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経営企画室長からCOOへ。akippaの新サービスを指揮した取締役COO【杉村大輔】

こんにちは、駐車場予約アプリ「akippa(あきっぱ)」広報の石川です。
いつもこのnoteを開いていただいてありがとうございます。

今回は、2016年8月にakippaに入社し、2019年2月より取締役COOに就任した杉村にインタビューをしました。就任してから企画を推進し、6月20日正式リリースをした「定期利用サービス」の裏側など、ざっくばらんに聞いてみました。

COOになり、見えないところが見えるようになった

石川:
杉村さん、今日はよろしくお願いいたします。
早速ですが、今どんなお仕事されているのか教えてください。

杉村:
肩書き上はCOOなのですが、今は実際にはCOOとファイナンスの対応という2つの役割があります。
COOとしては、akippa(会社)の事業全体を見ている立場なので、div長(部門長)に対してアクションの確認やディスカッションをして事業数字を代表の金谷に報告するのが主な役割です。
最近は、外部のアドバイザーの許直人さんとともに3カ年計画の策定もはじめました。

石川:
事業全体を見て、議論するとなると大変ですね。会議漬けなイメージがあります。

杉村:
自分が納得いかないことは絶対にやらないスタンスなので、納得するまでdiv長陣と議論し、納得した上で金谷に報告しています。
金谷に相談しながら、自分で判断していく感じで進めています。

石川:
ファイナンスの担当としては何をやられているのですか?

杉村:
発生ベースではあるのですが、突発的に発生するファイナンス(資金調達など)は、金谷や管理部長の西野と共同で進めています。
本当はCOOに注力したいところではあるのですが、突発的に発生しクロージングが求められるため、かけている工数は月によってまちまちです。
とはいえ今後はファイナンス担当からは外れる予定です。

石川:
COOに就任されてから約4ヶ月が経ちました。変化はありましたか?

杉村:
“気づき”がとにかく多かったですね。
経営企画室長の時は現場と間接的にしか関わっていなかったな、と今となっては思います。
今は、みんなの考えや悩みなど、見えること、考えることが変わってきたように思います。
逆に、現場に近くなっている分、俯瞰して見るのが難しくなりました。
akippaには個性豊かな人が集まっているので、全体バランスを意識しつつリードするように心がけています

石川:
全体バランスを意識しつつリードするというのは難しそうですが、それぞれ何割くらいがちょうどいいとお考えですか?

杉村:
フェーズによって違うと思っています。
今は「定期利用サービス」という新しいサービスができるタイミングで、現場に権限委譲しながら任せているので、バランス:リード=9:1くらいです。これを「Phase0」とすると、次の計画を立てる期間が「Phase1」で、そこでは5:5くらいまで戻していって、計画ができて実行に移る「Phase2」ではまた9:1に戻して任せていきたいですね。

石川:
なるほど。
計画段階ではリードをとり、計画の実行段階では全体感の調整をとる。
確かに、そうやってフェーズによって変えていくことでうまくいきそうですね。

杉村:
Phase0では、ボラティリティが高いのでコミュニケーションを密に取ることを意識しています。
Phase1に進む時に必要なのは「成功体験」。この「成功体験」がないと、ビジネスの成功確度が下がるとともに、人と人との信頼関係も築くのが難しいと思っています。

石川:
杉村さんの経験上で、「成功体験」の成功体験があれば教えてください。

杉村:
普遍的なものではないのですが、akippa社員は主体的な人が多いため、必要だったのは権限委譲だと思います。
形式的には職務権限表を作って、現場ではみんなに考えてもらうスタイルを取っています。社員が自ら考えて決めたことをやっていくので、面白いと思うんですよね。私の方で決めるのではなく、みんなに「どう思う?」と聞くようにしています
もともとそういうスタイルだったのもありますが、昨年まであった経営企画室の存在が大きいですね。
経営企画室には、いろんな部署から全員兼務でメンバーが集まりました。井上、塩尻、桜李、田中。みんな優秀でそれぞれやりたいことを持っていたので、やりたい人が実現できるようにしたい、というスタンスでマネジメントしていました。

石川:
みなさん、今もそれぞれ別の分野で大活躍されていますよね!

