使われることがやはり多いのですね。
大体月にいくらくらい駐車場代を使っていますか?

大下:
akippaでは大体月3,000円〜4,000円でしょうか。
やっぱりakippaを活用することが一番多いので、駐車料金の7割ほどをakippaが占めていますね。
他のNPO法人の会議などに出向くときは専用駐車場がある所を選ぶので、費用はかかりません。

井上:
akippaをいろいろな場所で活用いただいていますね。
akippa駐車場がなくて困った場所はありますか?

大下:
徳島の動物園に仕事で向かった際には、akippa駐車場がなくて困りました。
あとは市外、例えば「枚方市」で検索した時、枚方駅周辺になくて困りましたね。

井上:
確かにあまり数はないような、、
いまPCで検索したところ、駅側に新しく貸し出しが始まっていますね!

大下:
本当だ!枚方に行く際は利用させていただきます。

井上:
最近、akippaで貸し出しを開始した大阪府住宅供給公社さまが管理運営する団地の駐車場ですね。ぜひご活用ください!
ちなみに大下さんは駐車場から目的地、どのくらいの距離までなら利用しますか?

大下:
だいたい徒歩5分圏内でしょうか。
営業資料など持ち運ぶものが多いので。

井上:
確かに荷物が多いと歩いて移動するのは大変ですね。
周辺にakippa駐車場がない場合は電車を利用されますか?
  

大下:
電車は駐車場がみつからなければ使うぐらいですね、使うとしたら荷物を減らす必要もあるので。
コインパーキングも、akippaを使い始めて使う機会が減りました。
満車でもキャンセル通知機能を活用したりしています。

キャンセル待ちをしていてもすぐに予約が埋まることが多いですが、機能自体はありがたいです。

井上:
キャンセル通知機能をご活用いただけて嬉しいです。
本日はいろいろとお話が伺えてよかったです。ありがとうございます。

大下:
とんでもないです。
akippaさんのおかげでNPOの活動ができているといっても過言ではないです。今後も活用させていただきます!

井上:
でも本当に素晴らしい取り組みだと思います。
この間、子ども達を連れて神戸の王子動物園に行ったのですが、小学校2年生の甥っ子がゾウを初めて見たと言っていて驚きました。日本でももっとゾウが身近な動物になればいいですね。
これからの活動、応援しています。

大下:
先ほどお話した【ピンナラワの象の孤児院】のゾウは人に育てられたゾウなので、自然界では生きていけません。現在47頭ものゾウがいますが、1頭年間で500万円~600万円という餌代がかかるので大変なんです。
スリランカのゾウを日本に連れてくることができたら一番ですね。

井上:
年間数百万円って、それもう森村さんのお酒代と同じじゃないですか。

森村:
本当ですね。
もうそれやったら1年間禁酒してそのぶん寄付しますよ。

熊澤:
それいいですね!

井上:
絶対無理でしょ。

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大下さんより取材後ゾウさんのステッカーをいただきました!
お手製だそうです。かわいい!!


ちなみに、、
仕事でakippa駐車場をご利用される際は、請求書払いが可能な法人契約もおすすめです!
ぜひご活用ください!

NPO inc.S.O.L.のfacebookページもありますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
本当に取材のご協力ありがとうございました!

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