杉村:
井上は面白い話を次から次へと持ってくるし、塩尻はしっかりとサービスを走らせることができる。桜李は採用で大きく成果を出しましたし、田中も経営企画でプライシングをやったのがきっかけで注目を浴びている。
それぞれの個性を引き出せていたと認識しているのですが、COOになったことで全社にそういう仕組みを導入できたと思います。
どれも自然な流れで発生したので、無理なく自然にシフトできるんですよね。そういうことを汲み取ってうまく流れに繋げるのが私の役割なんだなと気づきました。

石川:
たしかに、当時の経営企画メンバーの考えで始めたことが、今のakippaの強みとなっていますよね!すごいですね!


立ち話から生まれた「定期利用サービス」

石川:
さて、6/20に正式リリースした「定期利用サービス」について聞かせてください。

石川:
革新的なサービスだと自負しているのですが(笑)、どのように着想されたのですか?

杉村:
定期利用サービスの発想のスタートは、金谷です。
金谷から私にバトンタッチを受けた後、開発の塩尻から「ユーザーのニーズを拾いたい」というアイデアが出て、同時期に金谷と話しているときに「リクエストを取ったら良いのでは」というアイデアがあり、その二つを組み合わせたらうまく行くのではないか、と気づきました。
どちらも立ち話で話していた時に思い浮かんだので、対面でのコミュニケーションは大事ですね(笑)

石川:
ちょっとした会話から生まれるアイデアありますよね!
予定通り6月20日に無事正式リリースしましたが、良かったことと課題をそれぞれ教えてください。

杉村:
良かったことは、当初の予定より遅れはありましたが、サービスとしてちゃんとリリースできたことです。リリースできないこともあり得ますから。

課題は、進め方ですね。
新しいサービスを作るのが2014年のakippaリリース以来初めてのことで、その後に入社した人が多いため新しいサービスを作った経験がある人が私を含め少なかったんです。
途中から前職でサービス立ち上げ経験のあった経営企画の井上にプロジェクトマネージャーになってもらい、そこからは各マネージャーも皆自発的に考えて動けるようになり、一気に進みました。

石川:
手応えはいかがですか?

杉村:
リクエスト獲得は順調ですね!

石川:
今後の目標を教えてください。

杉村:
まずはサービスとして軌道に乗せて、次の一手を考えられるようにしていきたいです。
定期利用サービスに限らず、ユーザーやオーナーのニーズに応えるサービスの提供をしたいですね。

杉村の壮大な夢

石川:
話は変わるのですが、杉村さんの夢って何ですか?

杉村:
夢かぁ〜
魂の存在が何かを真剣に考えたい。

石川:
え?いま何ておっしゃいました??

杉村:
「魂の存在が何かを真剣に考えたい」
人間という存在が何なのかということを電車の中とかでずっと考えているんですよ。
三次元で捉えると人間はマシンで、DNAという信号に従って動いているんです。自我があるのはそのマシンが「自分という存在がある」と勘違いしているからなんです。

魂は五次元に存在していると言われることが多いのですが、次元は上ることはできても下ることはできないので、今の空間には魂が絶対に存在を確認できない。そう考えた時に出した結論が三次元だけを前提に考えると「人間はマシンだ」ということなんです。

石川:
想像を超えた回答が返ってきて驚いていますが、、、(笑)
いつか答え出たら教えてください!

杉村:
世界のどこでも魂に関する逸話があるから、何かしら存在があると思ってるんですよね。宇宙人が五次元にいて三次元から見えないみたいな感じで。
何か解明のきっかけはあると思うんだけどな〜

あ、あと、家族が幸せだったらそれでいいです。それ以外はなんでもいい!
妻がやりたいということを何でもやらせてあげたいです。これを妻に言ったらつまらないと言われましたが。

石川:
かっこいいですね!!
いろいろなお話ありがとうございました!

「杉村さん、ホワイトボードよく使いますよね」と雑談をしていたら、
おもむろに怪獣を書いてくれました。

最後まで読んでくださりありがとうございました!


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